営業職の転職面接(よくある質問と答え方)


転職の面接では、よくされる質問があります。

よくある質問は、面接官が共通して確認したい内容だということです。

よくされる質問に対する回答は、マニュアル通りではなく、営業職であれば営業職として求められる基準をクリアすることが必要になります。

営業職の転職面接では、売上アップに貢献できるかどうか、自分をアピールするプレゼンテーション力も見られています。

営業職としての強みをわかりやすく伝えて、面接官の気持ちを動かすことが大切です。

営業職の転職面接でよくある質問


転職の面接でよくされる質問に対して、営業職として、どのように回答することが望ましいか、具体例とともに解説します。

Q.転職理由を教えてください

なぜ転職をする必要があるのかを面接官は確認したいと考えています。

転職理由は退職理由として聞かれることもあります。

転職理由が不満からであっても、前向きな目的に転換して、転職でどう解決できるかが問われています。

NG回答例

「新卒で入社した会社で配属されたのが営業部でした。

営業の仕事にも慣れて成果を出せるようになりましたが、本当に自分を活かせる仕事なのか疑問を感じるようになりました。

いろいろ考えた結果、以前から興味のあったIT業界で、自分の力を試してみたいと転職を決意しました。」

OK回答例

「直接、お客様と触れ合いのある営業の仕事にやりがいを感じて邁進してきましたが、昨年、会社の経営陣の変更に伴い、営業方針も変わりました。

方針に従って仕事を続けてきましたが、やはりお客様とのコミュニケーションを大切にする営業の仕事を追求したいという気持ちが強く、転職を決意しました。」

解説

退職(転職)の理由は必ず聞かれます。

きちんと自分の言葉で面接官が納得する回答を準備しておくことが必要です。

これまでの経験、自分の目標、将来像を具体的にして、一貫性のある熱意、前向きな転職であることをアピールすることが大切です。

NG回答例では、成果を出せるようになった仕事で「自分を活かせない」のであれば、次も同じことが起きるだろうと思われてしまいます。

憧れや興味だけで仕事が続くわけではない見通しの甘さは見抜かれます。

OK回答例では、自分の力ではどうにもならなかった事実を簡潔に伝え、努力する姿勢をもちながらも、やはり希望を貫きたいという熱意が伝わります。

Q.なぜこの仕事を志望するのですか?

営業職という職種に対して、業務の理解や今後のビジョンが描けているかを確認されることがあります。

転職理由やキャリアプランなどとの整合性を考えて回答する必要があります。

NG回答例

「同じ業界で営業をしてまいりました。

御社が新規事業を立ち上げられると知り、御社の営業力に自分の経験が活かせると思い、応募いたしました。」

OK回答例

「同じ業界で営業をしてまいりましたので、業界や商品の知識はもちろん、ネットワークも築いてきました。

その実務経験と学生時代の留学経験が海外事業に進出する御社のお役に立つと確信して、応募いたしました。」

解説

この質問では、職種の志望動機を聞かれています。

「なぜ入社したいのか」の理由となる具体的な説明と、入社して貢献できることまでを伝えれば説得力のある志望動機になります。

NG回答例では、自分の希望だけで、採用することにより企業にとって具体的にどのようなメリットがあるのかが伝わりません。

OK回答例では、業界経験があるという強みをアピールし、新規事業に取り組む会社にプラスとなる点が伝わります。

営業職の志望動機・転職理由(作り方と例文)
志望動機は転職理由(退職理由)の裏返しです。自分のやりたい営業が応募企業だからこそできると伝えるために、説得力のある志望動機の作り方を例文を用いて解説します。

Q.営業職で誇れる実績は何ですか?

営業職の即戦力として実力をアピールできる質問です。

過去の実績から応募企業でも活躍できることが伝わるように工夫することが大切です。

NG回答例

「前職では参加したプロジェクトで、販売実績を大きくアップすることができ、社長賞をいただきました。

その表彰が一番誇れる実績になっています。」

OK回答例

「前職では担当エリアの主任として営業にあたりました。

エリア責任者となってからの2年間は、個人成績だけでなく、後輩の指導をしながら、チームとして目標の120%を連続達成してきました。」

解説

実績に関する質問では、営業職としての強みとなる成果をアピールします。

営業職で実績をアピールするには、具体的な数字が必要なのはもちろんですが、自分が貢献した具体的な内容を伝える必要があります。

NG回答例では、プロジェクトチームの実績になっています。

チームの実績は、直接、個人の実績とはなりませんので、チームにどのような立場で、どのように貢献したのかを示すことが必要です。

OK回答例では直近の2年間の実績に絞り、具体的な数字を入れることで、営業職としての実績がわかりやすくなっています。

第二新卒・20代の自己PRの書き方
採用選考においてどのような自己PRが評価されるのでしょうか。新卒との違いをアピールできる第二新卒・20代の自己PRの書き方を解説します。

営業職の模擬面接・面接対策

模擬面接とは

模擬面接とは、入室から質疑応答、退室まで面接の一連の流れを、実際と同じように練習してみることです。

頭の中では整理されている内容であっても、実際の面接では、緊張などから思い通りにいかないことも多いものです。

想定される質問に対して、声に出して回答する練習をしておきましょう。

営業職の面接では、他の職種以上に面接官へ強みが伝わることが大切です。

チェックポイント

  • 姿勢
  • 表情
  • 声の大きさ
  • 話すスピード(早口になっていないか)
  • 回答のわかりやすさ
  • 回答時間(1つの質問に30秒~1分程度が目安)
経験者採用・ポテンシャル採用の面接と必ずされる質問
転職の採用選考では書類選考を通過した人に対して面接が行われます。新卒採用のような人物確認ではなく、経験や実績、スキルなどを確認することを目的としています。

面接対策のサポート

転職エージェントの転職支援サービスを利用すると、応募企業に合わせた面接対策などのサポートを受けることができます。

好条件・非公開の求人紹介だけでなく、業界・職種に精通したキャリアコンサルタントによる書類作成や面接対策などのサポートで、選考通過率アップの可能性が高くなります。

転職支援サービスのメリット

  • キャリアの可能性を広げるカウンセリング
  • 営業職の転職市場に精通したキャリアアドバイザー
  • 好条件・非公開の求人紹介
  • 企業ごとの書類作成や面接対策のサポート
  • 転職スキルアップのセミナー など

営業職の転職支援

まとめ

営業職の面接であれば、実績そのものの内容だけでなく、どのように説明するかプレゼンテーション力も見られていることまで意識することが大切です。

自分を商品として売り込むことをイメージして面接に臨みましょう。

セールスポイントとなる強みをわかりやすく、面接官にアピールできるかが勝負です。

はじめての転職面接でしてはいけない10のNG
中途採用の面接で採用される人と不採用になる人には理由があります。選ばれるためには自分では気づいていないかもしれない採用面接のタブーを理解しておくことが大切です。
面接の前に調べておきたい企業情報
転職活動では応募する企業ごとに志望動機や自己PRをしっかり伝えることが大切です。アピール材料を見つけるために面接前の企業研究・業界研究をしっかり行いましょう。
営業職の職務経歴書の書き方
営業職は仕事の幅が広く、選択肢も多い職種ですので、中途採用では営業スタイルが重視されます。20代営業職の職務経歴書の書き方を採用担当の視点から解説します。