家具・インテリア関係の業界研究


家具・インテリア業界は、リフォームの時代を迎える住宅市場で重要な位置を占めています。

家具・インテリア関係の転職・就職で押さえておきたい業界の動向、売上高ランキング、採用市場をご紹介します。

家具・インテリア業界の最新動向(2019年)

家具・インテリア業界の構成

インテリア業界は間口が広く、様々な業界が入り混じっています。小売ではニトリに代表される製造小売業(SPA)が躍進しています。

業界・業種

  • 家具業界
  • 床材・カーペット業界
  • 壁装材業界
  • 照明業界
  • 寝具・寝装業界
  • ウィンドウ・トリートメント業界

家具

家具の小売市場は家具店、インテリアショップ、ホームセンターが主。家具だけでなく、雑貨を充実させて、品ぞろえの拡充を続けています。

新築需要は減少傾向で、ネット通販との競争も激化しています。リフォーム需要の強化に加え、海外展開を積極的に進める動きも見られます。

ニトリ

北海道発祥の家具チェーン国内最大手。製造から小売まで手掛けるSPAの取り組みは業界初でした。人材教育に熱心で、社員一人当たりの教育研修費は上場企業でトップクラスです。

  • 店舗数:国内467店、海外56店
  • 従業員数:10,366人
  • 平均年齢:42歳

IKEA(イケア)

スウェーデン発祥の世界的な家具小売りチェーン。不況のなかでも成長を続けてきました。ネット通販に本格参入し、強化を進めています。

  • 店舗数:世界355店、日本10店

大塚家具

全国に大型店「IDC大塚家具」を展開。専門店や地方百貨店との提携店など小型店を増やす一方で、大型店は閉鎖・縮小しています。経営権争いによるイメージダウンも影響して、業績不振は続いています。

  • 店舗数:21店
  • 従業員数:1,489人
  • 平均年齢:38歳

東京インテリア家具

東日本中心に家具・インテリア用品の販売を展開。

  • 店舗数:42店
  • 従業員数:1,926人
  • 平均年齢:30代前半

島忠

家具・インテリア雑貨、ホームセンターを展開しています。

  • 店舗数:59店
  • 従業員数:1,554人
  • 平均年齢:35歳

家具・生活雑貨

雑貨業界は品揃えの拡充を続け、訪日外国人観光客の取り込みを図っています。

良品計画

「無印良品」を世界で展開しています。

  • 店舗数:国内419店、海外457店
  • 従業員数:8,128人
  • 平均年齢:36歳

ロフト

地方都市に小型店の出店を積極的に進めています。

  • 店舗数:110店
  • 従業員数:4,501人

東急ハンズ

生活雑貨を扱う都市型ホームセンターです。

  • 店舗数:71店
  • 従業員数:2,815人

生活雑貨主体

  • サザビーリーグ:「アフタヌーンティー」を展開
  • スタイリングライフ・ホールディングス:輸入生活雑貨の「プラザ」を展開

インテリア総合

インテリア業界は、老舗六大企業を中心に競争を繰り広げ、業界を活性化してきました。新築住宅着工件数が減少するなか、リフォーム需要の取り込みや海外展開が成長のカギとなりそうです。

サンゲツ

壁紙業界から展開。壁紙見本帳を大量に製作して迅速に配布するという伝統は現在も受け継がれています。

東リ

リノリウム専業メーカーとしてスタート。商品の多角化に取り組んできました。メーカー志向が強く、技術力の高さが認知されています。

住江織物

絨毯からはじまり、車両の座席シートや壁布、カーテンなども展開。あくまでも主体は絨毯・カーペットです。

川島織物セルコン

創業は古く、国の重要施設などにテキスタイル類を納入してきました。2010年に財務強化のためLIXILの完全子会社になりました。

リリカラ

襖紙や表装紙から壁紙事業に参入。豊田通商との資本業務提携、住友3Mとオフィス用壁装材の代理店契約締結など企業との取引に注力しています。

シンコールグループ

中小規模のメンバー企業がインテリア販工店に直販するフランチャイズ制。壁紙、カーテン、カーペットの企画と仕入れの担当、仕入商品の在庫と物流の担当、家具椅子張地とクッションフロアの企画と仕入れを担当する3つの本部機能があります。

家具・インテリア業界の売上高ランキング

家具小売業

順位 企業名 売上高(百万円)
1 ニトリ 544,850
2 島忠 141,167
3 イケア・ジャパン 74,059
4 東京インテリア家具 48,769
5 大塚家具 41,079
6 アクタス 16,952
7 アスプルンド 14,282
8 ベガコーポレーション 12,977
9 タンスのゲン 11,300
10 迫田 10,157
11 家具の大正堂 9,781
12 マナベインテリアハーツ 9,279
13 安井家具 9,100
14 村内ファニチャーアクセス 7,267
15 長谷川産業 6,500
16 服部家具センター 6,349
17 太陽家具百貨店 4,973
18 ビッグウッド 4,703
19 ぶんご 3,765

(帝国データバンク『業界動向2019-Ⅰ』より)

家具・インテリア業界の採用市場

家具・インテリア業界の求人・転職

成長する住宅リフォーム業界ではインテリアリフォームの拡大が見込まれています。インテリアに関する専門家の求人ニーズが高まり、活躍の場が広がっています。

カラーコーディネーター

色の性質や特性など色彩の専門知識を活かして、家具やインテリアを提案することができます。接客のスキルアップに役立ちます。

カラーコーディネーターと色彩検定の違い(取り方・選び方)
カラーコーディネーター検定試験と色彩検定は、どちらも色彩について専門的に学べる資格です。どちらを取得すればよいのでしょうか。それぞれの資格について、試験内容、勉強法(テキスト・講座)をご紹介します。

インテリアコーディネーター

インテリアや住宅に関する商品知識や専門的な技術を駆使して、顧客の理想の住まいをトータルでプロデュースします。インテリアリフォーム市場の拡大とともに活躍が期待されます。

インテリアコーディネーターの資格(試験内容・勉強法)
インテリアコーディネーターは、快適な住環境を提案する専門家として認められる資格です。インテリアコーディネーターの資格を取得する方法をご紹介します。

インテリアプランナー

インテリア空間の企画・設計・工事監理だけでなく、メンテナンスやコンサルティングも行えるエキスパートです。女性が多いインテリアコーディネーターより男性が多い傾向です。

転職・就職のためのスキルアップ


スマホで学べる 販売士(リテールマーケティング)講座

販売士は流通・小売分野で唯一の公的資格です。販売や接客のみならず、マーケティングや経営管理まで幅広い専門知識を習得でき、業界での評価が高い資格です。

まとめ

高齢化社会や安全性、省エネなど快適な住環境に欠かせない家具・インテリア。今後はリフォームの取り組み強化とグローバル化が求められていくことが考えられます。

転職・就職に役立つ業界天気図一覧(2020年)
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リフォーム会社の転職業界研究
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