キーワード解説
スカウトサービス
スカウトサービスとは、企業から直接オファーを受け取ることができるサービスのことです。
求人・転職サイトなどでは、登録者のデータベースから求人企業が求める人材に対して、応募を促すスカウトメールを送信するサービスを提供しています。
求人・転職サイトでは基本的に自分で求人情報を検索して、直接応募しますが、スカウトメールの機能がある求人・転職サイトでは、求人企業が登録された転職希望者の職務経歴などの情報を見て、自社への応募を促すメールを送ることができます。
このようなスカウトサービスでは、登録者は自分で求人を探すこともできますし、企業からのオファーを待つこともできます。
スカウトメールのオファーから仕事を探したい人は、スカウトサービスがある求人・転職サイトなどに登録して、登録した職務経歴、学歴、年齢などのプロフィール情報と職種、勤務地、年収などの希望条件、保有資格などを見た求人企業からスカウトメールを受け取ることができます。
求人・転職サイトなどのスカウトサービスを利用する場合、プロフィールや希望条件などを登録する必要があります。
スカウトメールは登録された情報をもとにして送信されますので、経験者に有利といえますが、経験が浅い若手を対象としたスカウトサービスも増えています。
学生向けのインターンにもスカウトサービスが活用されています。
登録する情報
スカウトを待つ場合であっても、希望する職種や業界に向けた職務内容や自己PRを意識して記載します。
幅広く可能性を探りたい場合には、特定の職種や業界向けではなく、自分の強みが職務内容や自己PRから伝わるように記載します。
- プロフィール
- 職務経歴
- 自己PR
- 資格・スキル
- 希望条件 など
直接オファー
AIが登録者の希望や適性にマッチする企業を紹介するなど、採用ツールとしてAIを導入する企業もあり、各社はマッチングの精度を上げる工夫をしています。
登録者が企業を探して応募するだけでなく、企業から直接オファーが来るチャンスもあれば、自分だけでは見つけることが難しい企業や仕事に出会う可能性が広がります。
スカウトサービスのメリット
仕事を探している人が、自分で求人を探すことなく、求人・転職サイトなどスカウト機能のあるサービスに登録するだけで、どのような企業が自分に関心を持っているのかを知ることができます。
在職中に多くの求人情報のなかから、自分に合った求人を自ら検討するとなると、時間も手間もかかりますが、スカウトサービスを利用すると、効率的に条件に合った求人を見つけることができます。
また積極的に転職を考えていない場合であっても、いいオファーがあれば転職を考えるという使い方もできます。
いろいろな企業の求人情報を入手して、キャリアアップ転職に備えることが可能になります。
スカウトメールが届いた求人企業への応募は、一般的に選考通過率が高くなると考えられますので、今後のキャリアの可能性やチャンスを広げることにつながるといえるでしょう。
スカウトサービスのデメリット
スカウトメールの機能では、登録者の職務経歴などからターゲットを選び出し、オファーメールを送信しています。
キャリアチェンジを希望しているような場合、前職の経験やスキルでは希望する求人企業がスカウトメールを送る候補にならない可能性があります。
逆に希望していない求人企業から多くのスカウトメールが届くという可能性もあります。
前職の経験やスキルが転職を希望する業界や職種に直結しないケースでは、即戦力の経験者を期待しているような求人企業からはスカウトされることが難しいと考えられます。
一方で、人材不足などが課題となっている業界や職種であれば、未経験でも若手を育成したいと考えているような求人企業からスカウトされる可能性があります。
スカウトサービスは、これまでのキャリアとこれから希望するキャリアとの方向性や自分のスキルなどを考慮して活用するのがよいでしょう。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・一般社団法人日本人材紹介事業協会