転職活動に欠かせない求人情報のインターネット検索。
転職サイトを経由して企業へ応募することも一般的になっています。
転職サイトからのWebフォームで一次選考を行い、選考後に紙の履歴書や職務経歴書の提出を求める企業もあります。
転職サイトの特徴や機能を活用して、効果的に転職活動を進めましょう。
転職サイトの「Web応募フォーム」
Web応募のしくみ
転職サイトのWebフォームから必要項目を入力して求人企業に応募できるようになっています。
Web応募フォームの送信
Webフォームは、作成すると保存することができますので、複数の企業へ応募することができます。
- プロフィール
- 職務経歴
- 自己PR
- 資格・スキル
- 希望条件 など
応募企業からの連絡
Web応募フォームによる一次選考前に連絡先の確認や入社意欲の確認をする企業もあります。
内容を確認して返信しましょう。
書類選考
履歴書や職務経歴書の送付を求められることもありますが、通常はWeb応募フォームで書類選考が行われます。
面接通知
書類選考を通過した人に面接の案内が届きます。
面接に進むと、改めて履歴書や職務経歴書の提出を求められることがあります。
面接・採用選考
書類と面接の結果による総合評価で採用が決まります。
企業によっては二次、三次面接に進みます。
Web応募フォームと職務履歴書の違い
Web応募フォームと職務経歴書でアピールする内容は変わりませんが、伝えられる内容は違いますので、工夫が必要になります。
フォーム
職務経歴書のフォームは原則自由ですが、Webフォームでは統一されています。
読みやすさを優先して記載することが大切です。
情報量
職務経歴書はA4用紙1~2枚が標準的ですので、わかりやすく簡潔にまとめることが必要になります。
Webフォームに入力できる情報量は多く、詳細な説明も可能ですが、わかりやすくまとめることは職務経歴書と同じです。
記載内容
職務経歴書は応募する企業に向けて企業ごとに作成します。
Webフォームも特定の企業に応募する場合は基本的に職務経歴書と同じです。
スカウトサービスを利用するような場合には、特定の企業向けではなく、幅広い企業から興味を持たれるような内容を記載します。
文字等のレイアウト
職務経歴書は原則自由ですが、Webフォームではフォーマット通りに入力しましょう。
読みやすさ見やすさが大切です。
住所・学歴
通常、住所や学歴は履歴書に記載し、職務経歴書には記載しないことも多いですが、Webフォームでは入力が必要になります。
希望転職時期
転職を希望する時期は、履歴書や職務経歴書で入社可能日として記載することもありますが、必須ではありません。
Webフォームではいつ頃までに入社できるかを記載するようにしましょう。
あまり先の日付では本当に転職する気があるのかどうか疑問を持たれます。
在職中であっても3ヵ月程度がよいでしょう。
現在の年収・希望年収
職務経歴書には通常記載しませんが、Webフォームでスカウトサービスを利用するような場合は入力しておきましょう。
Web応募フォームの記入ポイント
- 求められている職務能力、要件と合致するものを作成する
- 特定の企業へ応募する場合は、応募企業に向けた強みをアピールする
- スカウトを待つ場合、職務内容、自己PR、希望業種・職種を漏れなく記入する
- 長文ではなく、見出しなどをつけて読みやすさを工夫する
Web応募フォーム書き方のコツ
Web応募フォームには書面で作成する職務経歴書とは異なるマナーがあります。
プロフィール欄
誤字脱字に注意して、正しい情報を記入しましょう。
- あいさつ文にワンコメントで自己紹介を添える
- 氏名はビジネスで旧姓を使用している人も戸籍通りに記入する
- 連絡が取れる電話番号、携帯番号、メールアドレスを記入する
- 在職中であれば出社可能日(退職可能日)も伝える
- 年収は手取りではなく、総支給額を記載する
(入社1年未満の場合の年収は概算の金額を、退職している場合は直近の年収)
最終学歴欄
最終学歴は卒業したものを記載します。
- 中退などの最終学歴には備考欄などで補足する
- 学校名は正式名称で記入する
- 在学期間は未記入にせず、正確に記入する
- 備考欄は中退や学歴にブランクがある場合などの補足やアピールに活用する
職務経歴欄
Webフォームでもっとも注目される欄です。
応募企業に関連する内容について強調して記載しましょう。
- 勤務先は正式名称を記入する
- 入社年月・退社年月は再確認して正確に記入する
- 長文ではなく、一つの見出しに200字程度の文章で収める
- 実績、評価、改善などを盛り込む
- 応募企業に関連する職務内容にボリュームをもたせる
- 応募企業が求める経験・スキルを強調する
- 1社、1職種ごとに記載するのが原則
自己PR欄
職務経歴と関連する内容を記載することで説得力がアップします。
- 実務経験が短い場合、学生時代の経験でもよいが、仕事と関連性のあることにする
- 職務経歴欄と関連性をもたせる
- 見出しをつけて、読みやすさを工夫する
- 結論を先に記載して、具体的な事例を盛り込む
- 自己PR欄に【志望動機】【発揮できる強み】などの見出しをつけてアピールすることもできる
- 志望動機欄と自己PR欄があれば、「なぜ応募するのか」と「応募企業に貢献できる自分の強み」を書き分けて示す
資格・スキル欄
複数の資格を持っている場合には、応募職種に関連するものを優先して記入します。
- OAスキル、語学スキルも空欄にせず記入する
- 未記入はマイナス印象。TOEICは受験して最新のスコアを記入する
- 取得勉強中の資格は自己PR欄に記載する
- 業務に関係のない資格は難関資格であっても記入しないのが基本
- 英語の活用レベルの選択は発揮できる能力を選択する
- 普通自動車運転免許の有無が注目される
- 保有資格の記述は取得年と正式名称を示すのが基本
希望条件欄
応募企業と合致しない希望条件を入力していると、第一希望ではないと判断される可能性が高くなります。
- 特定の企業へ応募する場合には、応募企業の募集要項と合致する内容を記入する
- スカウト機能を活用する場合には、幅広い業種や複数の職種の選択も可
- 希望勤務地はできるだけ限定しない方が有利
- 希望年収は経験職種、未経験職種などを考慮して選択する
- 希望転職時期は、在職中であれば引継ぎ期間を考慮して最短の時期、離職中であれば意欲を示し、できる限りすぐに転職できることを伝える
- 自由記入式で希望事項を入力する場合は、譲れない条件を記入するのが基本
応募前のチェック
応募する前には入力した内容をもう一度チェックしましょう。
- 見出しがあってわかりやすいですか?
- 入力・変換ミスはありませんか?
- 年月日に間違いはありませんか?
- 社名や部署名は正しいですか?
- 数字に間違いはありませんか?
- 職務内容はわかりやすいですか?
- 経験のアピールポイントが伝わりますか?
- 活かせる経験・スキルが明確になっていますか?
第二新卒・20代の採用市場
20代の転職活動
20代の転職市場は活発です。
転職市場には「第二新卒」という新卒で入社してから3年程度までの転職希望者の市場もあります。
新卒採用や経験者採用だけでなく、既卒や第二新卒の採用にも積極的な企業が増えて、求人も豊富になっています。
第二新卒は社会人としてのビジネスマナーを身につけていること、柔軟性や成長性があることをメリットとして求人企業はとらえられていますので、キャリアチェンジのチャンスが多くあります。
スカウトサービス
転職サイトのスカウトサービスを利用すると、企業から直接オファーを受け取ることができます。
自分だけで探していると気づかない企業からスカウトされる可能性があります。
一般的にオファーが届いた企業への応募は選考通過率が高くなると考えられます。
忙しい在職中でも転職活動を効率的に進めることができます。
まとめ
Web応募フォームには応募企業が求めている情報、検索したいキーワードが盛り込まれています。
情報を入力しなければ、それだけで選考から漏れることも考えられます。
情報量は多いですが、できる限り入力して作り込むことが選考を通過するポイントです。




【参考】
・ハローワークインターネットサービス
・サービス提供企業サイト