看護助手は医療機関で患者さんの身のまわりのお世話や診療・検査の誘導など、医療行為を伴わない業務を行います。
多くの医療現場では看護師の負担軽減のため看護助手のニーズが高まっています。
医療機関には看護助手の積極的な配置が奨励されています。
看護助手の仕事は資格がなくてもできますが、資格があれば医療についての知識や適性をアピールすることができます。
看護助手の資格を取得するには通信講座の受講がおすすめです。
医療の専門知識がない人でも安心して学べる看護助手の通信講座をご紹介します。
看護助手の通信講座
看護助手とは
看護助手は患者さんの身の回りのお世話など、医療行為以外で看護師の業務をサポートします。
採血や注射などの医療行為を伴う業務は行いません。
医療現場では看護師の不足が深刻化し、看護助手の役割が注目されるようになっています。
資格がなくても看護助手として働くことはできますが、医療についての知識や技術を証明できる資格があれば就職に有利です。
看護助手には公的な資格はなく、民間の認定資格となります。
看護助手の主な名称・資格
- 看護補助者
- 看護補助員
- 看護師助手
- メディカルワーカー
看護助手実務能力認定資格
「看護助手実務能力認定資格証」は、全国医療福祉教育協会が認定した看護助手講座を受講して、一定の成績を修め、講座を修了した人に授与されます。
医療機関において、即戦力となる知識・技能の証明となります。
資格の概要
- 資格名称:看護助手実務能力認定資格
- 資格区分:民間資格
- 受験資格:通信講座の課題を一定の成績で修了すること
- 講座課題:確認テスト全2回+修了認定試験1回
- 主催団体:全国医療福祉教育協会
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの看護助手講座では、未経験から最短3ヵ月で看護助手の資格を取得できます。
テキストの解説DVD、実践を収録した実演DVD付で、安心して知識・技術を身につけることができます。
資格認定団体のテキストと連動してるので、講座の添削課題に合格して、修了することで、看護助手として確かな知識を身につけたことが認められます。
看護助手講座
- 標準学習期間:3ヵ月
- 添削回数:3回
- 質問回数:随時
- 受講料:36,700円
- 分割払い:月々3,200円
看護助手講座の特長
- 講座修了とともに看護助手の資格を取得できる
- 質問や添削指導に制限なし
- ヒューマングループの就職サポートで高い内定率
看護助手講座の教材
- 講義DVD5枚
- 講義テキスト(看護助手実務能力認定試験 公式テキスト)
- 講義テキスト(図解からだのしくみ大全)
- 確認テスト①(看護助手業務と役割の理解)
- 確認テスト②(患者の理解)
- 修了認定試験1冊
- 学習ガイド1冊
看護助手講座の受講生
看護助手講座は、主に初心者の人がスキルアップや就職・転職のために受講しています。
受講生の声
看護助手講座は、テキストがわかりやすく、DVDも見ながら勉強ができましたので、手厚いサポートだと思いました。
受講した解答をまとめて送ることができ、素早いスタッフの対応で、すぐに合格することができました。わからないことも、返答がわかりやすくご指導していただき助かりました。
きちんと本を読んで、きちんとDVDをみれば取得できると思います。私は将来何かのためになるんじゃないかと受講しました。今後も勉強続けます。
引用:ヒューマンアカデミー「たのまな」サイトより
看護助手講座のメリット
ヒューマンアカデミーの看護助手講座では、充実のサポートを用意しています。
質問は無制限
わからないことは何度でも質問できます。
プロの講師が納得いくまで丁寧に回答してくれます。
無料延長制度
受講サポート期間の延長は無料です。
期間を延長せざるを得ないケースにも対応できるようサポート期間の延長を受け付けています。
就職・転職サポート
医療業界と強いパイプをもつヒューマングループが就職・転職をサポートしてくれます。
就職内定率は97%を超えています。
通信講座を選ぶポイント
通信講座のコースやカリキュラムには、それぞれ特徴があります。
自分の希望に合う講座を見つけて上手に活用することが大切です。
講座の確認
- 受講料などかかる費用は確認しましたか?
- 受講後に目指せる資格・スキルは希望と合っていますか?
- テキストやコンテンツなどの内容は気に入りましたか?
- 希望するサポートやフォローを受けられますか?
看護助手のキャリアアップ
社会人から看護師になるルート
社会人から看護の仕事を目指す人が増えています。
看護助手から看護師へのキャリアアップを目指すためには、看護師の養成機関で3年間以上学び、国家試験に合格する必要があります。
看護師の養成機関には通信教育や夜間部がありませんので、自分の適性や必要な費用など、よく考えてからチャレンジすることが大切です。
社会人から看護師になるためには、まず看護師の養成機関へ入学する必要があります。
看護師養成機関に入学する
校風や学費など自分の目的や状況に合った看護師養成機関に入学します。
社会人入試が有利です。
看護師国家試験に合格する
看護師養成機関を卒業しても看護師の国家試験に合格しなければ、看護師として働くことができません。
看護師資格を取得する
看護師の資格を取得したあと、保健師や助産師、ケアマネジャーなどの資格にチャレンジする人もいます。
看護師養成機関の種類
養成機関には4年制大学、3年制の短期大学と専門学校がありますが、看護師の国家試験合格率は90%程度ですので、どの養成機関を選んでも、しっかりカリキュラムに取り組めば、合格の実力はつくといえます。
入学試験の対策として、社会人入試制度がある学校を探してみましょう。
一般入試に比べて試験科目が少なく、面接や小論文を重視しています。
約半数の養成校で社会人入試制度が実施されています。
4年制大学
看護大学には教養課程もあり、卒業すると国家試験の受験資格と学士号が取れます。
また保健師や助産師試験の受験資格を得られる大学もあります。
短期大学
3年間学んで看護師の国家試験の受験資格を得られます。
看護短期大学は4年制大学に移行する学校が多く、数が減ってきています。
専門学校
3年間学んで看護師の国家試験の受験資格を得られます。
看護専門学校の数は全国に500校以上あり、養成校の半数を占めています。
病院や大学の付属校などもあります。
看護師の国家試験
看護師国家試験は年に1回、2月に実施されます。
試験の合格率は高いので、きちんと養成校のカリキュラムに取り組んでいれば合格できるはずです。
保健師の国家試験と助産師の国家試験も2月に行われます。
試験日は重ならないので、同じ年に受験することが可能です。
受験資格
- 文部科学大臣の指定した養成校で3年以上看護師になるための学科の修業者
- 厚生労働大臣の指定した養成校の卒業者
- 免許取得後3年以上業務に従事している准看護師、または高等学校もしくは中等教育学校を卒業している准看護師で、指定の教育機関で2年以上の修業者
- 外国の養成校を卒業、または外国で介護士免許を得て、厚生労働大臣が1または2と同等以上の知識と技能があると認めた者など
試験日
年1回(2月)
試験科目
- 人体の構造と機能
- 疾病の成り立ちと回復の促進
- 健康支援と社会保障制度
- 基礎看護学
- 成人看護学
- 老年看護学
- 小児看護学
- 母性看護学
- 精神看護学
- 在宅看護学
- 看護の統合と実践
合格率
- 90%程度(看護師)
問い合わせ
看護師国家試験運営本部事務所
まとめ
看護師の負担が増加する医療現場では、看護助手の役割に注目が高まっています。
医療機関に看護助手の配置を奨励する動きもあり、将来性にも期待できます。
未経験から医療現場を目指すのであれば、まずチャレンジしてみたい資格といえるでしょう。
医療と介護の連携が進んでいますので、認定資格のほかには患者さんのお世話に役立つ介護職員初任者研修もおすすめです。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・公益社団法人日本看護協会ウェブサイト
・ヒューマンアカデミー「たのまな」サイト