成果主義と年功序列のメリット・デメリット


20代で転職を考える人には、年功序列の会社より成果主義の会社の方が

「若手でも活躍できそう」
「お給料もいいのでは?」

という印象があるのではないでしょうか。

年功序列を見直す会社が増える一方で、年功序列を評価している会社もあります。成果主義と年功序列の会社、転職するならどちらがいいのか?

それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

成果主義の会社のメリット・デメリット

成果主義とは

職務の成果や会社への貢献度を基準として、給与や処遇を決定することです。成果主義の人事制度では曖昧さを排除して、事前に成果を特定することが前提となっています。外資系企業だけでなく日本企業でも導入が進んでいます。

  • 実力で評価される
  • 公平に評価される
  • 年齢に関係なく活躍できる
  • 自己成長の意欲が高い
  • 個人主義に陥りやすい
  • 努力しても成果が出せなければ評価されない
  • 成果を出す社員と出せない社員がはっきりする

成果主義で失敗する会社

  • 結果だけを重視し、売上以外には客観性がない評価をして、社員の不満が高まる
  • 短期的な目標・結果を追求し、長期的視点を持たなくなる
  • 個人主義が助長し、部署間や組織内でのつながりが希薄化し、チームワークが軽視される
  • 後進の育成より自らの職務とスキルアップを優先して、人材が育たなくなる
  • リスクが高い新規ビジネスなどへの挑戦意欲が低下し、革新的な商品・サービスが生まれにくくなる

成果主義がうまくいく会社

  • 成果を上げるために社員を育てることを重視する
  • 結果主義ではなく、仕事に携わる貢献度を評価する
  • 事前に成果を特定し、合意する
  • 成果につながるプロセス・過程を把握する
  • 成果につながる行動を把握する

年功序列の会社のメリット・デメリット

年功序列制とは

年齢や勤続年数などに応じて、給与や処遇がほぼ自動的に上昇する制度です。年齢や勤続年数が同じであれば、昇給や昇格・昇進にほとんど差がつきません。終身雇用を前提とした安定期など条件がそろった状況で有効に機能してきました。

  • 社員の帰属意識が安定的に保たれ、定着性が高い
  • 人生設計がしやすく、社員にとって安心感がある
  • 社員の連帯感、チームワークが保たれる
  • 給与改定などの査定がわかりやすい
  • 優秀でも若手だと評価されにくい
  • 転職者が不利になりやすい
  • 抜擢人事が行われにくい
  • 消極的な社員が増える
  • 人件費が高騰し、経営を圧迫する

年功序列の課題

年功制では社員が長期勤務することで能力を蓄積し、貢献度が高まることを前提としていますが、経済情勢の変化、雇用の多様化など実情に当てはまらないことが多くなってきています。やる気や実力を重視する会社や即戦力の中途採用に積極的な会社では、脱・年功序列の流れがさらに加速すると考えられます。

まとめ

これからの成果主義は年功序列の不公平感を解消し、若くても業績や仕事への貢献度が高い社員を評価することがポイントになります。

やる気と実力のある社員を適切に処遇する会社の就職・転職人気は高くなります。公平で納得性の高い人事評価制度は応募企業を決める重要な決め手のひとつになっています。

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