ドラッグストアの業界研究


ドラッグストアは市場の拡大を続けています。売上高では百貨店を上回り、小売業界での勝ち組といわれています。

ドラッグストアの転職・就職で押さえておきたい業界の動向、売上高ランキング、採用市場をご紹介します。

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ドラッグストア業界の最新動向(2020年)

ドラッグストアとは

ドラッグストアは、医薬品や化粧品、健康食品など健康や美容に関する商品を中心として、家庭用品、加工食品などをセルフサービスで提供する小売りの業態です。

かつては調剤を行わないドラッグストアが多かったのですが、調剤を併設するドラッグストアが増え、調剤強化型と食品強化型の2極化が進んでいます。

ドラッグストアの市場成長率は3年連続で5%超と好調です。各社の競争は激化し、業界の再編は続きそうです。

薬局・ドラッグストアの区分

業態調剤医薬品資格者
薬局すべての医薬品
(調剤薬、一般用医薬品)
薬剤師
店舗販売業不可一般用医薬品
(薬剤師がいない場合は第1類医薬品以外)
薬剤師または
登録販売者

※店舗販売業:薬局以外の医薬品小売

ドラッグストア大手

ドラッグストア業界は、市場を拡大し、好調を維持しています。市場競争が激化するなか、異業種との差別化に力を入れています。

ツルハホールディングス

北海道で圧倒的なシェア。M&Aなどで北海道以外にも勢力を拡大しています。

  • 店舗数:2,082店
  • 従業員数:7,934人
  • 平均年齢:44歳

ウエルシアホールディングス

イオン系。傘下のウエルシア薬局とCFSコーポレーションを2016年に統合。24時間調剤を強化しています。

  • 店舗数:1,878店
  • 従業員数:8,936人

コスモス薬品

九州地盤。関西にも積極的に出店し、勢力を東に拡大しています。食品主体です。

  • 店舗数:993店
  • 従業員数:3,789人
  • 平均年齢:30歳

サンドラッグ

関東中心。業界随一の低コストを実現しています。FC展開にも定評があります。

  • 店舗数:1,147店
  • 従業員数:4,984人
  • 平均年齢:34歳

マツモトキヨシホールディングス

都市型ドラッグストア。チェーン展開や新業態の開発で業界をリードしてきました。

  • 店舗数:1,654店
  • 従業員数:6,431人
  • 平均年齢:45歳

スギホールディングス

愛知地盤。中核の「スギ薬局」では全店舗で調剤を行うなど、調剤併設型に強みがあります。

  • 店舗数:1,212店
  • 従業員数:5,777人
  • 平均年齢:41歳

ココカラファイン

関東のセイジョー、関西のセガミなどが母体。マツモトキヨシとの経営統合が協議されています。

  • 店舗数:1,354店
  • 従業員数:6,276人
  • 平均年齢:43歳

その他のドラッグストア

  • 富士薬品グループ
  • クリエイトSDホールディングス
  • カワチ薬品
  • クスリのアオキホールディングス
  • キリン堂ホールディングス
  • トモズ など

ドラッグストアの売上高ランキング

順位企業名売上高(百万円)
1ツルハホールディングス782,447
2ウエルシアホールディングス779,148
3コスモス薬品611,137
4サンドラッグ588,069
5マツモトキヨシホールディングス575,991
6スギホールディングス488,464
7ココカラファイン400,559
8クリエイトSDホールディングス286,299
9カワチ薬品264,926
10クスリのアオキホールディングス250,885
11富士薬品170,296
12ドラッグストアモリ144,177
13キリン堂ホールディングス129,593
14中部薬品124,284
15ダイコク103,179
16Genky DrugStores94,869
17薬王堂91,717
18サツドラホールディングス84,649
19トモズ75,496
20セキ薬品72,720

(帝国データバンク『業界動向2020-Ⅰ』より)

ドラッグストアの採用市場

ドラッグストアの求人・転職

ドラッグストアの調剤薬局事業が急拡大し、薬剤師の獲得競争が激化しています。よりよい条件を求めて薬剤師などの転職市場は非常に活発です。

ドラッグストア(その他の小売業)の給与

区分20~24歳25~29歳40.3歳(平均)
所定内労働時間166時間166時間168時間
残業9時間11時間9時間
月収205,700円250,400円283,500円
年間賞与等215,000円444,800円544,300円
年収2,683,400円3,449,600円3,946,300円

(厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」より)

ドラッグストアの組織

チェーンドラッグストアの組織は本部と店舗に分かれています。本部では仕入れや販売計画、管理業務など行い、店舗では販売業務を行います。

店舗スタッフ

  • 店長:ストアマネジャー
  • マネジャー:営業と業務管理の責任者
  • スペシャリスト:薬剤師、登録販売者、管理栄養士、ビューティアドバイザー
  • 一般社員・パートタイマー

登録販売者

登録販売者は、かぜ薬などの一般用医薬品を販売するための専門資格です。薬剤師が不在でも市販薬を販売することができます。

登録販売者は、医薬品の専門家として、ドラッグストアや24時間営業を取り入れる薬局、またコンビニエンスストアでの一般用医薬品販売において欠かせない存在になっています。まだ資格保有者が少ないことから、キャリアアップにも有利です。

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ドラッグストア・薬剤師の転職支援

ドラッグストア・薬剤師の転職市場は活発です。業界の動向に精通した専門の転職支援サービスの利用をおすすめします。

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まとめ

ドラッグストアはシェア拡大のために、出店スピードを上げています。求人も多く、20代にも昇進のチャンスがあります。就職人気は、年々、高まってきています。

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