フリーターの人のなかには、正社員として就職・転職したいとは思っているけれど、
「やりたい仕事がわからない」
「どのように活動すればよいかわからない」
という人も多いのではないでしょうか。
キャリア相談(キャリアカウンセリング)は、全国のハローワークや民間の人材紹介会社などで受けられるサービスです。
プロのアドバイザーに相談することで、キャリアについて自分の考えや希望が整理され、方向性が見えてくることがあります。
キャリア相談は無料で受けられますので、フリーターの就活・転職活動では積極的に活用することをおすすめします。
フリーターのキャリア相談おすすめランキング
フリーターから正社員として就職するための相談や就職への不安を解消するカウンセリングなどキャリア相談のサービスをご紹介します。
自分だけでは気づくことのできなかった強みを発見して、キャリアの可能性を広げることに役立つでしょう。
利用者の声
25歳 女性
「いざ就活しようとしても、何をしていいか分からなくて。検索したらハタラクティブを見つけたので、とりあえず登録しました。
いくつも求人を紹介してもらえて驚いたし、就活アドバイザーの方が親しみやすくて、自分についても色々話しやすかったですね。
1社受けただけで内定が出ました。まさかこんなに早く決まるとは(笑)。」
(ハタラクティブ)
26歳 男性
「相談や面接の対策をしてくれると言う事で、たまたま見つけた第二新卒エージェントさんに登録をしてみました。
今までは、他の人に自分のアピールをするのが苦手だったのですが、相談するうちに、自分では気付かなかった長所や短所、更には将来なりたい姿も見つかりました。
次第に自信を持って話せるようになり、無事に内定も頂く事ができました。」
(第二新卒エージェントneo)
23歳 女性
「担当の方、また関わって下さった方全員が、親身になって私のことを考えて動いて下さったことで、良い会社と出会うことができました。」
(就職Shop)
26歳 男性
「私は大学を卒業してから、特にやりたいこともなかったのでフリーターとして居酒屋のアルバイトをしていました。
ウズキャリでの初回カウンセリングでは何となく文系だから営業職を希望していると伝えました。
でも、本音では飛込みやテレアポ、ノルマにあまり気乗りしていませんでした。そんな私の様子を見て、『営業しか選べないと思っていませんか?』と技術系の職種を紹介してもらいました。 」
(ウズキャリ既卒)
20代 女性
「自分が気づけなかった部分や、自分の強みを見つけてくれたり、一緒に考えて整理してくれたり。。。道がわからなくなった瞬間もあったんですが、その時も私を焦らせないように待っててくれたり同じペースで進めてくれた感じがありました。」
(キャリアスタート)
引用:各サービスサイトより
キャリア相談を利用する流れ(例)
就職・キャリア相談は、Webサイトなどからの登録・申し込みで受け付けています。
Web登録・申し込み
Webサイトのフォームから登録・申し込みをします。
Web登録すると、無料でキャリア相談・就職相談のサービスを受けられるようになります。
担当者から連絡
Web登録後にキャリアアドバイザー(担当者)から電話またはメールで連絡があります。
カウンセリング・面談日程の調整や希望する仕事や条件について相談できます。
カウンセリング
キャリアアドバイザーと面談して、これまでの経験や仕事の希望、不安、疑問点などを相談して、方向性を整理します。
オンラインや電話での実施も多くなっています。
求人紹介
カウンセリング内容をもとにして、希望の条件に合った求人や非公開求人を幅広く紹介してもらえます。
応募したい求人には推薦してもらえます。
選考・面接
書類選考を経て、企業との面接に進みます。
面接の日程調整などはエージェントが代行してくれます。
事前に面接対策などのサポートを受けることもできます。
内定・入社フォロー
入社にあたり必要な準備のサポートをしてくれます。
自分からは聞きづらい給与や待遇の内容や条件は、代行して交渉してもらえます。
就職・キャリア相談とは
キャリア相談では、個別にキャリアや就職についての相談をして、アドバイスや求人紹介を受けることができます。
就職・転職を希望する人が適性、能力、経験などに応じて、効果的に仕事を選んだり、スキルアップができるようサポートしてもらえます。
キャリア相談を受けると、自分の適性や能力、関心などに気づけるだけでなく、雇用環境や採用市場に精通しているキャリアアドバイザーから業界や職種について、生の情報を幅広く収集することができます。
【よくある相談】
- 自分のやりたいことがわからない
- 自分に合った仕事がわからない
- 今までやってきたことが自分に本当に合っているのか不安
- 何からスタートすればよいかわからない
- 面接で何をアピールすればよいかわからない など
キャリア相談の流れ(例)
キャリア相談では、カウンセリングをすることで、自己理解を深め、キャリアの方向性を見つけていきます。
カウンセリング
希望や不安、疑問などのカウンセリングを通じて、今後どのように活動していくか、何から始めたらよいのかを整理していきます。
自己理解
自己理解と自己分析を進めて、適性を客観的に再確認します。
仕事理解
業種・職種、キャリアパスの種類や内容など仕事を理解して、適職を探っていきます。
方向性の確認
希望や条件を整理して、いくつかの選択肢の中から、方向性や目標を設定します。
条件に合った求人情報が紹介されます。
応募の準備
履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策など選考ノウハウについてサポートを受けられます。
20代の就職・転職準備
就活・転職活動の前にどのような準備をするかで、活動の質に差が出てきます。
20代では適性・適職診断やキャリアコンサルティングを受ける人の割合が増加しています。
20代後半はもちろんですが、職歴が短い人や社会人経験がない人こそ、積極的に相談することで、キャリアの可能性を広げることができるでしょう。
20~24歳
- 産業・職業に関する情報等の収集をした(20.6%)
- 就職ガイダンスや適性・適職診断等を受けた(19.7%)
- キャリアコンサルティングを受けた(18.5%)
- 資格、知識等を取得するために学校に通った(17.8%)
- 今の会社で役立つ資格・免許を取得した(17.0%)
25~29歳
- 産業・職業に関する情報等の収集をした(49.1%)
- 就職ガイダンスや適性・適職診断等を受けた(25.8%)
- キャリアコンサルティングを受けた(22.8%)
- 今の会社で役立つ資格・免許を取得した(11.3%)
- 職業能力を向上させるため公共の施設を利用した(8.3%)
(厚生労働省「令和2年転職者実態調査」より)
まとめ
フリーターを続けてきた人には、
「何が自分に合った仕事なのかわからない」
「何からはじめればいいのかわからない」
「正社員として就職できるか不安」
といった思いがあるかもしれません。
キャリアのプロに相談することは、活動前の不安を解消して、自信をもって就活・転職活動を進めることに役立つでしょう。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス
・特定非営利活動法人日本キャリア開発協会
・各サービス提供企業サイト