外資系企業とは、外国法人または外国人が一定程度以上の出資をする日本にある企業のことをいいます。
外資系企業の従業員数は、企業規模の把握や同業種同規模の企業などとの比較に役立ちます。
外資系企業のデータ(2019年)から従業員数の上位50社をランキングでご紹介します。
外資系企業の従業員数
外資系企業となるのはおおむね以下の企業です。
- 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している企業
- 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している持株会社が出資する企業であって、外国法人又は外国人の直接出資比率及び間接出資比率の合計が3分の1超となる企業
- 上記1、2いずれの場合も、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業
外資系従業員数上位50社(全業種)
順位 | 社名 | 親企業国籍 | 従業員数(人) |
1 | 日産自動車 | フランス | 22,828 |
2 | アクセンチュア | ・・ | 13,000 |
3 | ジブラルタ生命保険 | アメリカ | 12,731 |
4 | シャープ | 台湾 | 10,961 |
5 | 三菱ふそうトラック・バス | ドイツ | 10,200 |
6 | メットライフ生命保険 | アメリカ | 8,738 |
7 | アマゾンジャパン合同会社 | アメリカ | 7,000 |
8 | プルデンシャル生命保険 | アメリカ | 6,256 |
9 | ジヤトコ | フランス | 5,775 |
10 | ボッシュ | ドイツ | 5,333 |
11 | アフラック生命保険 | アメリカ | 5,113 |
12 | 中外製薬 | スイス | 4,848 |
13 | エームサービス | アメリカ | 4,586 |
14 | ファイザー | アメリカ | 4,513 |
15 | 合同会社西友 | アメリカ | 4,455 |
16 | VSN | スイス | 4,271 |
17 | スターバックスコーヒージャパン | アメリカ | 4,234 |
18 | Apple Japan合同会社 | アメリカ | 4,000 |
19 | IQVIAサービシーズジャパン | アメリカ | 3,878 |
20 | マニュライフ生命保険 | カナダ | 3,763 |
21 | MSD | アメリカ | 3,600 |
22 | イケア・ジャパン | オランダ | 3,200 |
23 | パイオニア | 香港 | 3,176 |
24 | アストラゼネカ | イギリス | 3,000 |
24 | アデコ | スイス | 3,000 |
24 | 日本イーライリリー | アメリカ | 3,000 |
27 | 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ | インド | 2,900 |
28 | ELCジャパン | アメリカ | 2,780 |
29 | 日本ロレアル | フランス | 2,670 |
30 | 日本オラクル | アメリカ | 2,622 |
31 | バイエル薬品 | ドイツ | 2,600 |
32 | ネスレ日本 | スイス | 2,500 |
33 | LINE | 韓国 | 2,457 |
34 | マンパワーグループ | アメリカ | 2,426 |
35 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | アメリカ | 2,345 |
36 | PHC | アメリカ | 2,300 |
36 | フィリップス・ジャパン | オランダ | 2,300 |
38 | 日本マイクロソフト | アメリカ | 2,280 |
39 | トリンプ・インターナショナル・ジャパン | スイス | 2,226 |
40 | アディダスジャパン | ドイツ | 2,224 |
41 | ヴァレオジャパン | フランス | 2,196 |
42 | オートリブ | スウェーデン | 2,157 |
43 | ヤンセンファーマ | アメリカ | 2,088 |
44 | 日本マクドナルド | アメリカ | 2,085 |
45 | タペストリー・ジャパン合同会社 | アメリカ | 2,000 |
46 | フィリップ・モリス・ジャパン合同会社 | アメリカ | 1,950 |
47 | サノフィ | フランス | 1,948 |
48 | ルイ・ヴィトンジャパン | フランス | 1,902 |
49 | 合同会社ユー・エス・ジェイ | アメリカ | 1,875 |
50 | 市光工業 | フランス | 1,853 |
(東洋経済新報社『外資系企業総覧2020』)
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まとめ
外資系企業へ転職するうえで、従業員数は企業のさまざまなデータの「1人あたり」を算出する指標になります。また採用数とのバランスを見るにも有益な情報です。
外資系企業の転職では、英文レジュメの書き方から面接対策まで特有のノウハウが必要になります。転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントに効率よく相談に乗ってもらうことをおすすめします。
外資系企業は情報量が少なく、情報不足になりがちです。転職エージェントを利用すれば、自分だけでは知ることができない詳しい情報を収集することができます。

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