外資系企業への転職人気は高まっています。
キャリア採用だけでなく、新規事業の立ち上げや人材不足を背景に、第二新卒のポテンシャル採用に積極的な外資系企業もあります。
日系企業に比べて、収集できる企業情報が少ない外資系企業。
グローバル人材として希望のキャリアアップを実現するためには、外資系企業の情報や動向に精通した転職エージェントの転職支援サービスを利用して、満足度の高い転職先を見つけることをおすすめします。
外資系・バイリンガルの転職支援サービス
外資系・グローバル企業、バイリンガルの求人に強いおすすめ転職エージェントを厳選してご紹介します。
ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズは、世界の主要都市にオフィスを構える外資系・日系グローバル企業に特化した転職エージェントです。
世界有数のグローバル企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱っています。
サービスの特長
- バイリンガル・スペシャリストの転職
- 正社員・契約社員・派遣社員のキャリアアップをサポート
- 幅広い業界・職種の外資系求人
- 高収入の非公開求人
- 各分野に精通したスペシャリストチーム
おすすめポイント
- 英語に自信があれば、チャンスが豊富
- 満足度93%の信頼できるエージェント
- 英語転職のコンテンツが充実
リクルートエージェント
業界トップクラスの【リクルートエージェント】は、外資系・海外向けサポートも積極的に展開しています。
グローバル専門キャリアコンサルタントが多数在籍し、納得のいく転職をフルサポートします。
サービスの特長
- 業界トップクラスの外資系・日系グローバル求人数
- 特別非公開求人を多数保有
- 外資系企業の優良案件
- 次世代リーダー候補の求人
- グローバル専門のキャリアコンサルタント
おすすめポイント
- 圧倒的な情報量と転職支援実績
- 英文レジュメの書き方から面接対策までサポート
- アジアに積極展開
エンワールド・ジャパン
外資系企業とグローバル人材をつなぐエンワールド・ジャパンでは、外資系転職を専門に長期的なキャリア構築のためのサポートを行っています。
より適した仕事に出会い、中長期的で見たときの活躍を考えて、最善の提案をしています。
サービスの特長
- 外資系・グローバル転職専門
- 幅広い業界・好条件の案件を多数保有
- チーム制でサポート
- ハイクラス向けのサービス
- 転職後もフォロー
おすすめポイント
- 入社後の活躍を重視した提案
- 就業後1年間サポートを実施
- 高いサービス満足度
JACリクルートメント
外資系企業、海外事業関連の転職に強いJAC Recruitmentは、ロンドン発祥の日系転職エージェントです。
英国とアジア9カ国に広がるグローバルネットワークにより、豊富な実績があります。
海外ビジネスに詳しいコンサルタントがキャリアに合った求人を紹介してくれます。
サービスの特長
- グローバルネットワーク
- 外資系企業などグローバル転職支援に高い実績
- 英文レジュメの無料添削
- 英語面接対策
- 中国語話力のレベルチェック
おすすめポイント
- 外資系企業、ハイクラス転職に強み
- アジアで最大級のネットワーク
- 専門性の高いコンサルティング
転職支援サービスを利用する流れ(例)
転職エージェントの転職支援サービスを利用するには、Web登録・申込みが必要になります。
①Web登録
Webサイトから登録・申込みをすると、無料で転職支援サービスを利用できるようになります。
②キャリアコンサルティング
各専門分野に精通したキャリアアドバイザーと面談を行います。
これまでのキャリアや適性、転職の希望などから、今後のキャリアプランの提案などがあります。
③求人紹介
ヒアリングの内容をもとにして、具体的な求人を紹介されます。
一般の転職情報サイトや求人誌には掲載されていない非公開求人情報も提供してもらえます。
④応募・選考
応募したい企業には、エージェントから推薦されます。
書類選考を通過すると、企業との面接に進みます。
面接対策などのサポートもあります。
処遇などの条件交渉はエージェントに代行してもらえます。
⑤入社フォロー
内定後は、入社日の調整や円満退社の手続きなど必要な準備をサポートしてくれます。
外資系企業の採用市場
外資系企業とは
外資系企業とは、外国法人または外国人が一定程度以上の出資をする日本にある企業のことをいいます。
外資系企業となるのはおおむね以下の企業です。
- 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している企業
- 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している持株会社が出資する企業であって、外国法人又は外国人の直接出資比率及び間接出資比率の合計が3分の1超となる企業
- 上記1、2いずれの場合も、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
外資系採用人数上位50社(全業種)
外資系企業のデータから採用人数(2020年12月~2021年11月入社)上位50社をランキングでご紹介します。
順位 | 社名 | 業種 | 採用計(人) | 中途(人) |
1 | エームサービス | 飲食・外食 | 491 | — |
2 | 日本マクドナルド | 飲食・外食 | 336 | 160 |
3 | 日産自動車 | 輸送機器 | 298 | — |
4 | 中外製薬 | 医薬品 | 250 | 110 |
5 | シャープ | 電気機器 | 214 | — |
6 | アフラック生命保険 | 生命保険 | 201 | 141 |
7 | 三菱ふそうトラック・バス | 輸送機器 | 200 | — |
8 | シービーアールイー | 不動産 | 159 | 144 |
8 | マンパワージャパン | 人材派遣・業務請負 | 159 | 70 |
10 | NOK | 輸送機器 | 136 | 41 |
11 | ゼロ | 貨物運送 | 106 | 87 |
12 | チューリッヒ保険会社 | 損害保険 | 98 | 55 |
13 | GEヘルスケア・ジャパン | 精密機器 | 95 | 85 |
14 | カルビー | 食料品 | 93 | 39 |
15 | オートリブ | 輸送用機器卸売 | 92 | 79 |
16 | 日本ベクトン・ディッキンソン | 精密機器 | 88 | 87 |
17 | ジョンソンコントロールズ | 建設 | 79 | 54 |
18 | アクサ損害保険 | 損害保険 | 78 | 59 |
18 | 日本ペイントホールディングス | 化学 | 78 | 25 |
20 | 日産車体 | 輸送機器 | 75 | 36 |
21 | 大協精工 | ゴム製品 | 68 | 28 |
22 | イーエムネットジャパン | 情報・システム・ソフト | 64 | 11 |
23 | コンパスグループ・ジャパン | 飲食・外食 | 60 | — |
24 | 住友ナコフォークリフト | 輸送機器 | 57 | 50 |
25 | パシフィックセンチュリーホテル | ホテル | 54 | 38 |
26 | 市光工業 | 電気機器 | 53 | 38 |
27 | ASEジャパン | 電気機器 | 52 | 29 |
28 | ジヤトコ | 輸送機器 | 45 | — |
29 | アラマークユニフォームサービスジャパン | 他サービス | 42 | 10 |
30 | ハイシンクジャパン | 情報・システム・ソフト | 41 | 23 |
31 | シーバロジスティクスジャパン | 貨物運送 | 40 | 40 |
31 | ビーケー・ジャパン | 飲食・外食 | 40 | 29 |
31 | ペニンシュラ東京 | ホテル | 40 | 20 |
34 | ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社 | 食料品卸売 | 39 | 21 |
35 | レンドリース・ジャパン | 建設 | 38 | 35 |
36 | アジレント・テクノロジー | 精密機器卸売 | 34 | 25 |
37 | EPAM Systems Japan合同会社 | 情報・システム・ソフト | 33 | 33 |
37 | インターナショナルエスオーエスジャパン | 他サービス | 33 | 33 |
37 | サイネオス・ヘルス・クリニカル | 他サービス | 33 | — |
37 | ボッテガ・ヴェネタジャパン | 専門店 | 33 | 29 |
41 | IQVIAサービシーズジャパン | 他サービス | 31 | — |
41 | グローブシップ・ゾデクソ・コーポレートサービス | 建物管理・警備 | 31 | 31 |
41 | 日産フィナンシャルサービス | 貸金・信販・カード | 31 | 5 |
44 | アスコット | 不動産 | 30 | 30 |
44 | プラップジャパン | コンサルティング | 30 | 20 |
46 | SBJ銀行 | 銀行 | 29 | 12 |
47 | ピンゴルフジャパン | その他卸売 | 27 | 26 |
47 | マップボックス・ジャパン合同会社 | 情報・システム・ソフト | 27 | 27 |
49 | アクシージア | 化学 | 25 | 16 |
49 | パイオニア | 電気機器 | 25 | 24 |
(東洋経済新報社『外資系企業総覧2022』より)
まとめ
採用人数の実績は、外資系企業へ転職するうえで、業界の転職市場や企業の採用意欲がわかります。
日系企業に比較して情報量の少ない外資系企業への転職では、業界や企業の動向を知ることができる重要な情報のひとつです。
情報不足になりがちな外資系企業への転職では、転職エージェントを利用して、自分では収集できない詳しい情報を集めることをおすすめします。
また、英文レジュメの書き方から面接対策など外資系企業特有のノウハウが必要になりますので、転職エージェントを上手に活用することで、選考通過率をアップさせることも可能になります。
参考:経済産業省WEBサイト





