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求人サイトと転職エージェントの違い【サービス・使い方】

20代の転職活動では、ほとんどの人が求人サイトや転職エージェントなどの転職サービスを利用しています。

はじめての転職では、

「どのように転職活動をスタートすればよいかわからない…」
「転職サイトがたくさんあって迷う…」
「どんな転職サービスが自分に合うのかわからない…」

などの悩みが多いかもしれません。

転職活動では、自分から幅広く情報収集をする必要があります。

転職活動の基本となる求人サイトと転職エージェントの違いと上手な使い方をご紹介します。

求人サイトと転職エージェント

求人サイト

求人サイトとは、Web上に求人情報を掲載しているWeb媒体の求人広告サイトのことです。

自分で求人を検索して、直接、応募するシステムです。

会員登録しておくことで、スカウトメールが届くサービスもあります。

求人サイトには、さまざまな求人を幅広く扱う総合型だけでなく、専門職や地域などを限定した特化型のサイトもあります。

新卒向けや既卒・第二新卒向け、中途採用向け、派遣社員向け、フリーター向けなど、特定層を対象としているものもあります。

求人サイトの使い方

求人サイトにアクセスして、公開されている求人から自分の希望条件で絞り込みをして検索を行います。

転職エージェントとは違い、自分で求人を探し、応募まで自分で行うのが特徴です。

転職準備中からいろいろな仕事を知って視野を広げたり、転職市場の情報収集に活用できます。

求人サイトを利用する流れ(例)

  1. 求人サイトにアクセスする
  2. 掲載されている求人情報を検索する
  3. 登録する
  4. 求人に応募ができる
  5. 求人サイトの転職サービスが利用できる

求人サイトのメリット・デメリット

  • 公開されている求人情報が豊富
  • 検索機能が充実している
  • 検索も応募も自由
  • スカウト機能で現在の市場価値がわかる
  • 事実上の一次選考となりWebエントリーでNGになることも多い
  • 人気企業へ応募が殺到する
  • 掲載期間が決まっている

転職エージェント

転職エージェントとは民間の人材紹介会社のことです。

転職エージェントのウェブサイトなどから申込み・登録をした利用者に対して、コンサルタントやアドバイザーなどの担当者が転職をサポートします。

求人情報の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、研修・セミナーなど転職活動を支えるサービスを提供しています。

さまざまな転職サービスを無料で利用できますので、忙しい人でも転職活動を効率的に進めるために有効です。

転職エージェントには総合型の大手から特定の職種や業界に強みを持つ特化型も多くあります。

一般的には登録者から候補者をピックアップする登録型ですが、ヘッドハンティングなどのサーチ型もあります。

求人紹介は求人数以上にマッチングが重要になりますので、希望するサービスを受けられるエージェントを見つけることが大切です。

転職エージェントの使い方

転職エージェントに申込み・登録をして、コンサルタントやアドバイザーなどとの面談やヒアリングを受けます。

ヒアリングの内容をもとにして、条件に合った求人の紹介を受けられます。

求人サイトと併用してより具体的な情報を収集することをおすすめします。

転職エージェントのコンサルタント

転職エージェントのコンサルタントやアドバイザーとの相性は重要です。

大手では転職希望者の担当とクライアントの担当が分かれていますが、両方を一貫して担当して対応する場合もあります。

複数登録して、コンサルタントとの相性や力量を見極めることが必要になるでしょう。

転職エージェントを利用する流れ(例)

  1. 転職エージェントに登録する
  2. 面談・ヒアリングを受ける
  3. 求人紹介を受ける
  4. 応募したい企業へ推薦される
  5. 選考・面接を受ける
  6. 内定・入社に必要なサポートが受けられる

転職エージェントのメリット・デメリット

  • 非公開の求人が豊富にある
  • サポート体制が充実している
  • 応募企業の詳細情報が事前にわかりやすい
  • 書類選考の通過率が高い
  • すぐに紹介案件があるとは限らない
  • 自分のペースで活動できるとは限らない
  • 自分に合ったサービスがあるとは限らない
  • 直接応募できない

人材派遣との違い

人材サービスのなかには、労働者派遣を行う人材派遣会社があります。

紹介予定派遣事業など、人材紹介会社と似たサービスも提供しています。

人材派遣は派遣会社に雇用されている社員やスタッフを依頼のあったクライアントに派遣します。

派遣社員は働いている派遣先の企業で雇用されるのではなく、派遣元の派遣会社に雇用され、給与も派遣会社から支給されます。

派遣期間には上限がありますので、派遣契約が満了してから、次の仕事が見つかるまでに間が空く可能性があります。

人材派遣と人材紹介

人材派遣会社が行う通常の派遣事業では、派遣会社と雇用関係にある派遣スタッフを派遣先企業に派遣して、派遣スタッフは派遣先企業の指揮命令を受けて働きます。

紹介予定派遣は、派遣先企業に直接雇用されることを前提とした労働者派遣です。

一定期間、派遣先企業で派遣社員として働き、派遣期間が終了するときに、双方の合意があれば、直接雇用になります。

直接雇用されるのは、正社員だけでなく、契約社員など他の雇用形態も含まれます。

紹介予定派遣は人材派遣と人材紹介が合わさったようなサービスといえます。

20代・第二新卒の採用市場

20代の転職活動

20代の転職市場は活発です。

転職市場には「第二新卒」という新卒で入社してから3年程度までの転職希望者の市場もあります。

新卒だけでなく、既卒や第二新卒のポテンシャル採用にも積極的な企業が増え、求人数も豊富になりました。

多くの求人情報のなかから、自分の状況や目的に合った方法で情報収集することが転職活動の満足度をアップさせるうえで大切になっています。

20代の転職サービス

20代の転職では、活動のステージに合わせて、求人サイトと転職エージェント、総合型と特化型などの転職サービスを上手に使い分けていきましょう。

特に未経験からのチャレンジでは、30代や経験者と競争になりにくいサービスの利用をおすすめします。

まとめ

代表的な転職サービスである求人サイトと転職エージェント。

それぞれのサービスには特徴があります。

その特徴を理解して、転職準備と実際の転職活動とで、上手に使い分けることが大切です。

求人サイトから得られるのは、求人情報だけではありません。

採用意欲が高い業界や職種、企業から自分の強みや人材市場価値、興味のある企業の内情まで知ることができます。

転職エージェントでは転職のプロであるアドバイザーから的確なアドバイスをもらえます。

また一般には公開されていない非公開の求人情報も多数保有しています。

転職準備の期間からサービスを積極的に活用して、自分のタイミングで納得のいく転職活動につなげることをおすすめします。

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【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス
・一般社団法人人材サービス産業協議会

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