外資系企業の従業員数ランキング


外資系企業とは、外国法人または外国人が一定程度以上の出資をする日本にある企業のことをいいます。

外資系企業の従業員数は、企業規模の把握や同業種同規模の企業などとの比較に役立ちます。

外資系企業のデータ(2021年)から従業員数の上位50社をランキングでご紹介します。

外資系企業の従業員数

外資系企業

外資系企業となるのはおおむね以下の企業です。

  1. 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している企業
  2. 外国法人又は外国人が株式又は持分の3分の1超を所有している持株会社が出資する企業であって、外国法人又は外国人の直接出資比率及び間接出資比率の合計が3分の1超となる企業
  3. 上記1、2いずれの場合も、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業

母国籍別企業数

  1. アメリカ(607社)
  2. 中国(317社)
  3. ドイツ(301社)
  4. 韓国(165社)
  5. フランス(164社)
  6. オランダ(152社)
  7. スイス(149社)
  8. 台湾(144社)
  9. イギリス(143社)
  10. シンガポール(139社)

業種別企業数

  1. 卸売業(1,096社)
  2. サービス業(441社)
  3. 情報通信業(287社)
  4. 小売業(139社)
  5. 金融・保険業(130社)
  6. 運輸業(83社)
  7. 情報通信機械(70社)
  8. 化学(67社)
  9. 輸送機械、生産用機械(49社)
  10. 電気機械(43社)

都道府県別企業数

  1. 東京都(1,829社)
  2. 神奈川県(297社)
  3. 大阪府(143社)
  4. 愛知県(82社)
  5. 兵庫県(80社)
  6. 埼玉県(59社)
  7. 千葉県(51社)
  8. 福岡県(31社)
  9. 静岡県(21社)
  10. 京都府(17社)

(経済産業省「外資系企業動向調査(2020年)」より)

外資系従業員数上位50社(全業種)

順位社名親企業国籍従業員数
(人)
1日産自動車フランス23,548
2アクセンチュア・・18,000
3ジブラルタ生命保険アメリカ12,228
4三菱ふそうトラック・バスドイツ10,058
5メットライフ生命保険アメリカ8,693
6アマゾンジャパン合同会社アメリカ7,000
7プルデンシャル生命保険アメリカ6,780
8AIG損害保険アメリカ6,634
9シャープ台湾5,763
10エームサービスアメリカ5,231
10ボッシュドイツ5,231
12ジヤトコフランス5,227
13アフラック生命保険アメリカ5,149
14ギャップジャパンアメリカ5,100
15スターバックスコーヒージャパンアメリカ4,524
16IQVIAサービシーズジャパンアメリカ4,281
17NOKドイツ4,147
18Apple Japan合同会社アメリカ4,000
19アストラゼネカイギリス3,400
19ノバルティスファーマスイス3,400
21マニュライフ生命保険カナダ3,362
22イケア・ジャパンオランダ3,300
23MSDアメリカ3,200
24マンパワーグループアメリカ3,020
25アデコスイス3,000
25日本タタ・コンサルタンシ―・サービシーズインド3,000
27ジャパンディスプレイケイマン諸島2,917
28日本イーライリリーアメリカ2,900
29LINE韓国2,800
29グラクソ・スミスクラインイギリス2,800
31日本マイクロソフトアメリカ2,752
32ジョンソン・エンド・ジョンソンアメリカ2,655
33シンジーテックドイツ2,610
34ヤンセンファーマアメリカ2,431
35ネスレ日本スイス2,400
36日本オラクルアメリカ2,387
37日本マクドナルドアメリカ2,361
38日本ロレアルフランス2,270
39アディダスジャパンドイツ2,231
40フィリップス・ジャパンオランダ2,205
41PHCアメリカ2,200
42バイエル薬品ドイツ2,176
43トリンプ・インターナショナル・ジャパンスイス2,072
44ルイ・ヴィトンジャパンフランス2,047
45パイオニア香港2,003
46ELCジャパンアメリカ2,000
46ヴェオリア・ジェネッツフランス2,000
48サノフィフランス1,931
49フィリップ・モリス・ジャパン合同会社アメリカ1,907
50ケリングジャパンフランス1,847

(東洋経済新報社『外資系企業総覧2022』より)

ロバート・ウォルターズ

外資系企業への転職活動

外資系企業の求人・採用

外資系企業への転職活動では、日系企業に比べて収集できる情報が少ないといえます。

自分だけで活動するのではなく、外資系企業の転職に実績のある専門性の高い転職エージェントの利用をおすすめします。

外資系企業やグローバル企業に強みのある転職エージェントでは、世界的な企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業まで、幅広い企業の求人を扱っています。

外資系・海外の転職支援

転職エージェントを利用すると、自分だけでは知ることのできない外資系企業の詳しい情報を収集することができます。

転職支援のメリット

外資系企業への転職では、英文レジュメの書き方から面接対策まで特有のノウハウが必要になります。

外資系企業向けの専門サポートを受けられることが大きなメリットです。

  • 外資系企業に強いコンサルティング
  • 英文レジュメのアドバイス
  • 面接対策のサポート
  • 企業との調整・交渉代行 など

まとめ

外資系企業は情報量が少なく、情報不足になりがちです。

外資系企業へ転職するうえで、従業員数は企業のさまざまなデータの「1人あたり」を算出する指標になります。

また採用数とのバランスを見るにも有益な情報といえます。

参考:経済産業省ウェブサイト

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