住宅(戸建て・マンション)の業界研究


住宅は社会的な資産であり、環境にも影響を与えるものです。住宅業界は時代とともに変化する住宅ニーズに対応していくことが常に求められます。

住宅会社の転職・就職で押さえておきたい業界の動向、売上高ランキング、採用市場をご紹介します。

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住宅業界の最新動向(2020年)

住宅業界

住宅業界は大手住宅メーカーから工務店、中小住宅会社、大工、専門工事業者が存在しています。住宅メーカーは大手10社でもシェアは3割程度で、工務店や中小住宅会社の活躍が目立ちます。住宅メーカーには戸建て住宅に強い会社と集合住宅に強い会社があります。

住宅の構造

  • 木造:軸組、パネル、2×4
  • 鉄骨:軸組、ユニット
  • 鉄筋コンクリート

戸建て住宅

戸建て住宅には注文住宅や分譲住宅があります。新設住宅着工数が減少するなか、非住宅分野や海外事業の強化、ゼネコンとの提携を進める動きがみられます。

大和ハウス工業

戸建てからマンション、賃貸、商業・事業施設を展開。事業の多角化で売り上げを伸ばしています。

  • 従業員数:44,947人
  • 平均年齢:39歳

積水ハウス

注文住宅最大手。大規模都市開発や海外事業にも力を入れています。

  • 従業員数:24,775人
  • 平均年齢:42歳

飯田グループホールディングス

分譲最大手(パワービルダー)。戸建てからマンション分譲、注文住宅まで幅広く展開しています。

  • 従業員数:8,561人
  • 平均年齢:42歳

住友林業

木造在来住宅最大手。海外事業で先行し、住宅販売戸数は国内を海外が上回っています。

  • 従業員数:18,175人
  • 平均年齢:42歳

旭化成ホームズ

「へーベルハウス」ブランド。都市部の3階建てに強みがあります。

  • 従業員数:7,198人

積水化学工業

「セキスイハイム」ブランド。スマートハウスを積極展開しています。

  • 従業員数:26,486人
  • 平均年齢:42歳

住宅メーカー・工務店

  • 一条工務店
  • トヨタホーム
  • パナソニックホームズ
  • 三井ホーム

中堅

  • オープンハウス
  • タマホーム
  • ヒノキヤグループ
  • ヤマダホームズ
  • 日本ハウスホールディングス
  • アキュラホーム
  • フジ住宅

マンション

マンション事業には新築の開発・販売、中古の売買仲介、管理、改修などがあります。マンション価格は高騰し、下落する気配はありません。それでも新築、中古ともに売れ行きは好調です。

住友不動産

総合デベロッパー。発売戸数首位を継続しています。

  • 従業員数:13,238人
  • 平均年齢:43歳

プレサンスコーポレーション

関西地盤。投資用中心からファミリー向けやタワーマンションなど事業領域を拡大しています。

  • 従業員数:612人
  • 平均年齢:30歳

野村不動産

「プラウド」ブランド。郊外ファミリー向けは「オハナ」を展開しています。

  • 従業員数:1,976人

三井不動産レジデンシャル

「パークホームズ」ブランド。

  • 従業員数:1,844人

三菱地所レジデンス

「ザ・パークハウス」ブランド。

  • 従業員数:1,068人

穴吹興産

「アルファ」ブランド。

  • 従業員数:1,361人
  • 平均年齢:32歳

マンション専業

  • 日本エスリード
  • タカラレーベル
  • 大京
  • コスモスイニシア

異業種系

  • 大和ハウス工業
  • 日鉄興和不動産
  • 積水ハウス
  • 阪急阪神不動産
  • 近鉄不動産

住宅業界の売上高ランキング

住宅(戸建て)業

順位企業名売上高(百万円)
1大和ハウス工業4,143,505
2積水ハウス2,160,316
3住友林業1,308,893
4積水化学工業1,142,713
5旭化成ホームズ403,682
6ミサワホーム399,347
7一条工務店383,774
8一建設335,213
9アーネストワン284,241
10オープンハウス・ディベロップメント281,479
11パナソニックホームズ257,496
12飯田産業203,127
13タマホーム186,874
14三井ホーム166,398
15東栄住宅154,585
16タクトホーム152,810
17フジ住宅115,710
18ヒノキヤグループ110,259
19アイディホーム96,737
20ホーク・ワン65,327

住宅(マンション)業

順位企業名売上高(百万円)
1住友不動産1,013,229
2野村不動産486,108
3三井不動産レジデンシャル319,403
4三菱地所レジデンス302,180
5東京建物273,302
6東急不動産264,905
7プレサンスコーポレーション160,580
8タカラレーベン132,005
9日鉄興和不動産127,700
10近鉄不動産123,290
11阪急阪神不動産114,708
12コスモスイニシア104,606
13穴吹興産90,284
14フージャースホールディングス89,882
15新日本建設88,633
16高松建設66,964
17大京66,279
18日本エスリード57,195
19東レ建設53,099
20明和地所49,971

(帝国データバンク『業界動向2020-Ⅰ』より)

住宅業界の採用市場

住宅業界の求人・転職

新築だけでなく、リノベーション物件の人気が高まり、住宅内装・リフォーム・インテリアなど技術者が不足しています。営業系の求人は未経験・第二新卒の採用にも積極的な企業が増えています。

不動産取引業の給与

区分20~24歳25~29歳40.1歳(平均)
所定内労働時間168時間168時間166時間
残業13時間16時間10時間
月収254,900円290,500円371,900円
年間賞与等335,800円811,500円1,237,900円
年収3,394,600円4,297,500円5,700,700円

(厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」より)

住宅業界の資格

住宅業界には資格がないとできない業務もあります。資格を取得していることで住宅業界で必要とされる知識や技能を証明することができます。

建築士

建築士の資格には一級、二級、木造という区分があります。一般的な住宅はどの区分であっても設計することができます。求人ニーズは高い水準が続いています。

宅地建物取引士

不動産取引を行うために必要な資格です。不動産業界だけでなく関連する業界での評価も高い資格です。

ビジネスパーソンの定番資格「宅建士・宅地建物取引士」
宅地建物取引士(宅建士)はビジネスパーソンの定番資格として20代にも人気です。宅地建物取引士の資格について、試験内容、勉強法(おすすめテキスト・通信講座)をご紹介します。

インテリアコーディネーター

住空間をトータルコーディネートする資格です。資格を取得することで業務の幅を広げることができます。

センスを活かせる「インテリアコーディネーター」
インテリアコーディネーターは、センスを活かして仕事ができる住まいの専門家です。インテリアコーディネーターの資格について、試験内容と勉強法(おすすめテキスト・通信講座)をご紹介します。

ファイナンシャルプランナー

営業職での取得が増えている資格です。金融商品、保険・年金、ローン、不動産、税金などの知識を業務に活用できます。

お金の専門家資格「FP・ファイナンシャルプランナー」
ファイナンシャルプランナーには、複数の資格(FP技能士・AFP・CFP)があります。FP資格の試験内容と勉強法(テキスト・問題集・講座)をご紹介します。

転職のためのスキルアップ


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利用者の声

一番役に立ったのはもちろん、充実した講義動画です。ただ参考書を読むのではなく、動画という形式で学習することでよりわかりやすく理解できましたし、何回も繰り返し観ることで、視覚・聴覚においても記憶が定着できました。

まとめ

新設住宅着工数は減少していますが、住宅寿命は長くなり、リフォーム需要は拡大していくことが考えられます。各社は中古ビジネスにも力を入れています。

住宅・内装業界で有利なおすすめ資格
住宅・内装業界の転職市場は活発です。未経験者、第二新卒にもチャンスが多い状況ですので、資格があればさらに有利に転職活動を進めることができます。住宅・内装関連のおすすめ資格をご紹介します。
マンション業界で有利なおすすめ資格
マンションは住宅のなかでも重要な位置を占めています。マンション管理会社やマンション分譲会社、不動産会社などマンション業界で役立つ資格をご紹介します。
転職・就職に役立つ業界天気図一覧(2021年)
採用市場と密接に関わる企業の業績。業界の動向は転職活動を進めるうえで、重要な情報のひとつです。2021年度の主要業界天気図を一覧にしました。

 

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