ゲーム業界の転職市場は活発です。
次々と新しいサービスが登場するゲーム業界の求人は公開できない案件が多く、求人が動くスピードも速いのが特徴です。
ゲーム職種で希望の転職を実現するには、業界に精通したエージェントサービスを上手に活用するのが有利です。
ゲーム職種の転職支援サービス
ゲーム業界の幅広い求人に対応し、経験者にはキャリアアップや年収アップが目指せ、未経験者にはサポート体制が充実している転職支援サービスの利用をおすすめします。
ゲーム業界でのよりよいキャリアをサポートする転職エージェントをランキングでご紹介します。
ゲーム転職エージェントおすすめランキング
利用者の声
29歳男性
職種:3Dデザイナー
「ファミキャリのエージェントにお願いしてからは、対応の早さや、マメさが当時働いていた私にとってとても頼りになり、待遇面も思いのほか良かったので、お願いしてよかったと思っています。」
(ファミキャリ!)
28歳女性
職種:アートディレクター
「クリエイター職のポートフォリオに関して多くの知識や情報を持っていて、安心して相談ができました。」
(マイナビクリエイター)
24歳女性
職種:デザイナー
「持参したポートフォリオを見て私の希望を考慮しながら、『こういった企業はどうですか』と薦めてもらえたので信頼もできました。あと、2社同時に内定がもらえそうになったときの対応がスムーズでありがたかったですね。」
(レバテックキャリア)
引用:各エージェントサイトより
エージェントサービスを利用する流れ(例)
転職エージェントのサービスを利用するためには、Webサイトからの登録が必要になります。
Web登録
Webサイトのフォームから登録をします。
登録すると、各種の転職支援サービスを利用できるようになります。
担当者から連絡
Web登録後にキャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡があります。
面談日程の調整や希望する仕事の条件などについて相談できます。
面談・カウンセリング
キャリアアアドバイザーと面談・カウンセリングをして、これまでの経験や仕事の希望、条件、疑問点などを伝えます。
オンラインや電話での実施が多くなっています。
求人紹介
ヒアリングの内容をもとにして、希望の条件に合った求人や非公開求人を幅広く紹介してもらえます。
応募したい求人には、エージェントから推薦されます。
専門性の高いエージェントを利用するとスムーズです。
選考・面接
書類選考を経て、企業との面接に進みます。
面接日程の連絡・調整などはエージェントが代行してくれます。
面接前には改めて求人内容の詳細説明や面接に臨むためのアドバイスなどのサポートを受けることもできます。
内定・入社フォロー
入社にあたり必要な準備のサポートを受けられます。
自分からは聞きづらい給与や待遇などの条件、入社日の調整などはエージェントが代行して交渉してくれます。
ゲーム職種の転職市場
ゲーム業界の構成
ゲーム業界はゲーム機やゲームソフトを開発する会社などで構成されています。
ゲーム会社はいろいろな分類ができますが、大きくはゲームの種類で分けることができます。
ゲームには、専用機・家庭用ゲームやスマホゲーム、PC・オンラインゲーム、クラウドゲームなどがあります。
デバイスを選ばないクロスプラットフォームゲームが利用者を増やしています。
少人数で開発を行うインディーズゲームも広がっています。
ゲーム業界の変化とともに、ゲーム会社の分類も変化していきます。
さらに開発を中心に行うディベロッパーと販売促進を行うパブリッシャーに分けることができます。
ゲーム(ハード・ソフト)業界の動向
ゲーム業界はコロナ禍の巣ごもり需要で市場を拡大しました。
ゲーム市場のシェアは、スマホなどモバイルゲームが5割を超えています。
ゲーム人口が増え、裾野が広がっています。
デンタルコンテンツ業界の動向
コンテンツ業界はゲームや音楽、映画、アニメなど多様な産業の複合体です。
コンテンツのデジタル化が進み、成長産業として注目を集めています。
ゲームなどスマホ向けコンテンツ市場は拡大を続けています。
ゲーム業界の求人・採用
人材不足が続く、ゲーム業界の転職市場は活発です。
ゲームの変化とともにゲームクリエイターも多種多様に変化しています。
ゲームクリエイターは専門職からディレクターにステップアップしていくことができます。
まずは一つの専門性を磨いて、経験を積んでいくことです。
使用するプログラミング言語は、開発環境によってさまざまですので、目的に合った言語を選び、理解を深めていくことが大切です。
ゲーム業界の経験者だけでなく、他業界からのキャリアチェンジ、未経験からのチャレンジも可能な状況です。
プランナー
ゲーム業界のプランナーはゲームそのものの設計と進行を担当します。
- ゲームデザイン
アイディアを実現するための画面遷移を設計し、仕様書にまとめる - プランニング
パートのとりまとめ、窓口、計画立案、スケジュール管理
プログラマー
ゲーム業界のプログラマーは実際のゲームの構築を担当します。
- リサーチ
- プログラム
- デバッグ
グラフィックデザイナー
ゲーム業界のデザイナーはゲーム中に登場するキャラクターや背景など見えるものを担当します。
- 3Dモデル・アニメーション
- エフェクト
- ステージ
- UI
サウンドクリエイター
ゲーム業界のサウンドクリエイターはゲーム中のあらゆる音を担当します。
- メインテーマ
- BGM
- サウンドエフェクト
- キャラクターボイス
ディレクター
ゲーム業界のディレクターはゲーム開発の現場責任者です。
それぞれのメンバーをまとめ、リードしていきます。
- ディレクション
- 開発責任者
プロデューサー
ゲーム業界のプロデューサーはプロジェクト全体の総責任者です。
- 開発予算、人員確保
- スケジュール折衝
- プロモーションの実施
情報通信業の給与
区分 | 20~24歳 | 25~29歳 | 40.6歳 (平均) |
所定内労働時間 | 166時間 | 166時間 | 165時間 |
残業 | 9時間 | 13時間 | 10時間 |
月収 | 261,200円 | 314,900円 | 409,900円 |
年間賞与等 | 309,500円 | 733,400円 | 1,134,800円 |
年収 | 3,443,900円 | 4,512,200円 | 6,053,600円 |
(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」より)
まとめ
ゲーム業界の転職では求人数そのものよりも、マッチングが何より重要になります。
利用する転職エージェントは、求人数よりも自分の希望や技術領域と合った求人を扱っているか、実績があるかを見極めることが大切です。
ゲーム業界では求人も技術も日々速いスピードで動いています。
転職エージェントを上手に活用して、実際に求人紹介を受けてみることが、生の情報を収集できる一番の方法だといえます。
【参考】
・総務省「情報通信白書」
・ファミ通.com
・各エージェントサイト