キーワード解説
ホワイト企業
ホワイト企業とは、「ブラック企業」の対義語として、働きやすい企業、働く環境や福利厚生、人材育成などが充実している企業という意味で使われています。
一般的に、離職率が低く、労務管理が優良な企業のことを「ホワイト企業」と呼んでいます。
加えて、若年層の離職理由では、労働条件に次いでキャリアに関する問題が上位となっていることから、ホワイト企業は働きやすいだけでなく、成長できる働きがいのある企業であることが重要になっていると考えられます。
厚生労働省では、「安全衛生優良企業公表制度」や「認定制度」などを開始するなど、客観的に「ホワイト企業」を認定する動きが進んでいます。
経済産業省(日本健康会議)では、健康経営優良法人として、「大規模法人部門(ホワイト500)」、「中小規模法人(ブライト500)」を認定しています。
安全衛生優良企業公表制度
安全衛生優良企業公表制度とは、労働安全衛生に関して積極的な取り組みを行っている企業を認定・公表し、社会的な認知を高め、より多くの企業に安全衛生の積極的な取り組みを推進するための制度です。
従業員の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善している企業を「安全衛生優良企業」として、厚生労働省が認定しています。
この認定を受けるためには、過去3年間労働安全衛生関連の重大な法違反がないなどの基本事項に加え、従業員の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、安全管理など、幅広い分野で積極的な取り組みを行っていることが求められます。
- 優良企業にふさわしいかどうかの確認
・労働安全衛生法等の違反の状況
・労働災害発生等の状況
・その他優良企業としてふさわしくない事項 - 基本的な取り組みができているかどうかの確認
・安全衛生体制の状況
・安全衛生全般の取り組み - 積極的な活動の評価
・安全衛生活動を推進するための取り組み
・健康で働きやすい職場環境の整備(健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、受動喫煙防止対策)
・安全でリスクの少ない職場環境の整備の取り組み
認定制度
認定制度とは、若者雇用促進法に基づく「ユースエール認定制度」や、次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん認定・プラチナくるみん認定制度」、女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定・プラチナえるぼし認定制度」など厚生労働大臣が企業を認定する制度のことです。
- ユースエール認定制度
若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況が優良な企業を「ユースエール認定企業」として認定する制度 - くるみん認定制度
仕事と家庭の両立を支援する行動計画の目標を達成して一定の要件を満たした企業を「子育てサポート企業」として認定する制度 - プラチナくるみん認定制度
くるみん認定を受けた企業のうち、より高い水準の取り組みを行った企業を特定認定する制度 - えるぼし認定制度
女性活躍推進についての取り組み実施状況が優良な企業を認定する制度 - プラチナえるぼし認定制度
えるぼし認定を受けた企業のうち、特に優良である等の一定の要件を満たした企業を認定する制度
健康経営優良法人
健康経営に取り組む優良な法人を見える化するために、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人を日本健康会議が認定しています。
働きやすい企業の代表的な特徴
働きがいのある企業の代表的な特徴
ホワイト企業の求人検索
ハローワークには、若者を対象とした専門の支援窓口「わかものハローワーク」があります。
わかものハローワークでは、正社員として就職を目指すおおむね35歳未満の若者を対象として就職支援を行っています。
わかものハローワークでは、多くの求人情報を自由に閲覧することができ、ユースエール認定制度で認定された企業の「ユースエール求人」のみを検索することもできます。
地元企業はもちろん、全国の求人を探すことができますので、UIJターンのような就職を希望する人も利用できます。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・経済産業省ウェブサイト

