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フリーターから正社員の志望動機の作り方と例文-就職・転職に

フリーターからアルバイトではなく、正社員の求人に応募する場合、志望動機はどのような内容がよいのでしょう。

履歴書を書いていて、悩む人は多いのではないでしょうか。

フリーターから正社員として就職する履歴書の志望動機は、正社員への「本気度」が伝わることが大切です。

「なぜフリーターから正社員になろうと思ったか」
「なぜ今までフリーターを選んでいたか」

などは、採用担当が気にするポイントです。

アルバイト経験のなかで応募企業で活かせる知識やスキルがあること、経験を活かして、入社してからどのように貢献できるか、という流れで書きます。

フリーターから正社員の志望動機について、作り方と例文をご紹介します。

フリーターから正社員の志望動機

フリーターの志望動機のネタ探し

志望動機を作るには、まず応募企業のどこに魅力を感じたり、注目したのかを書き出します。

その業界で取り扱う商品やサービスの興味やアルバイトとの関連性、その企業の経営理念や社風、その職種への関心やアルバイトの経験から活かせることなど接点を探してみましょう。

どこに魅力を感じるか?

  • その業界について
  • その企業について
  • その職種・業務について

なぜそう思うのか?

  • 業界・商品の知識から
  • 企業の方向性や特徴から
  • アルバイトとの関連性や顧客の視点から

やりたいこと・貢献できることは?

  • 応募企業で役立つ経験・スキル・資格
  • 入社後にやってみたい仕事や目標、キャリアプラン
  • 短期間で即戦力として活躍できる経験・スキル

裏付けとなる強みは?

  • 活用できるアルバイトの経験
  • 業界の基礎知識や商品知識
  • 適性を示すこれまでの経験

フリーターの志望動機のNGフレーズ

未経験ということで、ありがちな志望動機のNGフレーズがあります。

NGフレーズを使うと、マイナス印象を与えてしまう可能性がありますので、注意が必要です。

NGフレーズ①

「(未経験なので)貴社で学ばせていただきたい」

「貴社でスキルを身につけて、成長していきたい」

会社は社員に仕事を学んでもらうところではありません。

もちろん入社してから学ぶことはあるのですが、学校ではありませんので、入社して学ぶのではなく、入社前に自ら学ぶ姿勢が大切です。

NGフレーズ②

「貴社の取り扱う商品が好きなので」

「貴社の事業内容に興味をもったので」

顧客視点としては興味をもたれるかもしれませんが、採用選考においては消費者意識から抜けられていないと見られます。

もう一歩踏み込んだ志望動機を考えましょう。

NGフレーズ③

「どこまでお役に立てるかわかりませんが」

「未経験なので自信はありませんが」

謙遜しているつもりかもしれませんが、謙虚すぎるパターンは志望動機ではアピールになりません。

NGフレーズ④

「自宅からの通勤に便利なので」

「残業がなく、休日がしっかり取れて、働きやすそうだったので」

自分の個人的な事情が志望動機では評価されません。

個人としては重要な動機かもしれませんが、応募書類には書かないのが基本です。

NGフレーズ⑤

「やる気は誰にも負けない自信があります」

「仕事への熱意は人一倍持っています」

やってしまいがちなやる気をアピールするパターンは、抽象的で説得力がありません。

志望動機には精神論ではなく、具体的な経験を記載します。

※履歴書などの書類では「貴社」、面接などの口語は「御社」と使い分けます。

フリーターの志望動機の書き方

志望動機の書き方は自分の状況や適性に合った内容を選んで、熱意が伝わるように工夫します。

中途採用で重視されるのはできる仕事や貢献できることですが、未経験からの応募や経験が少ない場合には、勉強中の資格やスキルをアピールすることも有効です。

  1. できる仕事・やりたい仕事
  2. 正社員としての目標
  3. 業界・職種の理解
  4. きっかけ・接点
  5. 入社して貢献できること
  6. 適性やスキル

アルバイトでは実現できない仕事を伝える

応募はアルバイトでは実現できない目標のためであることを伝えます。

特に同じ業界や職種への転職は取扱商品や対象顧客、守備範囲などの違いに焦点を当てて説明します。

その会社だからこそ入社したいことを伝える

同業他社の求人もあるなかで、なぜその会社のその仕事に応募したのかを具体的に示します。

正社員として就職する理由と一貫性のある内容にすることで、説得力がアップします。

どのように貢献できるかを伝える

自分がどのように貢献できるかを具体的に書きます。

未経験者の場合には、活かせる適性やスキルを示して意欲をアピールします。

将来の目標などを通して、勤続意思を表すことも大切です。

フリーターの志望動機の例文

フリーターから正社員の志望動機では、未経験からでも入社して貢献できるということを行動で伝えることが大切です。

志望動機の例①

「学生時代からコンビニエンスストアでアルバイトを継続してきました。

アルバイトとしてレジや仕入れの他、新人アルバイトの指導もさせていただきました。

以前から服飾の販売に興味があり、色彩検定の勉強中です。

今後は接客の経験を活かして、アパレル業界の販売職として貢献していきたいと考えています。」

志望動機の例②

「アルバイトではで外食業界の店舗スタッフとして勤務してきました。

人と接する仕事に魅力と適性を感じています。

今後は外国人ゲストの多い貴ホテルで、接客の経験と語学力を活かして、プロフェッショナルを目指すことが目標です。」

志望動機と自己PR

志望動機は自己PRの内容と一貫性をもたせることが大切です。

自己PRは「仕事をするうえでの信条や強みとなる経験、スキル、成果」などであり、志望動機は「その仕事を選んだ理由、その仕事で実現したいこと」になります。

自己PRとつながりのある志望動機を作成することができれば、応募する仕事で貢献できるという説得力が増します。

フリーターの自己PR

フリーターの自己PRでは、正社員として働くことに役立つ経験や適性、業界・商品知識、スキル・資格などがアピール材料になります。

フリーターから正社員の書類作成サポート

フリーターから正社員の就職相談

考えた志望動機に自信が持てなかったり、実際に応募する前にアドバイスしてもらいたい、という人も多いのではないでしょうか。

フリーターから正社員としての就職をサポートするサービスを利用すると、応募書類の添削や面接のアドバイスなどをしてもらうことができます。

フリーターの就職事情に精通したサービスを上手に活用できれば、選考通過率のアップが期待できます。

キャリア相談から求人紹介、就職支援まで対応していますので、自分に合った仕事を見つけられる可能性が高まります。

就職相談のメリット

  • キャリアの可能性を広げるカウンセリング
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まとめ

基本的に採用担当は、前職の雇用形態ではなく、どのような経験をしてきたか、その経験を求人募集している業務でどのように活かせるかという点に注目しています。

正社員の経験がないことを気にしすぎるのではなく、さまざまな仕事やスタッフ、顧客と関わってきた経験を前向きにアピールすることが大切です。

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【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス

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