小売業界はこれまでにないスピードで業界の再編が加速し、業界勢力図が変化しています。
競争が激化する総合小売業界の売上高・純利益・営業利益率ランキング(決算期21/3)をご紹介します。
総合小売業界の業績
各種商品小売の売上高ランキング
順位 | 企業名 | 年商(百万円) |
1 | イオンリテール | 1,967,223 |
2 | イトーヨーカ堂 | 1,080,934 |
3 | セブン-イレブン・ジャパン | 850,291 |
4 | ドン・キホーテ | 704,047 |
5 | イズミ | 634,582 |
6 | ユニー | 617,431 |
7 | オーケー | 508,975 |
8 | カインズ | 485,400 |
9 | ヨークベニマル | 469,057 |
10 | コーナン商事 | 397,622 |
11 | マルエツ | 395,457 |
12 | 平和堂 | 389,765 |
13 | ファミリーマート | 384,410 |
14 | コメリ | 371,227 |
15 | トライアルオペレーションズ | 367,087 |
16 | ローソン | 354,825 |
17 | イオン九州 | 348,184 |
18 | イオン北海道 | 338,456 |
19 | サミット | 319,409 |
20 | 生活協同組合コープさっぽろ | 316,042 |
21 | ダイエー | 310,148 |
22 | ベイシア | 305,927 |
23 | フジ | 300,290 |
24 | カスミ | 288,016 |
25 | 生活協同組合コープこうべ | 279,101 |
26 | オークワ | 275,303 |
27 | マックスバリュ西日本 | 273,496 |
28 | ダイレックス | 255,714 |
29 | ナフコ | 234,578 |
30 | ジャパネットたかた | 230,000 |
31 | イオン東北 | 217,235 |
32 | 東急ストア | 216,448 |
33 | いなげや | 213,918 |
34 | ビバホーム | 207,747 |
35 | セリア | 200,682 |
36 | イオンビッグ | 196,671 |
37 | サンエー | 195,398 |
38 | 長崎屋 | 193,562 |
39 | サンリブ | 187,822 |
40 | ヨーク | 183,703 |
41 | 三和 | 164,000 |
42 | ジュピターショップチャンネル | 161,052 |
43 | アイリスプラザ | 158,782 |
44 | 島忠 | 153,539 |
45 | イズミヤ | 144,656 |
46 | みやぎ生活協同組合 | 143,071 |
47 | ラルズ | 140,830 |
48 | JR東日本クロスステーション | 135,668 |
49 | ユニバース | 132,651 |
50 | ジョイフル本田 | 130,815 |
各種商品小売の純利益ランキング
順位 | 企業名 | 純利益(千万円) |
1 | セブン-イレブン・ジャパン | 194,479,000 |
2 | ユニー | 28,908,000 |
3 | カインズ | 23,800,000 |
4 | オーケー | 21,379,000 |
5 | コメリ | 19,464,000 |
6 | コーナン商事 | 18,160,000 |
7 | イズミ | 17,461,000 |
8 | QVCジャパン | 16,068,000 |
9 | ローソン | 15,894,000 |
10 | セリア | 14,726,000 |
11 | ジュピターショップチャンネル | 13,942,000 |
12 | ドン・キホーテ | 13,239,000 |
13 | ナフコ | 11,688,000 |
14 | ジョイフル本田 | 10,949,000 |
15 | ベイシア | 10,351,000 |
16 | サミット | 10,023,000 |
17 | 平和堂 | 9,486,000 |
18 | ダイレックス | 8,297,000 |
19 | ヨークベニマル | 7,845,000 |
20 | アイリスプラザ | 7,592,000 |
各種商品小売の営業利益率ランキング
順位 | 企業名 | 営業利益率 |
1 | まさめや | 28.5 |
2 | セブン-イレブン・ジャパン | 27.4 |
3 | ブティックス | 22.0 |
4 | 北の達人コーポレーション | 21.9 |
5 | クラシコム | 15.3 |
5 | EXJ | 15.3 |
7 | スクロール | 14.0 |
8 | 山田養蜂場 | 10.8 |
9 | セリア | 10.6 |
10 | アークランドサカモト | 10.2 |
11 | ECH | 9.8 |
12 | ライズクリエイション | 9.5 |
13 | にっしんれん事業所 | 8.9 |
14 | 万通商事 | 8.2 |
15 | タカヨシ | 8.0 |
16 | 協和物産 | 7.9 |
16 | スペースワン | 7.9 |
18 | ナフコ | 7.8 |
18 | 山陽ハイクリーナー | 7.8 |
20 | ベルーナ | 7.7 |
(帝国データバンク『全国企業あれこれランキング2022』より)
小売業界の動向
小売業界は再編統合を繰り返し、勢力図を塗り替えています。
新型コロナウイルスの影響により業界再編が加速する可能性が高まっています。
百貨店の動向
百貨店は訪日外国人観光客の需要で大都市は堅調でしたが、新型コロナで売上は急減しました。
地方・郊外店はより厳しい状況となっています。

スーパーの動向
スーパーは、異業種との競争が激しさを増しています。
リアル店舗だけでなく、ネット販売も含めた新たな競争が始まっています。

コンビニエンスストアの動向
コンビニエンスストアは、人手不足に伴う人件費の高騰などで悪化した加盟店の収益改善が急務となっています。
規模拡大から既存店強化に方針転換する動きが見られます。

ホームセンター・ディスカウントストアの動向
ホームセンター・ディスカウントストア業界は、コロナ禍による巣ごもり需要が追い風となり客数を増やしました。
大手による再編・提携の動きが活発です。

専門店の動向
ドラッグストアは高齢化社会と健康志向の高まりで成長を続けています。
調剤事業を強化し、地域のヘルスケアステーションとして医療ニーズの取り込みを進めています。
家電量販店はネット通販の台頭により、実店舗を中心とするビジネスモデルの変化を迫られています。
事業を見直し、新たな収益源を模索する動きも目立っています。


通信販売の動向
通信販売はネット通販が市場をけん引しています。
ネット通販の成長で業界の垣根を越えた競争が厳しさを増しています。

転職・就職のためのスキルアップ
小売業界では顧客のニーズが多様化し、接客技術を店舗競争力のひとつとして、強化しています。
販売士(リテールマーケティング)の資格は、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、高度で専門的な知識を持つ人材としてアピールできます。
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資格取得のメリット
- 小売業界唯一の公的資格
- ビジネスパーソンとしてのスキルアップ
- マネジメントスキルも身につく
利用者の声

市販のテキスト等は一切購入しないで、こちら1本で合格することができました。文字を書くことがあまり好きではないので(笑)スマホを見て、問題に解答していくだけで本当に楽しみにできたことが、高得点での短期合格につながったと思います。(販売士2級合格)
まとめ
小売業界では少子高齢化による市場の縮小で競争が激化し、業界の再編が加速しています。
将来の発展のために実店舗やオンラインショップの販売・流通チャネルを統合するオムニチャネルなどの経営戦略や新しい事業の育成に力を入れています。
