旅行業界の就職人気は常にトップクラスです。旅行業務取扱管理者は旅行業務に関する即戦力と認められる国家資格で、旅行会社以外にも活躍の場が多く、旅行業界でのキャリアアップ、キャリアチェンジに有利です。
総合・国内旅行業務取扱管理者の通信講座
旅行業務取扱管理者は、市販の参考書などがあまり多くはありません。短期間で効率的に資格を取得するためには、試験に対応した通信講座を上手に活用することをおすすめします。
フォーサイト
フォーサイトの旅行業務取扱管理者講座では、総合旅行業務取扱管理者試験コース、国内旅行業務取扱管理者試験コースのほかに、国内旅行の資格取得者向けに、総合旅行業務取扱管理者試験コース(科目免除)が用意されています。
資格取得のための通信スクールで、国家資格を中心に難関対策を専門にしているので、合格率も高水準を実現しています。
旅行業務取扱管理者通信講座
- 受講料28,800円~
- 教育訓練給付制度対象コースあり
- フルカラーテキスト
- 講義映像
- 機能的問題集
講座の特長
- 充実した教材・カリキュラム
- 専任講師またはスタッフのフォローシステム
- 高い合格率
合格者の声

合格率の高さと価格の面で、フォーサイトは他社より優れていると感じたので、フォーサイトを受講しようと思いました。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの通信講座では、総合・国内旅行業務取扱管理者試験それぞれの受験対策講座が用意されています。
テキストと例題で重要事項を把握して、添削問題でその理解度を試し、過去問題で出題パターンに習熟していく実践的なシステムを中心としています。
各種資格取得、就職・転職などキャリアアップを目指すことができる通信講座です。
国内旅行業務取扱管理者講座
- 受講料38,700円
- 標準学習期間4ヵ月
- 添削回数6回
- 講義テキスト
- 講義DVD
講座の特長
- 国家試験合格を目指す受験対策
- 重要事項にポイントを絞った分かりやすい教材
- 添削結果に基づくフィードバック
合格者の声

おかげさまで合格いたしました。「国内旅行実務」に関しましては、私のように、 実務が苦手な方には好評だったと思います。
ユーキャン
生涯学習のユーキャンでは、旅行業務取扱管理者の総合コース、国内コース、総合・科目免除コースの講座が用意されています。
将来役立つ資格・技能から、楽しい趣味・教養まで、多彩な通信講座を提供しています。
旅行業務取扱管理者講座(国内コース)
- 受講料51,000円~
- 標準学習期間4ヵ月
- 添削回数6回
- メインテキスト
- 副教材
講座の特長
- 初心者にもわかりやすい内容
- 受講期間中の質問OK
- 受講生専用インターネットサービス
合格者の声

最初にホームページでこの講座を見つけた時は、妥当な金額かなと思いました。でも実際に受講して見たら、安いなという印象に変わりました。添削や質問できるシステムやアフターフォローもしっかりしていますし、教材も豊富にありましたから、とてもリーズナブルですね。
総合・国内旅行業務取扱管理者の国家試験
旅行業務取扱管理者試験
旅行業者または旅行業者代理業者は営業所ごとに1人以上の旅行業務取扱管理者を、10人以上の社員が勤務する営業所では2人以上の旅行業務取扱管理者を選任しなければなりません。
旅行業務取扱管理者試験には、国内旅行のみを取り扱う「国内旅行業務取扱管理者」と国内海外両方を取り扱う「総合旅行業務取扱管理者」の2種類があります。
受験資格
制限なし
試験日
- 国内:9月
- 総合:10月
試験内容
- 国内:①旅行業法及びこれに基づく命令②旅行業約款、運送約款及び宿泊約款③国内旅行実務
- 総合:①②③にプラス海外旅行実務
合格率
- 国内:30~40%程度
- 総合:20~30%程度
問い合わせ
- 国内:一般社団法人 全国旅行業協会
- 総合:一般社団法人 日本旅行業協会
旅行業務取扱管理者の業務
- 旅行計画の作成
- 料金表の掲示
- 旅行業約款の掲示及び備置き
- 取引条件の説明
- 契約書面の交付
- 適正な広告の実施
- 旅程管理のための必要な措置
- 旅行に関する苦情の処理
- 契約内容の記録及び書類の保管
- その他必要な業務
総合・国内旅行業務取扱管理者の資格取得
旅行業務取扱管理者の勉強法
旅行業務取扱管理者の資格を取得するには、独学や資格・通信講座で学ぶ方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の状況やかけられる時間、費用に合わせて選択することになります。
準備期間
講座には国内旅行業務取扱管理者で4~5ヵ月、総合旅行業務取扱管理者で8ヵ月ほどのカリキュラムが多く、取得までの準備期間として必要となります。国内資格を持っていて、総合資格を目指す場合には、6ヵ月程度の準備期間があるとよいでしょう。
旅行業務取扱管理者試験のおすすめテキスト
旅行業務取扱管理者のメリット
旅行業界は旅行会社だけでなく関連企業などへの転職やキャリアチェンジが活発です。業界で活躍するには、旅行業務取扱管理者の資格を取得しておくことが不可欠といえます。
✔キャリアアップに有利
多くの旅行会社が旅行業務取扱管理者の資格取得を推奨しており、キャリアアップには必須の資格になっています。
✔転職・キャリアチェンジに有利
旅行業界では資格を活かせる仕事やよりよい条件を求めて、3~5年で転職やキャリアチェンジする人が多くいます。旅行業界で転職するのであれば資格取得が有利です。
✔フリーランス・独立も可能
添乗業務を経験して、フリーランスで活動したり、旅行業の会社を始めることもできます。業界での経験や知識を活かすためにも重要な資格になります。
旅行業務取扱管理者の就職・転職先
一般旅行客の旅行に関する知識の高まりとともに、旅行業務取扱管理者のニーズは旅行業者以外の企業や団体にも広がっています。
旅行会社・旅行代理店
旅行会社・旅行代理店は旅行業務取扱管理者の選任が必須の職場です。有資格者を管理職やリーダーに登用するなど人事にも取り入れられています。
鉄道会社
JR東日本は自社駅で営業する「びゅうプラザ」で旅行商品の販売を行っています。国内だけでなく、海外旅行も販売しており、旅行業務取扱管理者の資格者が多数働いています。
バス会社
バス会社ではバス旅行はもちろん、宿泊施設などを組み合わせた観光バスの旅行も行っていますので、国内旅行業務取扱管理者の資格を活かせます。
航空会社
航空会社が自社の航空便を利用した募集型企画旅行には総合旅行業務取扱管理者の資格者が必要になります。実務にも役立つ資格として評価されています。
ツアーオペレーター
インターネットの申し込みが増え、相談窓口を設置する会社も増えています。旅行客の対応にも総合旅行業務取扱管理者の資格が活かされています。
他に活用できる資格
旅行業務取扱管理者の資格とあわせて持っていると、さらに活躍の場や仕事の幅が広がる資格があります。
旅程管理主任者(ツアーコンダクター・添乗員)
募集型企画旅行と受注型企画旅行の主任者として添乗業務を行う場合には、旅程管理主任者の資格が必要になります。資格には国内旅行だけ添乗可能な国内旅程管理主任者と海外旅行も可能な総合旅程管理主任者の資格があります。
インターネット旅行情報士
インターネット旅行情報士検定はインターネット上の旅行情報を効率的に運用・活用できることを判定する資格です。旅行業界でのスキルアップ資格として人気があります。

まとめ
旅行業務取扱管理者資格の有無だけで採用が決まることはありませんが、希望の就職やよりよい条件で転職するために有利であることは間違いありません。
旅行業界での資格者は増えていますので、業界でキャリアを積んでいくのであれば早めの取得をおすすめします。

□テキストやコンテンツなどの内容は?
□サポート体制の有無やその内容は?
□課題の添削や回数制限は?
□フォローシステムは?