当サイトには広告が含まれます

メガバンク・金融グループの業界研究【概要・動向】-転職・就職に

メガバンクは都市銀行や長期信用銀行の再編で生まれました。

信託銀行や証券会社を傘下に金融グループを形成しています。

転職・就職で押さえておきたいメガバンク・金融グループの業界動向、採用市場をご紹介します。

メガバンク・金融グループの業界動向(2024年)

銀行業とは

銀行業とは、中央銀行と銀行業または信託業を営む預金取扱機関のことです。

日本の金融機関は、業務内容や組織体制などの違いにより、「業態」で区分されています。

それぞれの業態には、それぞれに果たす役割があります。

中央銀行

中央銀行は銀行券を発行し、通貨および金融の調節を行います。

普通銀行

普通銀行は、主に「預金業務」「融資業務」「為替業務」を行います。

信託銀行

信託銀行は、主に「信託業務」を行います。

金融機関の業態

  • 都市銀行
  • 信託銀行
  • 地方銀行
  • 第二地方銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫

メガバンク

メガバンクは都市銀行や長期信用銀行の再編で誕生した銀行です。

信託銀行、証券会社、資産運用会社などと総合金融グループを形成しています。

三菱UFJフィナンシャル・グループ

国内最大の金融グループ。

グローバルな投資銀行ビジネスに力を入れる方針です。

好調な業績で2023年後は過去最高益になる見通しです。

  • 純利益:1兆1,164億円
  • 従業員数:127,122人
  • 平均年齢:30歳
  • 三菱UFJ銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • 三菱UFJ証券ホールディングス
  • auカブコム証券
  • 三菱UFJ国際投信
  • 三菱UFJニコス
  • アコム
  • 三菱HCキャピタル(旧三菱UFJリース)
  • ジャックス
  • 三菱UFJイノベーション・パートナーズ

三井住友フィナンシャルグループ

収益力は業界トップクラス。

海外戦略はアジア志向を強めています。

  • 経常収益:8,058億円
  • 従業員数:101,023人
  • 平均年齢:40歳
  • 三井住友銀行
  • SMBC信託銀行
  • SMBC日興証券
  • 三井住友カード
  • SMBCコンシューマーファイナンス
  • SMBCファイナンスサービス(旧セディナ)
  • 三井住友ファイナンス&リース
  • 三井住友アセットマネジメント
  • PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
  • SMBCベンチャーキャピタル

みずほフィナンシャルグループ

みずほグループの統括会社。

銀行・信託・証券の一体運営を推進しています。

  • 純利益:5,555億円
  • 従業員数:51,212人
  • 平均年齢:41歳
  • みずほ銀行
  • みずほ信託銀行
  • みずほ証券
  • アセットマネジメントOne
  • ユーシーカード
  • オリエントコーポレーション
  • みずほリース
  • PayPay証券
  • 楽天証券

三井住友トラスト・ホールディングス

専業信託銀行グループ。

信託業界トップとして信託業務の一層の推進を求められています。

  • 純利益:1,910億円
  • 従業員数:22,465人
  • 平均年齢:50歳
  • 三井住友信託銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三井住友トラスト・アセットマネジメント
  • 日興アセットマネジメント
  • 三井住友トラスト不動産

りそなホールディングス

旧大和とあさひが統合。

首都圏と関西圏に地盤があります。

  • 純利益:1,604億円
  • 従業員数:19,283人
  • 平均年齢:45歳
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 関西みらい銀行
  • みなと銀行
  • りそなカード
  • りそなアセットマネジメント
  • りそな総合研究所
  • りそなプルダニア銀行

SBI新生銀行

SBIグループ傘下へ。

2023年9月に上場を廃止しました。

  • 純利益:427億円
  • 従業員数:5,560人
  • 新生信託銀行
  • 新生証券
  • 新生フィナンシャル
  • アプラス
  • 昭和リース

ネット銀行

ネット銀行は基本的に店舗を持たずにインターネット上で営業を行います。

安い手数料などを武器にシェアを拡大しています。

個人マネーの獲得が好調。

住宅ローンの取り扱いなどが増加しています。

スマホ向けアプリの導入など顧客の利便性を高め、預金残高を増やしています。

ネット銀行

  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • 大和ネクスト銀行
  • ソニー銀行
  • オリックス銀行
  • auじぶん銀行
  • PayPay銀行(旧ジャパネット銀行)

流通系銀行

  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行

グローバル金融

グローバル金融は、貸金利益と各種手続きなど非金利収入を収益の柱としています。

世界金融大手(時価総額)

  1. JPモルガン・チェース(米)
  2. 中国工商銀行(中)
  3. バンク・オブ・アメリカ(米)
  4. 中国農業銀行(中)
  5. 中国建設銀行(中)
  6. ウェルズ・ファーゴ(米)
  7. 中国銀行(中)
  8. HSBC(英)
  9. モルガン・スタンレー(米)
  10. ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(カナダ)
銀行【収益・純利益】ランキング-企業研究に
企業の業績は採用計画に大きく影響します。銀行の収益・純利益ランキングをご紹介します。

銀行・金融グループの採用市場

金融系の資格

銀行業務では、それぞれの組織・職務で専門性が求められます。

転職や就職、キャリアアップには資格取得が有利です。

銀行業務検定試験

銀行業務検定試験は銀行・保険・証券等金融機関の行職員を対象に、業務の遂行に必要な実務知識や技能・応用力についてその習得程度を測定する検定試験です。

金融系で有利なおすすめ資格-転職・就職・キャリアアップに
金融業界には特有の資格が多く、一定の業務を行うために必要であったり、昇格の要件になっている場合が少なくありません。金融系で有利な資格をご紹介します。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーには国家資格のファイナンシャル技能検定と民間資格のファイナンシャル・プランナー(AFP・CFP)があります。

ファイナンシャルプランナー・FPの資格を取るには-転職・就職に
ファイナンシャルプランナーには複数の資格(FP技能士・AFP・CFP)があります。キャリアに有利なFP資格についてご紹介します。

貸金業務取扱主任者

貸金業務取扱主任者は貸金業の営業所に必ず置かなければならない国家資格です。

消費者金融やクレジットカードなどの事業では、営業所ごとに貸金業務取扱主任者を一定数置くことが義務付けられています。

貸金業務取扱主任者になるには(資格と試験)-転職・就職・キャリアアップに
貸金業務取扱主任者は貸金業者が営業所ごとに一定数を配置することが義務づけられている資格です。

銀行業界の求人・転職

銀行業務は企業取引と個人取引に分かれていますが、銀行業界では、個人顧客の資産運用や保険、個人年金、相続などのニーズ拡大・多様化に向けて、個人顧客に対する提案・コンサルティングの強化を進めています。

ネット取引増加の影響を受けて、人員削減が計画されるなど、銀行の新規採用は抑えられていますが、ネット銀行では採用ニーズが続くと思われます。

フィンテックやDX関連ではITエンジニアを中心に人材が求められています。

総務・法務・知財など管理部門の職種にも求人ニーズがあります。

銀行業の給与

区分20~24歳25~29歳41.4歳
(平均)
所定内労働時間161時間158時間158時間
残業15時間25時間17時間
月収249,500円321,700円428,100円
年間賞与等401,500円1,085,000円1,683,100円
年収3,395,500円4,945,400円6,820,300円

(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」より)

銀行業界の転職活動

転職サービスを利用すると、業界や職種に精通したコンサルタントのサポートを受けることができます。

在職中の忙しいビジネスパーソンであっても転職活動をすることができます。

スカウト・ヘッドハンティングのおすすめ転職サービス【20代・第二新卒】
転職者のほとんどは在職中から転職サイトの登録・応募を行うようになっています。20代にも届くスカウト・ヘッドハンティングの転職サービスをご紹介します。

まとめ

ネット銀行の成長やAIの導入など銀行業界は変革期を迎えています。

銀行は経済の活性化や企業の支援など社会的なやりがいがあり、収入面の安定も見込める業界です。

新規採用は抑えられていますが、新たなサービスを中心に人材の採用意欲は高く、キャリアチェンジのチャンスもあります。

地方銀行(地銀)の業界研究【概要・動向】-転職・就職に
地方銀行は各都道府県を主な営業基盤とする普通銀行です。転職・就職で押さえておきたい地方銀行の業界動向、採用市場をご紹介します。
転職・就職に役立つ業界天気図一覧(2024年)
採用市場と密接に関わる企業の業績。業界の動向は転職・就職活動を進めるうえで、重要な情報のひとつです。2024年度の主要業界天気予想を一覧にしました。

 

【参考】
・総務省「日本標準産業分類」
・金融庁ウェブサイト
・一般社団法人全国銀行協会
・各企業公式サイト
・日本経済新聞出版『日経業界地図2024年版』
・東洋経済新報社『四季報業界地図2024年版』

タイトルとURLをコピーしました