転職市場では即戦力を求める中途採用だけでなく、やる気や将来性を重視する未経験者歓迎など第二新卒の採用も増加しています。
第二新卒や経験が浅い人の転職においては、営業職の求人が多く、採用されやすいと考えがちです。
確かにそういった面はありますが、営業以外の職種に転職したいという人も多いのではないでしょうか。
転職成功率が高いプログラミングスクール
20代の転職では、採用されやすいというだけではなく、自分の適性やスキルを最大限に活かしたキャリアを選択することが大切です。
営業以外の転職を希望する人にとって、IT業界は未経験からの転職も活発ですので、チャレンジする価値があるといえます。
ただし未経験歓迎の求人であっても、基本的なことは知っておいてほしいのが企業の本音です。
未経験からの転職成功率が高いプログラミングスクールをご紹介します。
プログラミングスクールおすすめランキング
プログラミングスクールを受講する流れ(例)
転職支援付のプログラミングスクールを受講するには、まず申込みをして面談や説明会に参加する必要があります。
①Web登録
Webサイトのフォームから登録・申込みをします。
登録後、スクールから連絡があり、面談や説明会の日程調整を行います。
②説明会・面談
カリキュラムや転職支援などプログラマーやITエンジニアとして内定するまでの流れが説明されます。
疑問点や不明点はここで解消しましょう。
③研修・カリキュラム
1ヵ月~数ヵ月程度のカリキュラムがスタートします。
未経験者を対象としているので、理解度に合わせて丁寧に指導してくれます。
実践に近い経験を積むことで、スムーズに未経験からの転職が実現できます。
④キャリアサポート
カリキュラムの受講を修了すると、得意分野にあった転職先を探すことができます。
提携先などの優良企業への紹介や企業説明会に参加できます。
⑤内定・入社
プログラマー・ITエンジニアとして転職が決まれば、カリキュラムは終了です。
高い正社員就業率、高い内定率、高い定着率の実績があります。
プログラミングスキルを活かした転職
プログラミング言語
プログラミング言語にはさまざまな種類があります。
活用度が高く、活躍の場が広い言語の習得をおすすめします。
C/C++
C言語は歴史が古く、多くのプログラミング言語はC言語を元に開発されています。
C++はC言語から生まれた言語です。
Java
Javaは業務システムからアプリケーション開発まで幅広く利用されているプログラミング言語です。
まずC言語とJavaを習得させるというIT企業もあります。
Python
Pythonはシステム開発で利用されることが多いプログラミング言語です。
AI(人工知能)やビッグデータの活用が進み、人気が高まっています。
C#
C#はC++とJavaをベースにしてマイクロソフトが開発したプログラミング言語です。
幅広い開発に利用されています。
JavaScript
JavaScriptはWebサイトの構築に利用されるプログラミング言語です。
動的なサイトを開発するために重要な言語です。
PHP
PHPもJavaScriptのようにWebサイトの構築に利用されるプログラミング言語です。
初心者にも学びやすい言語です。
Ruby
日本人が開発したプログラミング言語です。
WebアプリケーションやWebベースのシステム開発で利用されます。
SQL
SQLはデータベースを操作するためのプログラミング言語です。
多くのシステムがデータベースを利用しているので、重要度の高い言語です。
Kotlin
Androidの公式開発言語です。
Androidのアプリケーション開発で利用されています。
初心者でも学びやすい言語です。
HTML/CSS
HTMLはWebサイトで文字や表、画像などを配置し、CSSはページの見た目を整えるWebサイト作成に必要な言語です。
活かせるプログラミングスキル
開発の目的によりそれぞれの特徴を活かせるプログラミング言語が使われます。
目的や方向性に合わせて習得することが大切です。
必要とされるスキル
- Web開発:PHP、JavaScriptなど
- アプリ開発:Java、Kotlinなど
- システム開発:Java、C#、Pythonなど
- Webサイト作成:HTML/CSS
プログラマー
プログラマーは、コンピューターのプログラムを作成する技術者全般を指す職種です。
職務の内容
「プログラム言語」を使い、コンピューターが処理する情報処理の手順の指令「プログラム」を組みます。
仕様書や設計書に従い、アプリケーション開発、Web開発、システム開発などを行います。
学歴・経歴・資格
専攻は理系・文系不問。情報処理系の専門学校、高校の工業、商業、情報処理科など。
情報技術全般に関する基本的な用語・内容を理解していること人を対象とした「基本情報技術者試験」(情報処理技術者試験区分のひとつ)があります。
求められる力
物事を論理的に考える習慣と、手順を1つ1つ正確に組み立てていく力、忍耐力が要求されます。
システムエンジニア
システムエンジニア(SE)は、コンピューターシステムやアプリケーションの企画から導入、運用などの業務を行うエンジニアの職種です。
職務の内容
コンピューターシステムやアプリケーションの要件定義をして、設計、導入を行います。
システムエンジニアはプロジェクトの管理業務が中心となり、業務のある企業へ出向き、業務を遂行することが多くなります。
学歴・経歴・資格
専攻は理系・文系不問。情報処理系の専門学校など。
専門分野の知識や経験を積めば、「応用情報技術者試験」(情報処理技術者試験区分のひとつ)などレベルアップ試験にチャレンジできます。
求められる力
知識や問題発見・解決力、開発チームをマネジメントする力。
経験が必要なので、実務を通して習得していきます。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの構築から運用保守などの業務を行うエンジニアの職種です。
職務の内容
ネットワーク通信システムの設計や構築を行います。
必要に応じてシステムの運用や保守業務を行うこともあります。
Webなど各種サーバ管理やセキュリティ保護を行うのは社内の情報を扱う重要なポジションとなります。
学歴・経歴・資格
専攻は理系・文系不問。情報処理系の専門学校など。
ネットワーク管理を行う部門に配属され、実務を通じて経験を積んでいきます。
ネットワークエンジニア向けには、CCNAなどのシスコ技術者認定資格があります。
求められる力
要望どおりのシステムを構築する必要があるため、技術力だけでなくコミュニケーション力が重要視されます。


まとめ
慢性的な人材不足のIT業界。
今後、さらにIT人材の不足が深刻になると予想されています。
未経験のままチャレンジできる求人もありますが、適性が問われる職種でもありますので、いきなり転職するよりも、適性を見極めるために一定のスキルを身につけることをおすすめします。
基本的なスキルを身につけていると、転職先の選択肢が広がりますし、転職サポートを受けることで、ブラック企業を排除した優良企業へ転職できる可能性が高くなります。
