医療法人・病院業界の売上ランキング(2021年)


病院は高度医療を担う大学病院から療養病床までさまざまな形態があり、地域医療の重要な役割を果たしています。

医療法人・病院業界の売上高、純利益、営業利益率(決算期21/3)ランキングの上位20位までと医療職の採用市場をご紹介します。

医療法人・病院業界の業績

医療業の売上高ランキング

順位商号年商(百万円)
1日本赤十字社1,013,787
2独立行政法人国立病院機構657,596
3社会福祉法人恩賜財団済生会372,535
4独立行政法人地域医療機能推進機構254,974
5独立行政法人労働者健康安全機構124,895
6医療法人徳洲会124,587
7医療法人沖縄徳洲会122,600
8公益(社)地域医療振興協会116,103
9愛知県厚生農業協同組合連合会99,281
10(株)エスアールエル98,590
11社会福祉法人聖隷福祉事業団92,309
12(株)ビー・エム・エル89,500
13長野県厚生農業協同組合連合会89,000
14学校法人自治医科大学86,924
15新潟県厚生農業協同組合連合会84,725
16医療法人社団明芳会84,627
16医療法人社団明理会83,500
18(株)LSIメディエンス76,000
19北海道厚生農業協同組合連合会65,790
20医療法人社団愛友会65,790

医療業の純利益ランキング

順位商号純利益(千円)
1日本赤十字社138,878,000
2社会福祉法人恩賜財団済生会41,451,000
3独立行政法人労働者健康安全機構31,696,000
4医療法人徳洲会25,456,000
5独立行政法人地域医療機能推進機構20,076,000
6医療法人沖縄徳洲会20,000,000
7公益(財)東京都保険医療公社16,723,142
8社会医療法人杏嶺会14,335,381
9(株)ビー・エム・エル10,562,000
10独立行政法人国立病院機構9,592,000
11公益(社)地域医療振興協会9,500,245
12(株)エスアールエル6,022,000
13愛知県厚生農業協同組合連合会5,689,000
14一般(社)巨樹の会5,516,000
15北海道厚生農業協同組合連合会5,395,714
16一般(財)太田綜合病院4,000,118
17医療法人社団冠心会3,756,078
18長野県厚生農業協同組合連合会3,359,510
19社会医療法人厚生会2,925,946
20(株)新日本科学2,858,000

医療業の営業利益率ランキング

順位商号営業利益率
1医療法人創喜会28.3
2医療法人吉祥会25.2
3(株)新日本科学PPD24.0
4医療法人彌生会22.5
5セルソース(株)22.4
6WDBココ20.4
7医療法人社団ときわ会20.3
8医療法人社団長啓会19.6
9医療法人社団正和会18.3
10医療法人蓮華友愛会17.8
11医療法人博友会17.3
12医療法人正友会16.8
13(株)クリニカルサポート16.3
14医療法人樟風会16.1
14(株)総合医療サービスハーモニー16.1
15ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ15.8
17医療法人社団明珠会15.3
18あい・メディカルSmile(株)15.1
19医療法人住田病院15.0
20(株)新日本科学14.7

(帝国データバンク『全国企業あれこれランキング2022』より)

病院の種類

病院を運営しているのは、大きく公的病院と個人の医師や医療法人が経営する民間病院に分けられます。

国公立・公的病院・民間病院

  • 国公立
    ・国公立大学病院
    ・国立病院機構
    ・労災病院
    ・地域医療機能推進機構
  • 自治体病院
    ・都道府県立病院
    ・市町村立病院
    ・地方独立行政法人
  • 公的病院
    ・赤十字病院
    ・済生会病院
    ・JA厚生連病院
  • 社会保険関連病院
  • 民間病院
    ・医療法人
    ・私立学校法人
    ・社会福祉法人

医療法人グループ

  • 徳洲会グループ
  • 板橋中央医科グループ(IMS)
  • 戸田中央医科グループ
  • 上尾中央医科グループ
  • 葵会グループ
  • カマチグループ
  • 平成医療福祉グループ
  • 大坪グループ など

医療職の採用市場

医療職の求人・転職

医療職の有効求人倍率は他の職種に比較して高水準を維持しています。

特に医療技術者が求められています。

医師不足も継続しています。

医師の働き方改革の検討が進められ、過酷な労働環境の改善が求められています。

医療職の求人倍率

職業新規求人倍率有効求人倍率
医師・薬剤師等3.001.89
保健師・助産師等3.142.11
医療技術者4.372.96
その他の保健医療の職業2.891.52
保健医療サービスの職業3.341.59
職業計2.011.06

(厚生労働省「令和3年10月分一般職業紹介状況」より)

医療職等の平均給与

職種所定内労働時間残業月収
医師164時間14時間1,102,300円
歯科医師168時間3時間594,800円
獣医師167時間20時間457,900円
薬剤師162時間8時間394,200円
保健師160時間10時間324,200円
助産師159時間8時間384,800円
看護師159時間6時間338,400円
准看護師160時間3時間288,000円
看護助手159時間3時間222,300円
診療放射線技師163時間8時間372,900円
臨床検査技師165時間9時間327,200円
理学作業療法士163時間4時間290,600円
歯科衛生士169時間6時間255,900円
歯科技工士168時間4時間288,300円
栄養士166時間5時間255,400円

(厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」より)

医師の転職動向

医療行為全般を行うことができるのは、医師だけです。

全体的に医師不足で、地域によっては、深刻な状況になっています。

医師の求人には常勤・非常勤・スポットなど、さまざまなニーズがあり、高い水準を継続しています。

看護師の転職動向

看護師の転職市場は非常に活発です。

看護師の仕事は専門化が進み、多くの場合、専門分野でキャリアを積んでいきます。

一般的な事務職等に比べると給与は高く、手当などがつけば、収入はさらに増えます。

看護師の求人ニーズは高く、今後も続くことが見込まれます。

リハビリ職の転職動向

理学療法士作業療法士、言語聴覚士などリハビリの専門職は、医療業界だけでなく、介護業界からのニーズも高まっています。

リハビリ職の求人は訪問介護やスポーツ関連など今後も需要が増えることが見込まれ、職場の幅が広がっています。

薬剤師の転職動向

薬剤師の勤務先は病院などの医療機関や調剤薬局製薬会社などで働き方は多様化しています。

よりよいキャリアを求めて転職市場は活発です。

キャリアごとの転職支援

医療系の職種は専門化、細分化しているため、転職では専門の人材紹介会社転職エージェント)のサービスを利用することが一般的になっています。

まとめ

医療職の転職市場は非常に活発です。

医療と介護の連携が進み、活躍の場は拡大していますので、多様な働き方ができるようになっています。

キャリアの可能性を広げるためには、早くから医療職としてのキャリアデザインの検討を進めておくことが大切です。

医療・病院の業界研究
医療従事者は増加傾向ですが、需要は高水準を維持しています。病院の転職・就職で押さえておきたい基礎知識、業界の動向、採用市場をご紹介します。