キーワード解説
求人広告
求人広告とは、募集・採用活動を行う企業や団体などが掲載する求人情報のことです。
求人広告は、特定の個人ではなく、採用の対象となる層に呼びかけて、より多くの人の関心を集め、応募してもらうことを目的としています。
求人広告は、かつての新聞や求人誌などの紙媒体からインターネット上に掲載されるWeb媒体が急増しています。
紙媒体とWeb媒体には、それぞれに特徴があり、採用ターゲットも異なります。
現在の求人広告の中心は、Web媒体である求人・転職サイトにシフトしています。
転職活動において、求人情報を効率よく収集するためには、求人広告の特徴を理解して、自分に合ったルートで情報収集することが大切になります。
紙媒体の求人広告
紙媒体の求人広告として、以前は有料の求人情報誌が多数ありましたが、現在はフリーペーパーが中心となっています。
フリーペーパーは、エリア限定・地域密着型なので、特定のエリアの求人を探したい求職者に有効です。
フリーペーパー以外の紙媒体の求人広告としては、新聞・折込、専門雑誌、張り紙などがあります。
求職者以外の不特定多数の人に見てもらうことができます。
Web媒体の求人広告
求人情報をWeb上に掲載している求人・転職サイトにはさまざまなものがあります。
- 企業が直接求人情報を掲載しているウェブサイト
- 転職エージェント(人材紹介会社)が求人情報を掲載しているウェブサイト
- 求人企業と転職エージェント(人材紹介会社)の両方が掲載しているウェブサイト
- 複数の求人・転職サイトの求人情報をまとめて掲載しているウェブサイト など
求人情報を掲載するだけでなく、スカウトサービス機能を持つ求人・転職サイトもあります。
スカウトサービスとは、登録者の職務経歴などを見て、企業側から直接登録者にメールを送信するなどして応募を促す仕組みのことです。
求人広告の表記
求人広告の表記については、法律上の規制があります。
記載する労働条件については、わかりやすく表現するとともに、誤解を生じさせることのないように努めなければなりません。
- 年齢制限にあたる表現の禁止
- 国籍制限にあたる表現の禁止
- 性別制限にあたる表現の禁止
- 障がい者雇用促進等に関する法律による規制
- 差別的表現の禁止
- 職業安定法による規制
求人情報
求人広告は企業が採用したい求職者を誘引することが目的です。
そのために求人情報は労働条件だけでなく、その企業に応募したいと思うような内容が工夫されています。
例えば、企業の経営理念や歴史、取り扱っている商品・サービス、社員のインタビューなどを掲載して、働くイメージが伝わるような求人情報を提供しています。
求人情報に記載される労働条件は、そのまま雇用契約の内容となるわけではありませんが、求職者は求人情報の記載内容を期待して申し込みを行いますので、契約を締結するまでに正しい労働条件を明示することが義務づけられています。
求人情報には以下のような労働条件が記載されます。
- 受付年月日・紹介期限日
求人が受け付けられた日(紹介期限にかかわらず求人が充足すれば締め切り) - 就業場所
実際に就業する場所 - 職種
求人募集する職種 - 仕事の内容
求人の具体的な仕事内容 - 雇用形態
・正社員
・正社員以外(契約社員、嘱託社員等)
・常用型派遣労働者
・登録型派遣労働者 - 雇用期間
雇用期間が定められている求人には記載 - 必要な経験・免許資格等
- 賃金
・基本給
・必ず支払われる手当
・個人の条件により支払われる手当等 - 賃金形態
・月給制
・日給月給制
・日給制
・時間給制 - 昇給・賞与
会社・個人の業績により変動 - 就業時間
- 休日等
- 選考等
採用人数や選考方法など - 試用期間
・試用期間の有無
・試用期間の労働条件
求人広告と人材紹介
採用人数が少なかったり、採用要件が明確な求人など、対象となる求職者が限定されている場合には、求人広告ではなく、転職エージェント(人材紹介会社)だけが利用されることもあります。
転職エージェント(人材紹介会社)は、求職者がエージェントに登録して、求人紹介を受けるサービスです。
求人広告には直接応募できますが、転職エージェント(人材紹介会社)を利用する場合には、エージェント経由で企業へ紹介されます。
【参考】
・厚生労働省ウェブサイト
・ハローワークインターネットサービス






- 求人広告は基本的な人材募集ツール
- 求人広告と人材紹介を転職ステージで使い分ける