人材市場価値とは

キーワード解説

人材市場価値とは

人材市場価値とは、経歴、職務経験、スキル、適性などから、現在の労働(人材)市場での年収相場を示したもののことです。

企業と求職者の求人・求職の関係を調整する労働市場は、抽象的な概念で、多義的に使われています。

労働市場には、企業の外に展開する外部労働市場と企業の内に展開する内部労働市場があり、企業の労働力はこの市場を通じて調達されます。

一般的な意味での労働市場は、外部労働市場のことを指しています。

内部労働市場は、企業内で行われる配置転換や昇進・昇格など組織内部における労働市場のことで、外部労働市場とは区別されます。

新卒の一括採用が中心だった日本の労働市場において、外部労働市場は内部労働市場と比較してそれほど活発ではありませんでした。

1990年代からは景気の後退や採用方法の変化に伴い、労働市場の環境も大きく変わりました。

外部労働市場が活発化になり、転職した場合、年収がいくらになるのか、自分の市場価値への関心が高まり、 市場価値を算定するサービスが広まっています。

労働(人材)市場

労働市場は、労働力を求める企業(求人企業)と就業を希望する人(求職者)が存在するなかで、求人企業と求職者の労働力の調整が行われる概念的なシステムといえます。

労働市場では、人材の需要と供給、求人と求職が行われ、労働力が取引されます。

一般的な市場でいう買い手が労働市場では「求人企業」で、売り手が「求職者(労働者)」ということになります。

給与の水準

労働力の価格(給与の額・賃金)は、企業の業績や労働市場の求人・求職、物価の上昇率などさまざまな要因により決定されます。

適正な給与の決定において、重要な目安となる要素があります。

  1. 消費者物価上昇率
  2. 企業の給与支払能力(企業業績)
  3. 賃金の世間相場(賃金相場、市場賃金)
  4. 労使間の交渉

世間相場

人材が不足して、労働市場が売り手市場の場合には、賃金が上昇し、景気が後退して、人材が過剰となると、賃金の上昇は鈍くなる傾向があります。

人材を獲得するという採用の場面において、同業同規模の企業では、極端に高額であったり、低すぎるということは、ほとんどないといえます。

一方で、異業種間や、中小企業、大企業、ベンチャー企業外資系企業の間における転職では、給与が大きく異なることもあり得ます。

参考:厚生労働省WEBサイト

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