業界研究で応募書類に差をつける方法


実務経験が短い20代・第二新卒の応募書類に実績で差をつけるのはなかなか難しいものです。

求人企業には似たような応募書類が集まり、同じ求人情報を見て書いた志望動機や自己PRは似たような内容であることが珍しくありません。

同じレベルの応募者に差をつけるのは、一歩踏み込んだ情報収集です。20代・第二新卒の応募書類に差がつく業界研究の方法をご紹介します。

20代・第二新卒の業界研究

業界知識の情報収集

応募条件ではなくても、業界知識や商品知識があるとないとでは、応募企業の評価に差がつきます。業界未経験であれば、基礎知識は身につけておきましょう。

よくある「未経験ですが、これから勉強していきたい」という表現は不評です。「未経験ですが、商品についての知識はあります」と伝えることができれば、自己PRの効果も高くなります。

新聞

新聞には業界動向や企業情報が満載です。成長企業や業界がわかり、一般常識も身につきます。業界新聞からはさらに詳しい業界と企業情報が収集できます。

雑誌・書籍

ビジネス誌や業界誌、転職情報誌など何種類かの書籍を読むことで、最新の話題や注目の商品、事業内容などがわかります。

Webサイト

応募企業のホームページは最初にチェック。同業他社のサイト情報と比較してみることも有効です。

店舗や展示会

応募企業が店舗を持つ業種であれば、実際に支店やお店に行ってみることをおすすめします。同業他社にも足を運んで比べてみると、求人広告からは読み取れない、違いがよくわかるはずです。

メーカーであればショールームや展示会・見本市などを巡ると応募企業の特色だけでなく、業界のトレンドがつかめます。実際に訪れたという事実からも行動力や入社の意欲を伝えることができます。

店舗

店舗がある企業は、実際の店舗を見ることで、社内の活気や商品、サービスの内容がよくわかります。イメージやあこがれだけでなく、体感することで志望が明確になります。

展示会

商品展示会や見本市などでは、同業種の企業が一同に集まり、競合の実態など業界のトレンドがわかります。社員に質問することもでき、新たな発見があるかもしれません。

志望業界・職種の知人

応募企業と同じ業界の会社で働いていたり、応募職種に就いている家族や友人、知人などがいれば、詳しい話を聞いてみましょう。

仕事の内容ややりがいなどから、求められる能力や適性、知識が具体的になるだけでなく、業界の習慣や社風、文化などがつかみやすくなります。

業界や同じ職種で働く友人

社内の様子や仕事内容をもっともよく知ることができる方法です。中途採用で社員紹介を積極的に行う企業が増えていますので、情報収集をしながら、転職まで決まる可能性もあります。

応募企業の商品やサービス

応募企業に利用できる商品やサービスがあれば、体験してみることをおすすめします。

応募企業の商品やサービスの特色がわかり、事業内容への理解が深まります。具体的な感想や提案があれば、入社意欲の説得力がアップします。

取扱商品

取扱商品の種類や価格、売れ行きなどから企業のポジションや強みがわかります。実際に利用してみることで、より深く理解することができます。

顧客

個人消費者が顧客であるBtoCと企業が顧客であるBtoBの企業に分かれます。BtoBの企業には、一般的な知名度は高くなくても、優良企業がたくさんあります。

志望職種の就業体験

知識だけでなく体験を通じて業務の理解を深めることも重要です。特に未経験職種の転職では、職種理解の大きなアピールになります。

インターン・ボランティア

数日でもインターンやボランティアなど体験すると、仕事の理解が深まり、アピールすることが明確になります。書類選考でも有利です。

業界研究の基本

メーカー

製造業には自動車や電機・機械、食品、化学など数多くの業界があります。業界が違うと同じ職種でも仕事の内容や進め方など大きく異なることがあります。

自動車

  • 業界全体の動向と同業他社の事業内容を調べる
  • ショールームでパンフレットを集めたり、メーカーの特徴を聞く
  • 業界誌やビジネス誌、一般誌から情報を収集する

電機・機械

  • 量販店やショールームで実際の製品に触れたり、評判を聞いてみる
  • パンフレットなどで各社の製品を比較してみる
  • 工場や専門店、問屋などで話を聞いてみる

食品・飲料

  • 各社のヒット商品や新商品を比較してみる
  • 業界シェアや人気商品などをチェックする
  • 販売店などで評判を聞いてみる

IT業界

次々と新しい技術やサービスが登場するIT業界では、最新の動向やトレンドに注目です。

ソフトウエア

  • パッケージソフトがあればショップなどで比較してみる
  • システム開発の受注業界や企業をホームページで調べてみる

情報サービス

  • 各社の情報サイトや広告を比較してみる
  • コンテンツの種類や新しいサービスをチェックする

流通業界

流通業界全体の仕組みや役割を理解したうえで、それぞれの業界研究を進めることが大切です。

商社

  • 企業ホームページやWebサイトから事業領域や成長分野を調べる
  • 取扱商品の種類、価格、輸入国などから強みを調べる
  • 同業他社と比較する

百貨店・ストア・専門店

  • 企業ホームページから店舗、展開地域などを比較する
  • 店舗に行き、店員の対応、サービス、商品などを実際に見てみる

サービス業界

サービス業界には幅広いサービスや職種がありますので、志望する業界や職種との接点から深めると効果的です。

ホテル

  • ホテルのホームページから宿泊プランやイベント情報を比較してみる
  • ホテルへ行き、フロントやポーターなどの接客を観察する
  • ホテルを利用した知人などに話を聞いてみる

医療・福祉

  • 医療機関や介護施設などを見学させてもらう
  • 機器メーカーのショールームで製品に触れたり、パンフレットを比較する

金融業界

金融業界全体の動向からそれぞれの業種・職種の方向性を見極めることが大切です。

銀行・保険・証券

  • 同じ地域の各支店で顧客サービスを比較してみる
  • 支店でパンフレットや資料を集めて、商品や強みを調べる
  • Webサイトの情報やシステムを比較する

まとめ

同じレベルの応募者に差をつけるのはリアルな志望動機や自己PRしかありません。誰もが目にする求人情報だけでなく、自分なりに業界・企業研究をして、キラッと光る応募書類を作成しましょう。

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