訪日外国人客の増加を背景として、ホテルは都市部を中心に満室の状態が続いてきましたが、新型コロナウイルスの影響により稼働率は大幅に低下しています。
ホテル・旅館の売上高・純利益・営業利益率ランキング(決算期21/3)上位20社をご紹介します。
ホテル・宿泊業界の業績
ホテル・旅館の売上高ランキング
順位 | 企業名 | 年商(百万円) |
1 | リゾートトラスト | 122,942 |
2 | ルートインジャパン | 70,579 |
3 | プリンスホテル | 69,925 |
4 | アパホテル | 63,166 |
5 | ユニゾンホテル | 45,096 |
6 | 東横イン | 42,989 |
7 | 東急リゾーツ&ステイ | 34,051 |
8 | 東急ホテルズ | 27,501 |
9 | リブ・マックス | 26,601 |
10 | ミリアルリゾートホテルズ | 24,719 |
11 | グリーンズ | 22,947 |
12 | ニュー・オータニ | 22,234 |
13 | 帝国ホテル | 21,783 |
14 | スーパーホテル | 20,979 |
15 | 近鉄・都ホテルズ | 19,823 |
16 | 藤田観光 | 18,310 |
17 | 大和リゾート | 17,499 |
18 | 日本ホテル | 16,588 |
19 | 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ | 16,108 |
20 | パレスホテル | 15,278 |
ホテル・旅館の純利益ランキング
順位 | 企業名 | 純利益(千円) |
1 | ユニゾホテル | 7,794,000 |
2 | ルートインジャパン | 5,103,000 |
3 | 芝パークホテル | 3,702,095 |
4 | リソルホールディングス | 1,785,000 |
5 | ベルジャヤ京都ディベロップメント | 673,404 |
6 | アセント | 544,217 |
7 | エリアワンエンタープライズ | 401,052 |
8 | ライフトラスト | 365,006 |
9 | GHS | 330,631 |
10 | トーホウリゾート | 320,000 |
11 | アメイズ | 239,000 |
12 | 西鉄ホテルズ | 236,000 |
13 | エムアンドエムサービス | 223,895 |
14 | 阿部商事 | 200,000 |
15 | サクラテラス | 190,000 |
16 | アヤハレークサイドホテル | 188,091 |
17 | とれとれ市場南紀白浜 | 180,000 |
18 | 青雲給食 | 178,976 |
19 | 栄成マネジメント | 172,000 |
20 | パームロイヤル | 169,000 |
ホテル・旅館の営業利益率ランキング
順位 | 企業名 | 営業利益率 |
1 | ライフトラスト | 27.3 |
2 | リゾートホールディングス | 26.7 |
3 | 国際興業管理 | 25.7 |
4 | 青雲給食 | 24.1 |
5 | リンク | 17.9 |
6 | わたらせ温泉 | 15.0 |
7 | アメイズ | 13.4 |
8 | ルートインジャパン | 12.1 |
9 | インフォキャピタル | 9.5 |
10 | ラスイート | 9.4 |
11 | リゾートライフ | 9.2 |
12 | ダイヤモンドソサイエティ | 8.8 |
13 | シェラリゾートホテルズ | 8.3 |
14 | 玉樹 | 7.9 |
15 | リゾートトラスト | 7.4 |
15 | 桑和 | 7.4 |
16 | GHS | 5.9 |
18 | ジスコホテル | 5.3 |
18 | ナスパ | 5.3 |
20 | ホテル一井 | 4.7 |
(帝国データバンク『全国企業あれこれランキング2022』より)
ホテルの定義
ホテルとは「洋式の構造および設備を有する施設で、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業」(旅館業法)と定義されています。
- 洋室の客室が10室以上あること
- 客室の広さは9平方メートル以上であること
- 館内に適当な数の洋式浴室またはシャワーがあること
- 水洗式男女別のトイレがあること
ホテルと旅館の違い
旅館とは「和式の構造および設備を有する施設で、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業」(旅館業法)とされています。
ホテルは洋式、旅館は和式ということになりますが、それだけでなく、サービスや利用形態、料金体系など多くの面で違いがあります。
観光業界の動向
観光業界は、コロナ禍で大きな影響を受けています。
身近なレジャーから需要が戻るとみられていますが、本格的な回復までにはまだ時間がかかりそうです。
ホテル
国内リゾート系のホテルには回復基調もみられますが、訪日外国人客が戻るのはまだ先になりそうです。

レジャー施設
レジャー施設は入園者数が落ち込み、厳しい状態が続いています。
遊園地やテーマパークは1人当たりの客単価を上げ、収益を伸ばしています。

旅行会社
国内旅行から徐々に回復基調に向かうとみられますが、大手各社は人員削減など構造改革を進めています。

転職・就職のためのスキルアップ
観光業界の転職・就職にTOEICテスト対策は欠かせません。
毎日の適切な英語学習で大幅スコアアップも可能です。
TOEICのスコアアップを目的としたプログラムを活用して、効率的に学習することをおすすめします。


まとめ
ホテル・宿泊業界は訪日外国人客の減少で、厳しい状況が続いています。
回復にも時間がかかりそうなため、国内宿泊客の確保に力を入れています。
外資系の進出や民泊の本格化などにより競争が激化するなか、新型コロナの影響でインバウンド向けに展開していた各社はビジネスモデルの転換を迫られています。

