不動産業界・開発事業で有利なおすすめ資格

街づくりは時代によって変わります。不動産の有効活用や再開発など、事業を計画し、進めていくためには専門的な知識が必要になります。生活者の多様化や高齢化などに伴い専門家のニーズが高まっています。

不動産業界・開発事業で役立つ資格をご紹介します。

不動産・開発事業関連の資格

宅地建物取引士

宅地建物取引士は土地や建物の取引を行うために必要な国家資格です。不動産取引において、物件の法的な説明をして、説明書面と契約書面にサインするのは、宅地建物取引士のみに認められた業務です。宅建は不動産業界はもちろん一般ビジネスパーソンにとっても、基本的な法律知識が身につく資格として人気です。

受験資格

制限なし

試験内容

  1. 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること
  2. 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法定に関すること
  3. 土地及び建物についての法令上の制限に関すること
  4. 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること
  5. 宅地及び建物の需要に関する法令及び実務に関すること
  6. 宅地及び建物の価格の評定に関すること
  7. 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること

合格率

15~17%程度

問い合わせ先

一般財団法人 不動産適正取引推進機構

転職・就職情報

不動産業界であれば、必携の資格。営業職の求人でも「有資格者優遇」が大半です。不動産業界の転職・就職では、持っていて当然という位置づけだといえます。建設会社、ハウスメーカー、マンション管理会社、銀行や保険会社などでも評価されます。

宅地建物取引士のテキスト

不動産コンサルティング技能試験・登録制度

不動産コンサルティング技能試験は不動産の有効活用、事業計画、土地利用などについて不動産コンサルティングを行うために必要な知識及び能力を証明する試験です。民間資格ですが、国土交通大臣認定資格です。不動産業務の複雑化に伴い注目が高まっています。

受験資格

  • 宅地建物取引士資格登録者
  • 不動産鑑定士
  • 一級建築士

※試験合格後の技能登録には、その業務に関する5年以上の実務経験など条件があります。

試験内容

  • 択一式試験:事業、経済、金融、税制、建築、法律
  • 記述式試験:【必修】実務、事業、経済【選択】金融、税制、建築、法律から1科目

合格率(2017年度)

43.3%

問い合わせ先

公益財団法人 不動産流通推進センター

転職・就職情報

不動産コンサルタントに必要な知識や経験を証明できますので、不動産仲介業などの転職で有利です。

不動産コンサルティング技能試験の過去問

再開発プランナー

再開発プランナーは都市再開発事業の企画、調整等に関する知識と技術を認定する民間資格です。再開発プランナーになるには、再開発プランナー試験に合格したうえで、実務経験審査に合格して登録を行う必要があります。

受験資格

満20歳以上

試験内容

  • 学科試験:四肢択一式
  • 実技試験:記述式

合格率

30%程度

問い合わせ先

一般社団法人 再開発コーディネーター協会

転職・就職情報

唯一の再開発専門技術者の資格制度として、業界での認知度が高く、若い世代中心に人気の資格です。デベロッパーなどの就職・転職に有利です。

土地区画整理士技術検定

土地区画整理士技術検定は土地区画整理事業の専門的知識を証明する国家試験です。都市開発や環境整備への社会的ニーズの高まりとともに注目を集めています。

受験資格

  • 大学卒業後、実務経験が3年(指定学科卒は1年)以上
  • 短期大学・高等専門学校卒業後、実務経験が4年(指定学科卒は2年)以上
  • 高等学校卒業後、実務経験が5年(指定学科卒は3年)以上
  • 不動産鑑定士・不動産鑑定士補で、実務経験が2年(大学の指定学科卒は1年)以上
  • 実務経験が8年以上

試験内容

  • 学科試験:土地区画整理事業総論、換地計画、土地評価、法規
  • 実地試験:換地計画

合格率

非公開

問い合わせ先

一般財団法人 全国建設研修センター

転職・就職情報

土地区画整理事業や建設コンサルタント会社、関連業界におけるキャリアアップや転職に有効です。

商業施設士

商業施設士は商業施設の運営管理システムや店舗の構成・デザインなどを総合的に計画し、監理まで行う専門家としての知識や技術を認定する民間資格です。商業施設はニーズの多様化や高齢化に伴い、新しい時代に対応することが必要になっていますので、大きな役割が期待される資格です。

受験資格

満20歳以上

  • 大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(専門課程)を卒業後、実務経験が2年(商業施設関連課程卒は1年)以上
  • 高等学校を卒業後、実務経験が3年(商業施設関連課程卒は2年)以上
  • 一級・二級・木造建築士、インテリアプランナー、再開発プランナー、中小企業診断士、一級販売士、インテリアコーディネーター、商業施設士補
  • 5年以上の実務経験

試験内容

  • 学科試験:共通問題、選択問題(生活と商業、企画と計画、施設と設計、監理と施工)
  • 構想表現(実技):図案表現、文章表現のどちらかを選択

合格率

非公開

問い合わせ先

公益社団法人 商業施設技術団体連合会

転職・就職情報

設計事務所や店舗デザイン会社などの転職・就職で有効です。

商業施設士の過去問

認定機関である商業施設技術団体連合会のホームページ上で過去問題が公開されています。

まとめ

インフラ整備や街の再開発、大規模商業施設など都市開発・環境整備事業への社会的ニーズの高まりとともに、関連する資格の人気も高まっています。転職・就職、キャリアアップのためにも資格取得は有効です。

転職・就職に役立つ資格一覧
20代・第二新卒の転職・就職に有利なおすすめ資格の種別・難易度(合格率)・受験資格を一覧でご紹介します。
不動産(開発・仲介・管理)の業界研究
不動産業界は国民総生産の大きな比率を占める重要な産業です。不動産会社の転職・就職で押さえておきたい業界の動向、売上ランキング、採用市場をご紹介します。
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