販売のキャリアアップにおすすめの資格


ネットショッピングが盛んになり、買い物の方法は大きく変化しています。実際の店舗販売では、顧客ニーズを的確にとらえ、顧客満足度を高めることが必要とされます。販売職にはこれまで以上に専門性と販売スキルが求められるようになっています。

販売員になるために必要な資格はありませんが、関連する資格を取得することは販売職としてのスキルアップ、キャリアアップにつながります。

販売のキャリアアップとしての資格取得

リテールマーケティング(販売士)検定

販売士は小売業界唯一の公的資格です。顧客のニーズに応える販売のプロとして認定されます。

販売や接客のみならず、マーケティングや経営管理まで専門知識が身につくため幅広い業界で高く評価されています。

各級のレベル

  • 1級:マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す
  • 2級:販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す
  • 3級:接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す

受験資格

制限なし

試験科目

小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理

合格率

  • 1級:20%程度
  • 2級:50%程度
  • 3級:45~65%

問い合わせ

日本商工会議所

リテールマーケティング(販売士)検定の過去問題集

ネットショップ検定

ネットショップ検定は、Eコマースやネットショップ業界で働く人の就職・転職や独立起業支援などを目的とした試験です。

ネットショップ入門セミナーを受講すると、ネットショップ実務士補資格を取得することができ、検定の受検準備になります。

検定のレベル

  • レベル1:基礎知識(検定合格)
  • レベル2:実践知識(検定合格)
  • レベル3:実践経験
  • レベル4:EC企画能力
  • レベル5:EC経営能力

受験資格

制限なし

試験内容

コンピューターでの出題。ネットショップ検定 公式テキストから出題されます。

問い合わせ

一般社団法人 ネットショップ能力認定機構

転職・就職情報

小売業では、ネットショップとリアル店舗の共存が課題となっています。専門知識を身につけることで、客観的な能力や転職・就職の意欲を示すことができます。

ネットショップ・Eコマース業界で有利なおすすめ資格
ネットショップ業界で役立つネットショップ検定の資格(ネットショップ実務士・ネットショップ実務士補)のレベル、試験内容について、ご紹介します。

ファッションビジネス能力検定試験

ファッションビジネス能力検定試験は、ファッションに関わるさまざまな分野で活躍できる能力を証明する民間資格です。

ファッション業界での知名度は高く、生産、販売といったアパレル、百貨店や専門店などの流通で評価されます。

各級のレベル

  • 1級:アパレルの実務経験5~6年のレベル
  • 2級:実務レベル
  • 3級:基礎レベル

受験資格

制限なし

試験科目

  • 1級:マーケティング戦略、マーチャンダイジング戦略、流通戦略、マネジメント知識ファッションビジネス知識
  • 2・3級:ファッションビジネス知識、ファッション造形知識

合格率

  • 1級:10%程度
  • 2級:50%程度
  • 3級:70%程度

問い合わせ

一般財団法人 日本ファッション教育振興協会

ファッションビジネス能力検定試験のテキスト

ファッションビジネス能力検定試験の過去問題集は日本ファッション教育振興協会事務局から購入することができます。

色彩検定

色彩検定は、感性に頼りがちな色に関する知識や技能を系統的に学び、実践的活用能力を身につけることができる公的資格です。

ファッション、美容、インテリア関係ではこの検定を受験する傾向があります。色に関する体系的な知識が活かせる分野で評価されます。

各級のレベル

  • 1級:プロフェッショナル向け
  • 2級:実務に応用したい人向け
  • 3級:初めて色を学ぶ人向け

受験資格

制限なし

試験内容

  • 1級:色彩と色彩調和論、光と色、色の表示、ビジュアル、ファッションなど
  • 2級:生活と色、光と色、色の表示、色彩調和、配色イメージ、ビジュアルなど
  • 3級:色のはたらき、光と色、色の表示、色彩心理、インテリア、色彩調和など

合格率

  • 1級:30%程度
  • 2級:60%程度
  • 3級:70~75%程度

問い合わせ

公益財団法人 色彩検定協会

色彩検定の公式テキスト

カラーコーディネーター検定試験

カラーコーディネーターは、ビジネスシーンで役立つ色に関する実践的な知識や技能が身につく公的検定です。

流通、デザイン、建築関係ではこの検定を受験する傾向があります。

受験資格

制限なし

試験内容

  • 1級:「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」から1つを選択
  • 2級:カラーコーディネーションの意義、色彩の歴史的発展と現状、生活者・生産者の視点からの色彩、カラーコーディネーターの視点
  • 3級:色の性質、色と心理、色を表し伝える方法、配色と色彩調和、光から生まれる色、色が見える仕組み、色の測定、混色と色再現、色と文化

合格率

  • 1級:20%程度
  • 2級:50%程度
  • 3級:60~70%程度

問い合わせ

東京商工会議所 検定センター

カラーコーディネーターの公式テキスト

インテリアコーディネーター

インテリアコーディネーターは、快適に暮らせるインテリア空間をプロデュースするための民間資格です。

内装や家具、照明などインテリアに関わる知識が身につき、インテリアショップだけでなく、雑貨店などでも役立ちます。

受験資格

制限なし

試験科目

  • 一次:インテリア商品と販売、インテリア計画と技術
  • 二次:論文、プレゼンテーション

合格率

20%程度

問い合わせ

社団法人 インテリア産業協会

インテリアコーディネーターの公式テキスト

シューフィッター

シューフィッターは足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家です。

資格取得者が少ないため靴販売店のニーズが高く、評価されます。足の構造や機能、生理、病気など、幅広く実践で活かせる知識が身につきます。

コースの内容

  • プライマリーコース:初級
  • バチェラーコース:上級
  • 幼児子ども専門コース:幼児子どもに特化
  • シニア専門コース:高齢者に対応

プライマリーコース認定基準

  1. 3日間のスクーリング受講修了
  2. 小テストと問題集の解答正解率60%以上
  3. フィッティングトライアルチェックシート(10足分)の提出
  4. 足型計測(50人分)の審査合格
  5. 実務経験3年以上(足と靴の関連業種またはフットケアや、足に関する医療関係業務に限る)

問い合わせ

一般社団法人 足と靴と健康協議会

家電製品アドバイザー

テレビ、ビデオ、デジカメ、パソコン、冷蔵庫、エアコンといった家庭電化製品について、家電製品の選択、使用方法、不具合発生、廃棄などについて、消費者に的確に説明できる知識・技能を認定する民間資格です。

家電量販店の現場でプロフェッショナルを目指すのであれば、ぜひ取得しておきたい資格です。

受験資格

制限なし

試験科目

  • AV情報家電:商品知識・取扱、CS・法規
  • 生活家電:商品知識・取扱、CS・法規

合格率

  • AV情報家電:25%程度
  • 生活家電:25%程度

問い合わせ

一般財団法人 家電製品協会認定センター

家電製品アドバイザーの問題集

まとめ

販売員のキャリアアップには、店長への昇進や販売のスペシャリストを目指す道だけでなく、バイヤーやエリアマネジャー・スーパーバイザーなど販売以外の職種を選択する道もあります。キャリアアップとしての資格取得はどの道に進んでも活かすことができます。

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