円満退社のための退職願の提出方法


転職先が決まって、職場に退職を申し出るのは、プレッシャーやストレスに感じる人も多い局面です。

退職の意思表示をすることは、苦痛に感じても転職活動では避けては通れない道。円満退社するために、退職願を適切に提出する方法を知っておきましょう。

円満に退職願を提出する方法

最初に伝える相手

退職の意思表示を最初にするのは、直属の上司です。微妙な話であるからこそ、ここを間違えると周囲に大きな打撃を与えることになりかねません。

直属の上司を飛び越えて上の部長などに申し出たとすると、直属の上司との関係が問題で退職に至ったのではないかと思われるでしょう。

辞めるから関係ないと思うかもしれませんが、退職日までの過ごし方を考えて、波風は最小限にすることが円満に進めるコツです。

退職願を提出するタイミング

企業ごとに自己都合退職のルールがあります。就業規則を確認して、そのルールを守ることが円満退社の前提です。退職予定日の何日(何ヵ月)前に申し出ればいいかを確認しておきましょう。

欠員補充の採用や社内異動を行わなければならないことがあるかもしれません。業務に支障が出ないように余裕を持って、退職願を提出することが望ましいといえます。

タイミングの例

  • 転職先のオファーレターを正式に受諾した後
  • 就業規則に定められた意思表示の期限
  • 有給休暇消化の余裕がある期間
  • できるだけ業務の繁忙期を避けた時期

退職を阻害する事態

20代の退職では引き止めのために、年収アップや昇進などの条件を提示されることがあります。それでも退職の意思を伝えたら、後戻りはしないのが基本です。不満などは言わず、粛々を進めることが重要です。

引き止めに対して迷いがあるような態度は禁物です。「会社や職場の方には感謝していますが、チャレンジしたいという気持ちが強く、退職の意思は変わりません」など、感謝の気持ちを示したうえで、退職の強い意思を伝えることが理解してもらえるコツです。

トラブルの例

  • 上司から慰留される
  • 給与など待遇アップを提示される
  • 希望する人事異動を提案される
  • 引継ぐ後任が決まらない
  • 想定以上の引継ぎ期間を提示される

円満退社の対応

最後まで誠意をもって対応することが、円満退社のコツです。人的ネットワークは退職後の財産になります。

対応例

  • 退職に現状の不満をあげない
  • 誠意をもって、退職の意思が固いことを伝える
  • 引継ぎ期間や転職先の入社日を考慮して、余裕のある退職希望日を伝える
  • 退職日、有休消化は上司にも相談して決める
  • マニュアルや引継ぎ書を作成して、退職後に職場が困らないようにしておく

業務の引継ぎ

業務の引継ぎはスムーズな退職のため、転職後の人間関係を維持するためにも重要です。引継ぎ期間があまりない場合でも業務引継ぎリストなどを作成して後任に渡せば、感謝されるでしょう。

引継ぎリストの例

業務内容データ保存場所ファイル保管場所 わかる人
取引先・顧客リスト部内共有\顧客管理
Dキャビネット2段目
 2課の佐藤さん

退職日までのスケジュール(例)

退職日までの過ごし方は引継ぎ状況などによって異なります。自分の状況に合わせてスケジュールを設定しましょう。

退職日の2ヵ月前

引継ぎ期間などを考慮して、余裕をもって退職の意思表示をします。退職日は自分の意思だけでなく、直属の上司にも相談する形を取って決定する方がスムーズです。

退職日の1ヵ月前

就業規則や社内のルールに従って、正式に退職願を提出します。職場でも退職することをオープンにして、業務の引継ぎを始めます。

退職日の1~2週間前

後任と取引先などの挨拶回りをします。これまで培った人脈は財産です。これから先もお世話になることがあるかもしれません。

退職日の前日

デスクやキャビネットなどの片づけをします。

退職日当日(最終出社日)

上司や同僚へ最後の挨拶をします。元の職場の人脈を大切にすることは、社外の人脈として転職者の強みになります。有給休暇を消化する人は取得。

円満な退職のためのサポート


転職エージェントの転職支援サービスを利用すると、退職に必要な準備のサポートやスムーズな退職についてのアドバイスを受けることができます。

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求人紹介などのサポートだけでなく、退職のスケジュール調整や交渉についてのアドバイスから、入社日までサポートしてもらえます。

入社日と退職日の折り合いがつかなかったり、予想しなかった引止めがあったりと、トラブルが発生した場合にも、20代の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーからアドバイスを受けることができます。

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まとめ

20代の転職では退職の意思を伝えると、引き止められる可能性も高いでしょう。調整が難航しても提出した退職願の取り下げはおすすめできません。

引き止められたからといって退職願を取り下げても、一度は退職しようとした事実が残ります。後ろめたさや居心地の悪さが将来的に続く可能性があります。退職の意思表示は撤回しないと覚悟しておきましょう。

多くの場合、転職先では早めの入社を希望していますが、面接のときに現在の業務状況や引継ぎ期間を想定して、入社日を設定することが大切です。円満退社で気持ちよく転職先での仕事をスタートさせましょう。

内定が出てから退職するまでのステップ
応募企業から内定が出て、ひと安心。でも転職活動はまだ終わりではありません。内定が出てから、転職先への入社を決めて、退職するまでのステップを着実に越えていきましょう。

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