中途採用では経験を重視する傾向が強いので、一般的な転職エージェントはキャリアアップを目指すサービスが多いといえます。
一方、キャリアチェンジやリベンジ転職の希望も多いのが20代の転職です。
そんな未経験分野へチェレンジする20代が安心して利用できる転職エージェントを厳選してご紹介します。
キャリアチェンジに強い転職エージェント
未経験やキャリアチェンジの転職では、若手のサポートに強みのあるエージェントサービスを上手に活用することをおすすめします。
幅広い業界・職種の未経験者歓迎求人を豊富に取り扱っています。
未経験・キャリアチェンジの転職支援おすすめランキング
利用者の声
20代 女性
「自分の強みや特徴をどのように仕事で活かせるかというところが具体的にイメージができ、とても参考になりました。」
(マイナビジョブ20’s)
26歳 男性
「20代を専門にされているので、バリバリのキャリアがなくても気後れせずに利用できるところがいいですね。」
(20代の転職相談所)
25歳 女性
「カウンセリングで販売時代のエピソードなどから強みを引き出してもらい、当時は想像もつかなかったPRの仕事をしています。」
(ハタラクティブ)
24歳 男性
「未経験者向けのスクールでかなり勉強できました。」
(ワークポート)
引用:各エージェントサイトより
エージェントサービスを利用する流れ(例)
転職エージェントのサービスを利用するには、Webサイトからの登録・申込みが必要になります。
Web登録・申込み
Webサイトのフォームから登録をします。
Web登録すると、各種の転職支援サービスを利用できるようになります。
担当者から連絡
Web登録後にキャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡があります。
面談日程の調整や希望する仕事の条件について相談できます。
面談・カウンセリング
キャリアアドバイザーと面談(カウンセリング)をして、これまでの経験や仕事の希望、条件、疑問点など伝えます。
オンラインや電話での実施が多くなっています。
求人紹介
ヒアリングの内容をもとにして、希望の条件に合った求人や非公開求人を幅広く紹介してもらえます。
応募したい求人にはエージェントから推薦されます。
選考・面接
書類選考を経て、企業との面接に進みます。
面接の日程調整などはエージェントが代行してくれます。
事前に面接対策などのサポートを受けることもできます。
内定・入社フォロー
入社にあたり必要な準備のサポートをしてもらえます。
自分からは聞きづらい給与や待遇の内容、条件はエージェントが代行して交渉してくれます。
転職エージェントを利用するメリット
未経験分野への転職では、未経験者歓迎の求人や未経験者向けのサポート体制が充実しているサービスを上手に活用することが大切です。
エージェントサービスの特長
- 無料で利用できる
- 自分で求人情報の収集・分析をする必要がない
- 希望職種・希望条件など適性や市場価値を診断してくれる
- スキルアップのアドバイスを受けられる
- 応募書類の添削や面接対策、トレーニングが受けられる
- 複数のサービスを利用して、チャンスを広げることができる など
転職エージェントを選ぶポイント
転職エージェントのサービスにはそれぞれに強みとする分野や対象があります。
内容を理解して、自分の方向性と合うサービスを上手に活用することがポイントです。
利用するサービスの確認
- 求人の対象は自分のキャリアと合っていますか?
- 希望する業界や職種の情報に精通していますか?
- 希望する地域の求人を保有していますか?
- 希望するサービスを受けられますか?
- 紹介実績は高いですか?
キャリアチェンジの転職市場
キャリアチェンジの求人・採用
20代の転職市場は活発です。
幅広い業種・職種において、経験を活かしたキャリアアップや年収アップだけでなく、未経験からのチャレンジが可能です。
キャリアチェンジを考えているのであれば、チャンスが豊富な20代のうちに活動をスタートさせることをおすすめします。
20代の給与
区分 | 20~24歳 | 25~29歳 | 43.9歳 (平均) |
所定内労働時間 | 167時間 | 166時間 | 166時間 |
残業 | 12時間 | 14時間 | 12間 |
月収 | 247,700円 | 289,800円 | 346,700円 |
年間賞与等 | 378,900円 | 663,100円 | 909,000円 |
年収 | 3,351,300円 | 4,140,700円 | 5,069,400円 |
(厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」より)
転職後の給与
給与の変化 | 20~24歳 (%) | 25~29歳 (%) |
1割以上の増加 | 43.7 | 31.0 |
1割未満の増加 | 10.3 | 16.8 |
変わらない | 23.6 | 28.6 |
1割未満の減少 | 8.6 | 7.1 |
1割以上の減少 | 10.6 | 15.2 |
(厚生労働省「令和5年上半期雇用動向調査結果」より)
キャリアの振り返り
キャリアチェンジを決めるときには、これまでのキャリアを振り返り、これからの方向性や目標を設定しましょう。
キャリアの棚卸し
自分の強み弱み、大切にしたいこと(価値基準)を明確にして、どんな仕事がしたいのかイメージを具体的にします。
自己理解
キャリア形成に関して、適性や自分自身を客観的に再確認します。
- 自分の強みは?
- これまで身につけてきたことは?
- 仕事をしていくなかで譲れないことは?
- この先、何をしたいか?
- 希望の仕事につくために必要なスキルは?
仕事理解
キャリア分析をして、業種・職種、キャリアパスの種類や内容を理解します。
方向性決定
希望を整理して、方向性や目標を設定します。
条件に合う求人情報やノウハウを収集していきます。
未経験者を歓迎する求人であっても、未経験者を優先しているわけではありません。
キャリアチェンジの転職活動では、未経験からでも貢献できる強みをアピールすることが大切です。
キャリアチェンジの転職ノウハウ
転職の求人では、一般的に経験者や即戦力を求める傾向が強いといえます。
未経験分野への転職を成功させるには、実務経験やスキルを求人企業でも活かして貢献できることを上手にアピールできることが重要です。
キャリアチェンジのアピールポイント(例)
- 未経験から短期間で戦力になれること
- 未経験でも業界や職種について理解していること
- 前職の経験やスキルを活かせること
- 資格取得やスキル習得の自己啓発をしていること
- 求人スペックに達していること
まとめ
無料で利用できるエージェントサービスにはキャリアアップを目指す経験者だけでなく、未経験者にとってもメリットがたくさんあります。
転職エージェントのサービス自体を知らなかったり、未経験からでは利用できない、またはハードルが高いと感じている人もいますので、気になるサービスは詳細を確認してみましょう。
自分だけで活動するよりも自分に合ったサービスを利用することで、希望する転職がスムーズに実現できる可能性が高くなります。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス
・各エージェントサイト