ブラック企業を辞めるためのスケジュール


どんなに企業研究をして入社しても、実際に働いてみないとわからない職場環境はあります。

入社1ヵ月で、

「これってブラック企業じゃない?」
「この会社では長く働けない」
「もう辞めたい」

と感じたら、どうすればいいでしょうか?

ブラック企業を上手に辞める方法

ブラック企業とは

そもそもブラック企業とは、どのような会社のことでしょうか。

仕事がきつかったり、先輩や上司が厳しすぎると、「ブラック企業なのでは?」と感じるかもしれません。

ブラック企業には、明確な定義があるわけではありませんが、違法性のあるような行為が日常的で、コンプライアンス意識の低い企業のことを指しています。

長い社会人生活のなかで、仕事がきつかったり、人間関係が悪くなることは、どんな会社であっても起こり得ることです。ブラック企業なのではなく、職場を異動することで解消できるケースもあります。

ブラック企業の特徴

入社した会社がブラック企業だったら

入社した会社がブラック企業かもしれないと感じたら、どのように過ごすことが自分の次のステップにつながるでしょうか。

もちろんすぐに辞めることもひとつの選択肢です。退職するタイミングはそれぞれの職場環境や状況により異なりますが、できれば次のステップにスムーズにつなげられることが望ましいといえます。

ここでは1年後までに転職して退職することを目標にしたスケジュールをご紹介します。

①入社1ヵ月

すぐにでも辞めたい気持ちはわかりますが、社会人でいること自体が職務経歴の実績づくりにつながります。社会人としてのビジネスマナーや業界の商品知識を身につけることができれば、次のステップで有利になります。

②GW明け

連休明けは、仕事が本格的になり、憂鬱な気持ちが強くなると考えられます。気持ちを整えて、できれば夏休みを目標になんとか乗り切りましょう。

③夏休み明け

9、10月は採用活動が活発になる時期なので、求人情報を検索したり、転職エージェントに登録して、転職活動を始めるのもよいでしょう。

4月入社の新入社員も10月には有給休暇が発生しますので、計画的に消化しておくのもありです。有給休暇の取得は義務化されていますので、忙しいなどの理由だけで取得が許されないような企業は違法性が高いといえるでしょう。

④12月

賞与(ボーナス)の支給があれば、それを目標にして過ごします。転職活動がスムーズに進み、次の会社への入社が決まれば、1年の目標を前倒しして、ボーナスをもらって年内に辞めるのもいいでしょう。

⑤年末年始・休み明け

本格的に転職活動を行い、転職先の具体的な候補も出てくる頃です。退職について就業規則などの社内ルールを確認して、スムーズに辞められるように密かに準備しておきましょう。

⑥2月以降

就業規則の規定どおりに退職の手続きを始めます。就業規則には退職日の1ヵ月前までに退職願を提出することなどが規定されていますので、トラブルにならないように進めましょう。

ブラック企業では、退職の意思表示をした後の居心地が悪いと予想されますが、有給休暇を消化するなど、割り切って過ごしましょう。

有給休暇の取得

有給休暇とは、一定期間勤務した労働者に対して与えられる休暇のことです。休暇を取得しても、給与が減額されない休暇です。正式には年次有給休暇といいます。

有給休暇は、労働者が6ヵ月間継続勤務して、その8割以上を出勤した場合に付与されます。

条件を満たした労働者は一定数の有給休暇を取得することができ、会社は有給休暇を与える義務を負います。

年次有給休暇の確実な取得

2019年4月から、全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者(管理監督者を含む)に対して、年次有給休暇の日数のうち、年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務づけられました。

自己都合退職

自己都合退職とは、社員側の意思表示で労働契約を終了して、会社を辞めることです。社員が自己都合で退職する場合、民法では2週間前の予告により、いつでも雇用契約の解約の申し入れができることになっています。

就業規則に1ヵ月前までに退職願を提出するように定められていても、退職の意思表示から2週間が経過すれば民法上の労務提供義務は消滅して、退職が認められることになります。

退職の意思表示は、口頭でも可能ですが、多くの企業では、退職願など書面の提出を必要としています。

退職代行サービス

転職先が決まって、退職したいと思っても、その意思表示をすることが一番のストレスになるということも多々あります。ブラック企業であれば、なおさらでしょう。

最近では、退職の意思表示を本人に代わって、会社へ伝える退職代行サービスの利用が増加しています。

まとめ

せっかく入社した会社がブラック企業だとわかったら、それは大きなショックです。そのつらい経験を無駄にせず、できれば次のステップに活かすことをおすすめします。

第二新卒の採用は活発ですし、退職理由も納得がいくものであれば、不利にはなりません。転職を決めるまで、短期的な目標を細かく立てて、ハードな期間を乗り切りましょう。

もちろん、身体的・精神的にそこまでの勤務が難しいようであれば、1年後ではなく、すぐに退職することを選択してください。

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