保育士の資格を取得するには、保育士養成施設を卒業するルートと保育士試験に合格するルートがあります。
保育士養成施設を卒業しなくても、保育士試験に合格すれば、保育士資格を取得することができます。
保育士試験は1度合格した科目は3年間有効ですので、最長3年間で取得すればよく、未経験からでもチャレンジしやすい資格といえます。
保育士試験のを受けるには
保育士試験は、受験資格があれば受けることができます。
保育士養成施設を卒業していなくても、保育士の資格を取得できるので、社会人からのキャリアチェンジに多い方法です。
保育士試験に効率よく合格するためには、お手頃価格の対策講座を上手に活用することをおすすめします。
【地域限定保育士試験】
慢性的に不足している保育士を増やすために、年に2回目の試験として地域限定保育士試験が行われています。
それ以外にも一部の地域では、年に2回目の試験を行っています。
保育士資格を取得しやすい環境が整えられています。
ヒューマンアカデミーの保育士講座
保育士【完全合格】講座
スキマ時間のフル活用で合格を目指すeラーニングコースです。
- 標準学習期間:6ヵ月
- 在籍期間:12ヵ月
- 添削回数:11回
- eラーニング視聴期間:18ヵ月
- 一般教育訓練給付対象講座
講座のメリット
- 講師への質問・相談は無制限
- 添削課題で弱点克服
- 不合格時の3年間の延長サポート
- 年5回の試験対策リアルセミナーを実施
- 合格後のキャリアサポート
たのまな受講生の合格率
- 合格率:70%程度
受講生の声
20代 女性
「半分受かって再チャレンジの試験でした。これまでは別の通信講座で勉強していたのですが、心機一転、今年こそ絶対合格したいと思い、本講座に申し込みました。
教材CDがとても良かったです。日中は仕事で勉強時間が全く取れませんでしたが、移動時間などに流しっぱなしにすることで、知識がいつの間にか頭に残っていました。
その後テキストや過去問を繰り返し解くことで知識を定着させ、効率良く勉強することが出来ました。この勉強方法おすすめです。」
ユーキャンの保育士講座
知識ゼロから合格を目指せるユーキャンの保育士講座では、家事や育児で忙しい人でも無理なく学べるよう工夫されています。 オリジナル教材はわかりやすく、短期間で実力をつけることができます。 実技試験にもしっかり対応した副教材や、適切なアドバイスで合格を後押しする添削、疑問が出てもやさしく回答してくれる質問サービスなど、各種サポート体制も充実しています。 |
ユーキャンの保育士講座
保育士試験に12ヵ月で合格するための保育士講座です。
- 標準学習期間:12ヵ月
- 添削回数:10回
- 質問あり
- WEB学習対応
- 一般教育訓練給付対象講座
講座のメリット
- ポイントを絞り込んだオリジナル教材
- 添削課題で手厚くサポート
- 動画の実技試験対策
- 学習経験なしからの合格者多数
- はじめてでも無理なく学べる
ユーキャン受講生の割合
- 学習経験なし:約90%
- 仕事あり:約80%
受講生の声
30代 女性
「学童保育で、子どもたちの世話をしていたんです。そこで働いている人のなかに、保育士の資格を持っている人がいて、『私も保育士の資格が欲しいな』と思ったのがきっかけでした。
子育ても少し落ち着いてきたので、挑戦することにしたんです。一発合格できて、自信がつきました。」
通信講座を選ぶポイント
通信講座のコースやカリキュラムには、それぞれ特徴があります。自分の希望に合う講座を見つけて上手に活用することが大切です。
講座の確認
- 受講料などかかる費用は確認しましたか?
- 受講後に目指せる目標は希望と合っていますか?
- テキストやコンテンツなどの内容は気に入りましたか?
- 希望するサポートやフォローを受けられますか?
保育士試験の概要
都道府県知事が行う保育士試験の筆記試験と実技試験に合格すると、保育士の資格を取得することができます。
保育士試験を受験するには、一定の条件を満たしていることが必要になります。
筆記試験と実技試験
保育士試験は、各都道府県で筆記試験と実技試験が実施されます。
筆記試験は全部で8科目です。
幅広い範囲から出題され、1科目ずつ別々に合格が判定されます。
1科目60%以上が合格ラインで、1度合格した科目は3年間有効です。
筆記試験の合格者だけが、実技試験に進めます。
保育に関する表現技術の分野から2分野を選択して受験します。
受験資格
- 4年制大学を卒業した人
- 4年制大学に2年以上在学し、62単位以上を修得した人
- 短期大学や専修(専門)学校を卒業した人
- 高等学校卒業の場合は、児童福祉施設で2年以上児童の保護に従事した人
- 児童福祉施設で5年以上児童の保護に従事した人
- 幼稚園教諭免許所有者 など
試験日
- 筆記試験:4月、10月
- 実技試験:7月、12月
試験方法
- 筆記試験:マークシート形式
- 実技試験:実演による採点
試験科目
- 筆記試験
・保育原理
・教育原理および社会的養護
・子ども家庭福祉
・社会福祉
・保育の心理学
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
・保育実習理論 - 実技試験
・音楽に関する技術
・造形に関する技術
・言語に関する技術
メリット
- 保育士養成施設を卒業しなくても資格を取得できる
- 保育士養成施設の学費がかからない
- 保育士試験に合格すれば短期間で資格を取得できる
デメリット
- 保育士試験の合格率は30%程度と低め
- 全科目合格までに2~3年かかる場合がある
- 保育士試験には受験資格がある
資格取得の勉強法
保育士試験に合格するためには、独学よりも試験に対応したカリキュラムで効率的に学習することをおすすめします。
知識の習得とともに、保育や子どもに関するニュースや法律を意識しておくことも大切です。
資格の取得期間
保育士試験対策の通信講座を受講した場合の目安として、未経験から最短6ヵ月で合格することが可能です。
一方で、合格科目の有効期間は3年間ですので、自分のペースで資格取得を目指す人も多くいます。
保育士の通信講座
保育士試験の筆記8科目は、最長3年間で取得できればよく、保育士試験対策の通信講座では、受講期間の無料延長などのサポートがあります。
教育訓練給付制度対象講座であれば、社会人経験のある人はお得に受講することができます。
保育士講座の受講料
独学であれば参考書や問題集の購入代金程度ですが、保育士講座を受講する場合には、60,000円程度の受講料がかかります。
費用はかかりますが、試験対策の通信講座を利用することで効率よく勉強を進められるメリットは大きいといえます。
まとめ
保育士のニーズは非常に高くなっています。
保育所だけでなく、保育所以外にも活躍の場が広がり、今後も需要は続くと見られています。
子どもが好きなら、社会に貢献できて、自分も成長できる資格といえるでしょう。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・各スクールウェブサイト