行政書士は法律系資格の一番人気で、多くの人がチャレンジする資格です。
行政書士試験は出題が広範囲に及びますので、短期で合格するためには科目ごとの出題範囲に合わせて、効率的に学習を進めていく必要があります。
行政書士試験には、独学でも合格することはできますが、働きながら短期合格を目指すのであれば、試験に対応した通信講座を上手に活用することをおすすめします。
行政書士試験に短期合格するためのカリキュラムになっている行政書士の通信講座をご紹介します。
行政書士のオンライン・通信講座
行政書士とは
行政書士は、「行政書士法第1条の2、第1条の3の規定に基づき、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務または事実証明に関する書類を作成することを業とするもの」と定められています。
行政書士の具体的な業務としては、官公署への許認可に関する書類提出や契約書、交通事故調査報告書等、権利義務または事実証明に関する書類作成業務などを行っています。
官公署へ提出する書類
- 建設業許可申請
- 宅地建物取引業免許申請
- 飲食店営業許可申請
- 帰化許可申請
- 株式会社設立書類作成 など
権利義務に関する書類
- 売買契約書
- 賃貸借契約書
- 金銭消費賃借契約書
- 遺言状
- 遺産分割協議書 など
事実証明に関する書類
- 内容証明
- 身分証明書
- 交通事故調査報告書 など
スタディング
スタディングは、スマホで学べる人気のオンライン資格講座です。 短期合格者の勉強法を研究し、効率的に学習できるよう開発されています。 行政書士講座は法律初学者にもわかりやすい動画講座に加え、問題練習や過去問練習、記述式対策など、全ての試験対策講座が含まれています。 |
行政書士合格コース
- 短期合格セミナー
- 基本講座(倍速機能付き)
- WEBテキスト(オプション冊子版あり)
- スマート問題集
- 過去問解法講座
- セレクト過去問集
- テーマ別過去問集
- 記述式解法講座
- 記述式対策問題集
- 受講料 49,500円
- 分割払い例 月々4,200円
講座の特長
- 基礎から合格レベルまで着実に学べるコース
- スキマ時間に学べる
- 段階的なアウトプット学習
- 圧倒的な低価格
- 無料の初回講座
合格者の声
過去問をスマホ一つで何周も学習できることは、重要過去問から何度も出題される傾向にある試験対策として、非常にコスパの高い講座といえます。
フォーサイト
フォーサイトは、圧倒的な合格実績を誇る資格取得スクールの通信教育です。 国家資格を中心に難関対策を専門にしているので、合格率も高水準を実現しています。 合格点主義で制作した教材を使用して、短期合格が可能となっています。 |
行政書士スピード合格講座 基礎講座
- 受講ガイド
- 入門講座テキスト
- テキスト7冊
- eラーニング
- 法改正情報等
- 無料メール質問
- 受講料51,800円
講座の特長
- わかりやすいフルカラーテキスト
- 豊富な図表・フローチャート
- 全国平均の3倍超の合格率
- コストパフォーマンスの高い教材
- 全額返金保証制度あり
合格者の声
仕事で時間に制約があるため、通学は選べませんでした。また、色々な情報をネットで調べましたが、独学にも不安がありました。そこで、短期間での合格実績がある通信教育にしようと決めました。
資格の大原
資格の大原(社会人講座)は、大原の教育サービスです。 30時間で全科目のインプット講義を学習できる「行政書士30」は、1日1テーマ、約3ヵ月で全範囲を学習できるカリキュラムになっています。 短期間、短時間で合格を目指すことができます。 |
行政書士30
- Web通信講座
- インプット講義
・基礎法学・憲法
・一般知識
・行政法
・民法
・商法、会社法 - アウトプット講義
・Webテスト - レクチャーテキスト
- トレーニング問題集
- 行政書士試験問題1冊・解答解説
- 全30回
- 受講料59,800円
講座の特長
- 効率的に短期合格を目指すカリキュラム
- 合格に必要な情報を厳選したオリジナル教材
- 各種フォロー制度で充実のサポート体制
- 講義動画をダウンロードできる
合格者の声
合格に必要な知識をコンパクトにまとめてくれていて、直前期の総確認や、私のような机に向かえる時間が少なく、細切れの時間を利用するしかない人には最適です。
LEC東京リーガルマインド
LECは国家資格の対策講座を全国展開するスクールです。 行政書士講座には、圧倒的な情報とノウハウが蓄積されています。 通学、Web通信講座、音声ダウンロード講座、スマートフォン講座など多彩な学習スタイルから自分に合った講座を選ぶことができます。 |
行政書士パーフェクトコース
- 法律入門講座
- 合格講座
- 科目別答練
- 記述基礎力養成講座
- 文章理解特訓講座
- 公開模試
- ファイナル模試
- 受講料185,000円~(Web通信)
講座の特長
- 効率的に学べるオリジナル教材
- 豊富な指導経験と実績の講師陣
- 学習フォローシステム
- 各種割引制度あり
- 一般の約5倍の合格率
合格者の声
パーフェクトコースは初学者でも一発合格を狙える素晴らしいコースだと思います。
通信講座を選ぶポイント
通信講座のコースやカリキュラムには、それぞれ特徴があります。
自分の希望に合う講座を見つけて上手に活用することが大切です。
講座の確認
- 受講料などかかる費用は確認しましたか?
- 受講後に目指せる資格は希望と合っていますか?
- テキストやコンテンツなどの内容は気に入りましたか?
- 希望するサポートやフォローを受けられますか?
行政書士の試験概要
行政書士試験
行政書士試験は、行政書士の業務に関し必要な知識および能力について、筆記試験が実施されます。
受験資格
制限なし
試験日
年1回(11月)
試験地
全国47都道府県の試験会場
試験内容
- 「行政書士の業務に関し必要な法令等」46問(択一式および記述式)
- 「行政書士の業務に関連する一般知識等」14問(択一式)
試験科目
- 法令等:憲法、行政法、民法、商法、基礎法学
- 一般知識等:政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
合格率
10%程度
問い合わせ
一般社団法人 行政書士試験研究センター
行政書士の勉強法
行政書士の試験対策
行政書士の資格を取得するには、独学や資格・通信講座などで勉強する方法があります。
行政書士は他の法律系国家資格よりは、合格しやすい資格ですが、それでも合格率は10%程度。
はじめて法律を学ぶのであれば、しっかりと準備することが必要になります。
勉強法にはそれぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の状況やかけられる時間、費用に合わせて選択することになります。
出題範囲の広い行政書士試験に短期で合格するためには、効率的に学習を進められる方法を選ぶことが大切です。
資格の取得期間
ゼロから法律を学ぶ人と基礎知識がある人とでは異なりますが、6ヵ月から1年程度の準備期間があるとよいでしょう。
集中して勉強することができれば、3~4ヵ月での合格も可能です。
短期合格の学習ポイント
- 合格基準は正答率60%以上、まずは基礎力を身につける
- 出題数の多い行政法・民法を中心に学習する
- 出題範囲や配点に合わせて学習する
まとめ
行政書士試験に短期合格するためには、メリハリをつけて学習することが大切です。
試験に対応した通信講座のカリキュラムを上手に活用することで、効率的に学習を進めることができます。
【参考】
・一般財団法人 行政書士試験研究センターウェブサイト
・各スクールウェブサイト