キャリアパス

キーワード解説

キャリアパスとは

キャリアパス(Career Path)とは、企業などにおける昇進、昇格のルートのことです。ある職位に就くまでに必要な経験や職務の展望を示すものです。

どのような仕事をどれくらいの期間担当し、どのようなスキルを身につけて、どのレベルに達すれば、どのポストに就けるのか、昇進の経路や順序、計画を指します。

キャリアパスは人事異動、人事評価、教育訓練、能力開発などの複数の制度と連携して実施されます。入社後のキャリアパスが明確であれば、配置や昇進、昇格と社員個々人の人生設計を結びつけて選択しやすくなります。

社員の能力を最大限に活かすために、企業には多様な昇進パターンを提供できるようにしておくことが求められます。

ジョブローテーション

ジョブローテーションは、単なる配置転換ではなく、社員の能力開発を目的として、人材育成計画に基づいた人事異動や職務変更を行うことです。

ジョブローテーションは日本企業における人材育成の手法として、広く取り入れられています。

若手社員に活用する場合には、比較的短い期間で多くの業務を経験させ、幹部候補となる人材の育成では、数年単位での実施となることがあります。グループ企業への出向という形をとることもあります。

ジョブローテーションはゼネラリストの育成に有効ですが、スペシャリストの育成は困難となる可能性があります。

また、ジョブローテーションが社員の希望するキャリアパスや専門分野と異なる場合、異動によってモチベーション・ダウンや離職につながるリスクもあります。

社内公募制度

企業側と社員側のキャリアパスの希望が異なる場合、離職を防ぐ施策として「社内公募制度」や「社内FA制度」などの制度を導入する企業も増えています。

社内公募制度は、異動や退職による欠員や新規事業の要員などを、社内から募集して、選定する制度です。社内FA制度は、社員が自らのキャリアやスキルに基づき、希望する部門などを登録する制度です。

応募には、上司の同意を必要とするものと、必要としないものがあります。同意を必要としないものの方が、制度の本来の趣旨に沿うものといえます。上司の同意を必要としない場合は、人事部門や募集部門に直接応募します。

・キャリアパスが明確になっていると、自分のキャリア形成に主体性と責任をもつことができる
・キャリアパスは自己啓発の大きな動機づけになる
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