内定

キーワード解説

内定とは

内定とは、一般的に採用することの確約、通知のことを意味しています。内定は始期付解約権留保付労働契約として扱われ、内定自体が労働契約の成立であるとする見解が、通説・判例となっています。

内定は口頭でも成立しますが、書面で採用内定通知を発行するのが一般的です。採用を通知してから入社するまでの期間を内定期間といいます。

内定者からの内定辞退は、原則として入社日の14日以上前までであれば、自由に行うことができます。

一方、会社が内定を取り消すことは、労働契約の解約となりますので、自由にはできません。会社が内定を取り消すことができるのは、合理的な理由と、社会通念上相当と認められるものに限られます。

中途採用などの内定取り消しの場合、前職の退職手続きを終えた後となることがあり、裁判では会社に対して厳しい判断をしています。

学校や大学を卒業できなかった場合

新卒者が学校を卒業できなかった場合には、会社は内定を取り消すことができます。

入社までに健康を損なった場合

内定時には健康でも、健康診断で異常が発見されたり、病気やけがなどが通常の業務に耐えられない程度に重大な場合には、会社は内定を取り消すことができます。

虚偽の事実が判明した場合

履歴書や採用選考の面接で、虚偽の事実を述べたり、記載した場合、その内容が予定していた業務に支障を及ぼすような重大なものである場合には、会社は内定を取り消すことができます。

内定後に評価が変わった場合

刑事事件に関係するなど、内定後に社員としての適格性を欠き、採用の評価を変えざるを得ない場合には、内定の取り消しが認められます。

会社が経営不振になった場合

会社の経営不振を理由とする内定取り消しは、天災など特別な事情がない限り、客観的に合理的な理由があるとは認められません。

内定が出てから退職するまでのステップ
応募企業から内定が出て、ひと安心。でも転職活動はまだ終わりではありません。内定が出てから、転職先への入社を決めて、退職するまでのステップを着実に越えていきましょう。
転職・就職に役立つ用語集
転職・就職活動ではさまざまな専門用語や人事用語が登場します。20代・第二新卒の転職・就職に役立つ用語を集めて解説しています。必要な情報を転職・就職活動にお役立てください。
タイトルとURLをコピーしました