求人広告の採用情報を正しく読む方法


はじめての転職では、応募する企業を選ぶときはもちろん、応募書類の準備のためにも転職サイトなど求人広告の採用情報をじっくり読み込むことが重要です。

興味がある項目だけを流し読みするだけでは正確に読み解くことはできません。採用情報には選考に影響するヒントが隠されています。その情報に気が付いて準備できるかどうかで採否が変わるともいえます。

求人広告・採用情報を正確に読み解く

募集職種

カタカナ職種を推測で判断してはいけません。例えば「プランナー」「カウンセラー」がついた職種であっても、企画職や指導職、相談職であるとは限らず、営業職や販売職、事務職であることもあります。

正しく読む

職種の仕事内容があいまいだったり、推測で判断していると、アピールの方向性まで違ってしまう可能性があります。不明なままで進めるのではなく、応募する前に問い合わせて確認してみましょう。

雇用形態

同じ職種でも雇用形態によって働き方や待遇の条件が違います。正社員以外にも雇用は多様化していますので、同じ職種でも正社員と契約社員など同時募集していることもあります。それぞれの条件の違いを確認して、応募することが大切です。

正しく読む

  • 正社員:原則、雇用期間に制限なし
  • 契約社員:原則、有期雇用契約
  • 限定正社員:地域や職務、勤務時間を限定した社員

会社概要・事業内容

事業開始の「創業」と法人「設立」の違い。正社員数の「社員数」とアルバイトなども含む「従業員数」の違い。言葉の表現の違いを理解していないと、会社の歴史や規模を読み間違うことになります。

正しく読む

事業や職務の内容を正しく理解することで、求人企業のニーズを的確に把握することができます。理解度が不足していると、志望動機や自己PRで効果的なアピールができません。

給与

「月給制」や「年俸制」などの表記が一般的ですが、固定残業代を含む場合には明示が必要とされています。具体的な給与額は採用選考の最終段階まで明かされないのが普通ですので、基本的な給与制度は理解しておきましょう。

正しく読む

  • 月給制:毎月定額が支給される
  • 日給月給制:勤務日数により変動する
  • 年俸制:年収額を12~14分割して毎月(+ボーナス月)支給することが多い

応募条件

一定の経験年数や資格、スキルなどを応募資格としている場合がありますが、必須ではなく、目安のレベルということがあります。条件を満たしていなくても、カバーできる適性などがあれば応募できることもあります。

正しく読む

簡単にあきらめずに、挑戦したい場合は、カバーできる適性やスキルを伝えて問い合わせてみましょう。応募書類でもカバーできる適性やスキルをアピールします。

試用期間

本採用の前に試用期間を設けている求人が多くあります。試用期間の有無、期間、待遇について確認しておきましょう。

正しく読む

試用期間は通常1~6ヵ月程度です。試用期間中の給与や待遇が異なる場合もあります。記述がない場合は、採用担当などに確認しましょう。

勤務地

全国や海外拠点など複数の勤務地ありという求人も多くあります。応募の時点で提出書類に希望勤務地を記載するのではなく、書類選考後に面接で確認する方が安全です。

正しく読む

複数の勤務地があっても、職種や役割の違いで勤務地が決まっている場合があります。配属先がわからないままで希望勤務地を一方的に記載するのは避けた方がよいでしょう。

勤務時間

就業規則などの標準勤務時間が記載されているのが普通です。「変形動労時間制」「フレックスタイム制」などであれば基本的な制度を調べておきましょう。

正しく読む

勤務制度から繁忙期など仕事の特徴を読み解くことができます。残業の状況まではわからなくても、面接後に採用担当などに確認することができます。

休日休暇

「完全週休2日制」「週休2日制」や曜日が記載されていない休みについて、当然のように土日祝を休みと考えるのは間違いのもとです。

正しく読む

  • 完全週休2日制:土日が休み
  • 週休2日制:1週間に2日の休日(土日とは限らない)
  • シフト制:ローテーションなど交替

待遇

求人広告などでは文字数の関係から略語の表記が多いです。「社保完」は社会保険完備、通勤交通費の「全」の有無など要注意です。

正しく読む

「通勤交通費全支給」は全額支給され、「通勤交通費支給」は上限が設けられているということです。社会保険完備の記載がないと、正社員以外では加入対象とならないケースが考えられ、確認が必要です。

所在地・交通手段

求人情報に掲載されている所在地や交通手段が本社や勤務地とは限りませんので、注意が必要です。

正しく読む

所在地や交通手段、電話番号の記載が応募に関する連絡先であったり、面接会場であるケースがあります。実際の所在地や本社は企業のホームページなど自分で調べてみましょう。

応募方法

記載されている応募方法の指示に従うことが重要です。実質的な一次選考になることもあるので、慎重に対応することを心掛けましょう。

正しく読む

欠員募集など急ぎの求人で「電話後、面接(応募書類持参)」といった掲載もあります。電話が実質的な一次選考になることがあるので、準備をしてからかけるようにしましょう。

会社コメント

経営理念や社風、職場環境、社員に対する考え方、実績などに注目です。読み込むことで自己PRや志望動機のヒントになる情報が見つかります。

正しく読む

求人企業の人材に対する考え方を読み取ることができます。応募の年齢制限はなくても、対象とする年代や求められる人物像が見えてきます。

まとめ

求人広告の採用情報には限られた文字数に、企業が発信したいメッセージが詰まっています。20代・第二新卒の転職活動では、求人情報を正確に読み解くことで、効果的に自分の強みをアピールしたり、弱点をカバーすることができるようになります。

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