事務機器の業界研究


事務機器とはオフィスなどで使われる複写機やプリンターなどの機器を指しています。

ペーパーレス化やテレワークの普及により、事務機器の使用は減少し、販売も落ち込んでいます。

プリント需要が減るなか、事務機器各社はオフィスのIT支援に取り組んでいます。

事務機器メーカーの転職・就職で押さえておきたい業界の動向、売上高ランキング、採用市場をご紹介します。

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事務機器業界の最新動向(2021年)

事務機器とは

電機業界の事業領域は家電、IT機器、事務機器、電子部品など幅広い分野に及んでいます。

事務機器には複写機やプリンター、FAX、プロジェクターなどの情報機器が分類されます。

コピーやFAX、スキャナーなどの機能をもつオフィス向けの複合機が代表的です。

事務機器メーカーではオフィス向け機器の販売や保守を中心としたサービスからリースで運用・管理を一括して行うサービスへとシフトを進めています。

ペーパーレス化が進むと、デジタルでのやり取りは増えることから、セキュリティー対策などオフィスのIT支援に力を入れています。

電機業界の主な事業領域

  • 家電分野
    冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの白物家電からテレビなどのAV・デジタル家電
  • IT分野
    スマートフォン、タブレット、パソコン、カーナビ、通信機器など
  • 事務機器分野
    複写機、プリンター、FAX、プロジェクターなど
  • 電子部品分野
    半導体、集積回路、液晶パネル、コンデンサ、スイッチ類など

複合機

複合機は一般的にコピーやスキャナー、FAX機能などを備えた多機能の情報機器です。

先進国では成長が鈍化していますが、メーカー各社は業務効率化やクラウドなどITサービスに力を入れています。

富士ゼロックス

ゼロックス・富士ゼロックス連合。複合機首位。2021年4月から富士フイルムビジネスイノベーションへ。

  • 従業員数:39,825人

リコー

複合機2位。プロジェクターにも強みがあります。

  • 従業員数:90,141人
  • 平均年齢:45歳

キヤノン

事務機器大手。複合機やプリンターなど複数の事業で世界シェアトップクラスです。

  • 従業員数:187,041人
  • 平均年齢:44歳

コニカミノルタ

複合機シェア世界3位。A3カラー機で欧米に強みがあります。

  • 従業員数:43,961人
  • 平均年齢:46歳

シャープ

家電メーカー。複合機で新興国に強みがあります。

  • 従業員数:52,876人
  • 平均年齢:45歳

OKI

LED複合機に強みがあります。

  • 従業員数:17,751人
  • 平均年齢:44歳

プリンター

プリンターにはレーザープリンターとインクジェットプリンターがあります。

インクジェットプリンターには家庭用と業務用の大型プリンターがあります。

セイコーエプソン

インクジェットプリンター世界首位。プロジェクターにも強みがあります。

  • 従業員数:75,608人
  • 平均年齢:44歳

ブラザー工業

国内インクジェットプリンターに強みがあります。

  • 従業員数:37,697人
  • 平均年齢:43歳

事務機器業界の売上高ランキング

事務機器製造

順位企業名売上高(百万円)
1キヤノン3,951,937
2シャープ2,400,072
3リコー2,013,228
4セイコーエプソン1,089,676
5コニカミノルタ1,059,120
6ブラザー工業683,972
7富士ゼロックス664,057
8東芝テック476,824
9沖電気工業441,452
10パナソニックシステムソリューションズジャパン307,887
11カシオ計算機298,161
12京セラドキュメントソリューションズ228,985
13アマノ131,713
14サトーホールディングス116,179
15富士通フロンテック102,301
16キヤノン電子90,767
17理想科学工業83,900
18キヤノンファインテックニスカ46,093
19キヤノン化成43,473
20ローランドディー.ジー.42,774

情報通信機器製造

順位企業名売上高(百万円)
1日立製作所9,480,619
2ソニー8,665,687
3パナソニック8,002,733
4三菱電機4,519,921
5富士通3,952,437
6東芝3,693,539
7日本電気2,913,446
8シャープ2,400,072
9京セラ1,623,710
10セイコーエプソン1,089,676
11沖電気工業441,452
12NECプラットフォームズ360,866
13三洋電機348,792
14ソニーモバイルコミュニケーションズ283,834
15日本ヒューレット・パッカード209,800
16サムスン電子ジャパン201,806
17日本無線90,451
18アンリツ99,659
19日立国際電気85,932
20アイホン46,337

(帝国データバンク『業界動向2020-Ⅰ』より)

事務機器業界の採用市場

事務機器業界の求人・転職

事務機器業界では業務改善の提案やITツールの導入などサービスの多角化を進めています。

フィールドエンジニアや技術サポートなどの職種を中心に人材が求められています。

開発設計系

研究開発、組み込みソフトウェア開発、回路設計、機械設計などエンジニア職種。

高度な専門知識とスキルに加えて、機密性の高い業務に携わるので、情報管理能力と倫理観が求められます。

生産技術系

生産技術、生産管理、品質管理などの技術職。専門知識とスキルに加えて、問題解決力やコミュニケーション能力が求められます。

顧客サービス系

フィールドエンジニア、技術サポートエンジニア、セールスエンジニアなどの職種。専門知識とスキルに加えて、コミュニケーション能力が求められます。

電機業界の給与

区分20~24歳25~29歳43.5歳(平均)
所定内労働時間161時間158時間159時間
残業18時間23時間16時間
月収228,200円291,600円354,200円
年間賞与等459,200円802,000円1,237,500円
年収3,197,600円4,301,200円5,487,900円

(厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」より)

事務機器業界の転職活動

転職エージェントの転職支援サービスを利用すると、業界や職種に精通したキャリアコンサルタントが転職をサポートしてくれます。

  • 非公開・好条件の求人紹介
  • 専任のキャリアコンサルタント
  • 企業ごとの書類作成・面接対策など

キャリアごとの転職支援

まとめ

オフィスでの事務機器需要が減少するなか、各社はIT関連の製品とITサービスを組み合わせて業務効率化の提案を行っています。

オフィスのニーズに合った付加価値の高いサービスの提供を進めています。

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