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インフラエンジニアに有利なおすすめ資格

インフラエンジニアはネットワークやサーバーなどITインフラを支える技術者です。

SNSやクラウドが拡大したことにより、インフラエンジニアのニーズが急増しています。

幅広いスキルを持ち、柔軟に対応できるインフラエンジニアが求められています。

インフラエンジニアに関連するおすすめ資格をご紹介します。

インフラエンジニアの関連資格

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤(プラットフォーム)を支える技術者のことです。

ネットワークやサーバーなどITインフラについての基礎知識と設定方法や操作方法、セキュリティに関するスキルが必要とされます。

インフラのクラウド化が進み、クラウドの知識も求められるようになっています。

ITインフラ

  • ネットワーク
  • サーバー
  • OS(Linux、Windows、MacOSなど)
  • ミドルウェア(メールサーバー・データベースなど)

インフラエンジニアに必要なスキル

  • ネットワーク機器に関するスキル
  • サーバーに関するスキル
  • セキュリティ対策に関するスキル
  • クラウドに関するスキル など

シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、ネットワーク機器大手のシスコシステムズが主催するベンダー試験(民間資格)です。

シスコシステムズの製品についての知識を証明することができます。

シスコ技術者認定試験はレベル別に10種類あり、CCNAやCCNP、CCIEが代表的です。

受験資格

制限なし

試験日

随時

試験地

テストセンター受験かオンライン試験

試験内容

ネットワークに関する知識を中心に筆記試験が行われます。

問い合わせ

シスコシステムズ合同会社

CCNAのおすすめテキスト&問題集

LinuC(Linux技術者認定試験)

LinuC(Linux技術者認定試験)は、オープンソースのOSであるLinuxを扱う技術者のレベルを測定する認定試験です。

試験はレベル別(レベル1・レベル2・レベル3)に実施されています。

受験資格

制限なし

試験日

随時

試験地

全国各地の試験センターかオンライン受験

試験内容

マウスで選択する問題とキーボードで入力する記述式の試験が行われます。

Linuxだけでなく、クラウド領域の問題も出題されます。

問い合わせ

特定非営利活動法人 LPI-Japan事務局

Linuxのおすすめテキスト

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指す人を対象とした国家試験です。

IPA(情報処理推進機構)が実施する「情報処理技術者試験」の試験区分のひとつです。

受験資格

制限なし

試験日

春期試験(4月)

試験地

全国主要都市

試験内容

  • 多肢選択式
    ・コンピュータシステム
    ・ネットワーク、セキュリティ
    ・システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術
  • 記述式
    ・ネットワークシステムの企画・要件定義・設計・構築に関すること
    ・ネットワークシステムの運用・保守に関すること
    ・ネットワーク技術に関すること
    ・ネットワークサービス活用に関すること
    ・ネットワークアプリケーション技術に関すること
    ・ネットワーク関連法規・標準に関すること

問い合わせ

独立行政法人 情報処理推進機構

社会人に必要なIT基礎知識の資格を取るには-転職・就職に
ITパスポート試験は業種や職種を問わず幅広い分野でITを正しく利用することを目的とした試験です。20代におすすめのITパスポート試験についてご紹介します。

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クラウド試験

クラウドサービスのベンダーが認定試験を実施しています。

クラウドに関する専門知識や各ベンダーが開発したツールや機能を扱うスキルを証明することができます。

AWS認定ソリューションアーキテクト

技術スキルとクラウドの専門知識を認定する試験です。

  • クラウドプラクティショナー(初級)
  • アソシエイト(中級)
  • プロフェッショナル(上級)

Google Cloud認定資格

Google Cloudに関して習熟度を基礎から高度なスキルまで評価する認定資格です。

  • 基礎的な認定資格(未経験者向け)
  • アソシエイト認定資格(入門資格)
  • プロフェッショナル認定資格(経験者向け)

インフラエンジニアの資格を取るには

転職・就職に有利な資格

IT未経験からインフラエンジニアになるには、基礎知識と機器やOSの操作方法を身につけることが大切です。

ネットワーク機器のCCNAやOSのLinuxの資格を取得すると有利です。

未経験からのキャリアプラン(例)

  1. CCNAやLinuxの資格取得を目指す
  2. 現場で経験を積んでスキルを磨く
  3. 運用でマネージャーを目指す/設計までできるエンジニアになる

スキルを補う資格

IT業界の他職種からインフラエンジニアになるには、現在の知識からインフラエンジニアに必要なスキルを補う必要があります。

基礎知識から設計の力を身につけるために、ネットワークスペシャリスト試験を目指すことをおすすめします。

他職種からのキャリアプラン(例)

  • ネットワークスペシャリスト試験を目指す
  • 大規模システムの運用を経験する
  • インフラ全体を設計できる力を身につける

スキルアップの情報と知識

ITインフラは変化のスピードが速く、新しいサービスが次々と生まれています。

インフラエンジニアとしてインフラに関連する技術やニーズについて知識を得ておくことは重要です。

DX

DX(デジタルトランスフォーメーション)はシステムで企業文化まで変革し、新たな価値を創出していくことです。

セキュリティ対策など、ITインフラの運用管理にはより高い水準が求められるようになります。

IoT

IoT(Internet of Things)はあらゆるものがインターネットをつながることです。

IoTの進歩によりデータ量は急増し、インフラの増強が必要となっています。

AI

AI(人工知能)は与えられたデータから物事の関係性を推測し、自らルールを学習するまでに進化しています。

AIは大量のデータを長時間にわたって処理するので、高いインフラ能力が必要となります。

ビッグデータ

さまざまなITシステムが日々データを大量に蓄積しています。

集められた情報はビッグデータとなり、データ活用の重要性が高まっています。

ビッグデータの集計や分析には、膨大なデータを処理するためのインフラ構築が必要となります。

5G

5G(第5世代移動通信システム)は新しい無線通信規格です。

5G通信を利用するには、端末だけでなく、さまざまなITインフラの対応が必要になります。

クラウド化・仮想化

少ない人員でITインフラを効率的に運用するために自動化の取り組みが進んでいます。

またサーバー仮想化の技術ではサーバー管理の省力化が行われています。

まとめ

社会に不可欠なものとなっているITインフラは、今後も進歩し、重要度は増していくと考えられます。

インフラエンジニアは未経験からでも比較的チャレンジしやすい職種ですが、ひとつの専門性だけでなく、広範囲のスキルを身につけて、そのスキルを磨いていくことでキャリアアップのチャンスが広がっています。

インフラエンジニアになる一歩として、関連する資格の取得はチャレンジする価値が高いといえるでしょう。

社会人になってからインフラエンジニアになるには
社会人からインフラエンジニアを目指す人におすすめのスキル習得と転職をセットでサポートしてくれる無料スクールをご紹介します。
情報通信技術者の仕事
情報通信技術者とは情報処理および情報通信に関する専門知識・経験をもって、技術的な業務に従事する技術者のことです。

 

【参考】
・総務省ウェブサイト
・経済産業省ウェブサイト
・各試験実施機関ウェブサイト