営業職はビジネスパーソンの代表的な職種といえます。
20代では未経験やキャリアチェンジ、キャリアアップなど幅広く営業職の転職活動が活発です。
営業職の採用市場は活発ですが、ライバルも多いため、既卒や未経験者には、営業職の求人が多いだけでなく、自分のキャリアに合ったサービスを受けられる就職支援・求人サイトが有利です。
営業未経験からの正社員就職支援サービス
未経験から営業職へのチャレンジで希望を実現するためには、自分だけで活動するよりも正社員就職支援・求人サイトのサービスを積極的に活用することをおすすめします。
営業未経験から正社員就職を目指す人におすすめの就職支援サービスをランキングでご紹介します。
営業未経験からの就職支援おすすめランキング
利用者の声

23歳男性
就職活動における不安や不明点を的確に解消してくれ、自分の望む業種や職種を対話の中から引き出してくれ、人生の再スタートを切るのに最適なサービスであると思います。
(就職Shop)

22歳男性
自分の気持ちを丁寧に聞いてもらえたので、自分の進む方向性を見つけることができたんです。無事に第一希望の会社にも入ることができ、本当によかったです!
(ウズキャリ既卒)

20代男性
「若手」「店舗業務から異業種にいける」「色々と紹介を希望してもよい」というオファーをくれたキャリアスタートさんにいってみることにしました。
面接に向けて準備すべきことを、プリントにしてもってきてくれました。とにかくしっかりとポイントをつかむまで紙やメール、面談で説明してくれたので、面接に向けての不安はかなりなくなりましたね。
(キャリアスタート)
就職支援サービスを利用する流れ(例)
就職支援・求人サイトのサービスを利用するには、Webからの登録・申込みが必要になります。
①Web登録
Webサイトのフォームから登録をします。
登録すると、無料で支援サービスが利用できるようになります。
②担当者から連絡
Web登録後、キャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡があります。
面談日程の調整や希望する仕事や条件について相談できます。
③面談・ヒアリング・研修
キャリアアドバイザーと面談して、これまでの経験や仕事の希望、条件、疑問点など伝えます。
オンラインやメールでも対応してくれます。
研修などのカリキュラムがあれば参加します。
④求人紹介
ヒアリングの内容をもとにして、希望の条件に合った求人や非公開求人を幅広く紹介してもらえます。
応募したい求人にはエージェントから推薦されます。
⑤選考・面接
書類選考を経て、企業との面接に進みます。
面接の日程調整などはエージェントが代行してくれます。
事前に面接対策などのサポートもあります。
⑥内定・入社フォロー
入社にあたり必要な準備のサポートをしてくれます。
自分からは聞きづらい給与や待遇の内容、条件はエージェントが代行して交渉してくれます。
営業職の採用市場
営業職の求人・就職活動
営業職は自社製品やサービスなどの商品を販売する職種です。
同じ営業職といっても、販売する商品や販売する方法、販売する対象によって仕事内容は大きく違います。
営業未経験であれば、興味のある業界や商品、営業スタイルを選ぶことをおすすめします。
IT業界の営業
IT業界の営業職は理系の採用が多く、業界全体として男性が高い割合を占めています。
修士卒の採用も多い傾向。
最先端の技術を扱う業界ですので、効率よくスピーディーに仕事をするために、情報の収集と共有が重要です。
技術系ではない営業職も技術的な知識やトラブル対応など臨機応変さが求められます。

広告業界の営業
広告業界の営業職は中途採用をコンスタントに実施しています。
特に営業職は他業界からの転職のチャンスが拡大しています。
広告枠を売るだけでなく、クライアントのニーズに応じて、広告を企画・制作し、多くの人と共同作業で形にしていきます。
様々なことに好奇心をもって、どんな話題にもついていける感度や調整力が求められます。
人材サービス業界の営業
人材サービスは女性の営業職採用が多い業界です。
売り手市場で人材サービス業界は好調が続き、採用活動も活発です。
クライアントに合わせて全く違う提案が必要になります。
取引先人事部のコンサルタントのようなきめ細かな対応が求められます。
人をサービスとするので、予想できないクレームにも責任をもたなくてはなりません。

製薬会社の営業
外資系企業が多い医薬品業界。
実力次第で転職のチャンスもキャリアアップも可能です。
病院やドクターに自社が開発した薬の情報を提供して、契約を取るために、基礎知識はもちろん、ドクターからの質問に答えられるようにしておかなければなりません。
また医薬品卸との良好な関係が成果を大きく左右します。

機械・電機業界の営業
機械・電機業界の営業職は理系の採用が多い傾向です。
海外営業、販促支援、マーケティングなどに強みがあれば、業界経験問わず、キャリアアップすることが可能です。
技術の進歩が速い業界なので、常に最新情報を押さえておくことが大切です。
商品知識はもちろん、対応力と柔軟性も必要です。


食品業界の営業
食品業界の営業職は文系の採用が多く、女性の人気も高い業界です。
ビール・飲料系は男性の採用が多い傾向です。
店舗ごとに商品の種類や割り当てを提案します。
季節、地域、店舗による売れ筋を判断する能力が求められます。
店舗に自社製品を多く置いてもらうためには、信頼と実績の積み重ねが必要になります。

コンビニ業界の営業
コンビニ業界の市場規模は拡大を続け、営業職の採用も増えています。
文系が中心で女性も比較的多い傾向です。
担当する地域や店舗の売上を伸ばすことがコンビニ業界の営業の仕事です。
SV(スーパーバイザー)には現場の店長や店員の仕事を深く理解し、動かす力が求められます。

金融業界の営業
金融業界の営業職は文系の採用が多く、女性も多い業界です。
メガバンクは新規採用が抑えられる見込みですが、未経験や第二新卒の採用に積極的な企業もあります。
金融系の営業は業種・地域・企業によってすべて違ってきます。
知識を得ることに前向きな姿勢が必要です。
個人や企業のお金や生命にかかわるので、知識だけでなく、誠意さも求められます。

建設業界の営業
建設業界の営業職は理系の採用が多く、男性が圧倒的に多い業界です。
人手不足解消のために、女性が働きやすい環境づくりの取り組みが行われています。
大きなビルなどを建てる場合は、景観の問題や工事中の騒音、近隣住人への説明会も仕事です。
建築・土木に関する知識や法律を理解していることが必要です。

不動産業界の営業
不動産業界の営業職の採用は文系中心です。
営業職の求人は第二新卒の採用にも積極的です。
入社後の研修や専門資格取得支援も整っていますので、未経験者にとってもチャンスが広がっています。
物件によって顧客のニーズが全く違う業界なので、不動産を多面的に把握する分析力が求められます。
またコミュニケーション能力は不可欠です。

物流業界の営業
物流業界の人材不足は深刻で、ドライバー以外の求人数も増加しています。
営業職は未経験、第二新卒にも広くチャンスがあります。
企画営業は、物流の最適化や3PLの企画提案を担います。
運ぶだけではない物流の効率化に積極的にかかわる提案型営業が求められています。

営業職の就職スキルアップ
採用選考の内容は他の職種と同じであっても、営業職には営業職として求められる基準があります。
営業職の就活では、職種として求められていることを理解して、貢献できる強みをアピールすることが大切です。
営業職の就職ノウハウ
まとめ
入社して最初に経験するのが営業の仕事という企業も多く、社会人の代表的な職種です。
営業職は、どんなキャリアを積むにしてもビジネスパーソンとしての成長につながる仕事といえます。


【参考】
・総務省「統計基準等」
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス