介護人材の需要は年々高くなり、慢性的に人手不足です。
未経験から目指す人も多い介護職。
「資格はないけど介護の仕事に就きたい!」
「働きながら介護資格を取得したい!」
「異業種から介護業界に転職したい!」
など、介護職としての就職・転職における希望はさまざまです。
介護の仕事に未経験からチャレンジするのであれば、資格取得などサポート体制の充実した介護求人サイトの就職支援サービスを積極的に活用することをおすすめします。
資格なしからの介護求人サイト
未経験・資格なしからでも安心して利用できる介護求人サイトをランキングでご紹介します。
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利用者の声

キャリアアップ応援制度を利用し、介護職員初任者研修をスタート。自分がひとつずつ階段をのぼっている実感が、今ではやりがいとなっています。
(かいご畑)

研修のある大手に決まり、資格保有者ということで給与を高くしてもらえました!自分ひとりでは決断できなかったこともキャリアアドバイザーさんからのアドバイスで安心して働けるよい環境に転職することができたと感じています。
(きらケア介護求人)

無資格未経験、日勤だけ希望という難しい条件ですが、私の希望をちゃんと聞きながら諦めずに探してくれました。友達から「パソナライフケアならきっとなんとかしてくれるよ」と聞いてて、本当にその通りでした。次は実務者研修にチャレンジ予定です。
(パソナライフケア)

LINEでのでやり取りがとても楽でいいと思いました。返信もはやくて安心してやり取りができました。
(ジョブメドレー)
就職支援サービスを利用する流れ(例)
介護求人サイトの就職支援サービスを利用するには、Webからの登録が必要になります。
①Web登録
Webサイトのフォームから登録をします。
Web登録すると、無料で就職支援サービスを利用できるようになります。
②担当者から連絡
エージェント型のサービスを利用する場合には、Web登録後にキャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡があります。
面談日程の調整や希望する仕事の条件について相談できます。
③面談・ヒアリング
キャリアアドバイザーと面談をして、これまでの経験や仕事の希望、条件、疑問点などを伝えます。
電話やメールでも対応してくれます。
④求人紹介
ヒアリングの内容をもとにして、希望の条件に合った求人や非公開求人を幅広く紹介してくれます。
応募したい求人には推薦してもらえます。
⑤就業先の見学
実際の職場を見学することもできます。
見学の際には職場・施設の雰囲気やスタッフ、利用者の様子をよく確認しておきましょう。
⑥選考・面接
書類選考を経て、面接に進みます。
面接の日程などを代行して調整くれます。
事前に面接練習や面接対策などのサポートもあります。
⑦内定・入社フォロー
入社にあたり必要な準備をサポートしてもらえます。
自分からは聞きづらい給与や待遇などの内容、条件は人材紹介会社が代行して交渉してくれます。
介護職の求人・採用市場
介護職員のキャリアパス
介護職員のキャリアパスは明確になっています。
介護業界でステップアップを目指すのであれば、資格取得は必須といえるでしょう。
介護職員(資格取得見込)
介護職員には基礎的な身体介護の技術、命と健康を守るための知識などが必要になります。
資格なしで介護業界に入ったとしても、実務経験を積みながら資格を取得すること望ましいといえます。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護職の入門資格です。
介護を行う上で、基本的な知識・技術・考え方を身につけて、介護をより高い質で行えるようになるための研修です。
これから介護業界を目指す人のための資格といえます。

実務者研修
実務者研修は国家資格である介護福祉士になるための基礎的な知識や技術を学ぶ研修です。
受講資格に制限がないため、異業種からのキャリアチェンジにもおすすめです。

介護福祉士
介護福祉士は介護のプロとして認められる国家資格です。
介護業界での求人は豊富で、資格を採用条件とする求人は増えていくことが予想されます。
ケアマネジャーを目指す人も多くいます。

ケアマネジャー
ケアマネジャーの受験資格は、医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士等の資格保有者か、一定の期間以上介護などの実務経験を積んだ人に限られています。
介護業界でステップアップを目指す人の資格といえます。

介護業界の求人
介護業界にはさまざまなサービスや施設があり、幅広い職種の求人があります。
介護と医療の連携が進み、他の職種の業務や役割を理解しておくことも大切です。
訪問介護員(ホームヘルパー)
訪問介護員(ホームヘルパー)は、介護サービス利用者の自宅へ直接訪問し、食事・排泄・入浴などの生活動作の介助を行いながら、日常生活を支えるサービスを提供することが主な仕事です。
多くの訪問介護員は、社会福祉法人、医療法人、NPO、民間企業などが運営する事業所に所属して働いています。
介護職員・介護福祉士
病院や介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイケアセンター、障害福祉サービス事業所等の社会福祉施設が活動場所です。
介護職員の仕事は大きく「身体介護」「精神的なケア」「生活の向上サポート」に分けることができます。
介護支援専門員(ケアマネジャー)
要支援・要介護認定者、その家族からの相談を受け、介護サービスの給付計画(ケアプラン)を作成し、自治体や他の介護サービス事業者との連絡、調整などを行います。
介護保険法に基づく名称は介護支援専門員です。
看護師
介護と医療、福祉の連携が進み、介護業界で働く看護師が増えています。
介護老人保健施設や看護・介護の訪問サービスなど病院以外での看護師のニーズは高まっています。
訪問看護ステーションでは看護師が出向いて療養上の世話や医療的なケアを行います。
理学療法士・作業療法士
理学療法士・作業療法士は医療職ですが、高齢化に伴い、リハビリの専門家として介護業界でのニーズが急速に高まっています。
介護老人保健施設や通所リハビリテーション、介護老人福祉施設、通所介護、訪問看護ステーションなどに活躍の場が広がっています。

介護職員の給与
区分 | 20~24歳 | 25~29歳 | 43.8歳 (平均) |
所定内労働時間 | 164時間 | 164時間 | 163時間 |
残業 | 4時間 | 5時間 | 4時間 |
月収 | 220,900円 | 240,400円 | 250,600円 |
年間賞与等 | 369,900円 | 487,600円 | 520,800円 |
年収 | 3,020,700円 | 3,372,400円 | 3,528,000円 |
(厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」より)
介護職の就職スキルアップ
採用選考の内容は他の職種と同じであっても、介護職には介護職として求められる基準があります。
介護職の募集では、職種として求められていることを理解して、貢献できる強みをアピールすることが大切です。
介護職の就職ノウハウ
まとめ
介護業界は若手人材を必要としています。
介護職にとって、専門性はもちろん大切ですが、サービス利用者や利用者家族との信頼関係を構築できるかどうかが大きなポイントになります。
介護と医療の連携が進み、働き方は多様化しています。
介護職の事情に精通した就職支援サービスを利用することで、自分だけでは難しい就職・転職をバックアップしてもらえますので、希望のキャリアを実現できる可能性が広がります。
参考:厚生労働省ウェブサイト



