非正規雇用

キーワード解説

非正規雇用とは

非正規雇用とは、有期労働契約やパートタイム労働者、労働者派遣など、正規雇用(いわゆる正社員)以外の働き方のことを指しています。

契約社員」、「パートタイマー」、「アルバイト」、「派遣社員」、「嘱託社員」など勤務先や雇用形態により呼び方はさまざまです。

非正規雇用者数は緩やかに増加し、雇用者全体の37.3%(2017年平均)を占めています。バブルの崩壊やリーマンショックなどを経験し、景気の先行きについて警戒心を強めた日本企業では、解雇が難しい正社員から非正規雇用へのシフトが進みました。

非正規雇用の増加は社会問題となり、正社員との労働条件の格差が問題視されるようになりました。正規・非正規雇用者間の労働条件の格差を是正して、同一労働同一賃金など、バランスのとれた処遇を実現するよう求められるようになっています。

また正社員への転換を推進するための措置として、無期転換ルールが使用者に義務づけられるようになりました。職務や労働時間、勤務地が限定された「限定正社員」は、その受け皿となる雇用形態として注目されています。

代表的な非正規雇用

  • パートタイマー:正社員に対して1週間の所定労働時間が短い労働者
  • 契約社員:契約期間に定めのある労働者
  • 派遣社員:労働者派遣事業所の派遣労働者
  • 嘱託社員:定年後の再雇用などによる有期雇用の労働者
  • アルバイト:臨時に雇用される労働者など

労働条件の違い

正規社員(いわゆる正社員)は「直接雇用」「無期雇用」「フルタイム」の労働条件となっています。

雇用期間労働時間雇用形態
無期フルタイム正社員、限定正社員
有期フルタイム契約社員など
無期短時間無期雇用のパートタイマー
有期短時間パートタイマー、アルバイトなど

非正規雇用の若年層

非正規雇用者は、全体に占める65歳以上の割合が高まり、若年層が占める割合は横ばいです。

正社員として働く機会がないため、非正規雇用で働いている不本意非正規雇用の割合は、非正規雇用者全体の14.3%(2017年平均)ですが、25~34歳の若年層に関しては22.4%と他の年齢層に比べて高い割合となっています。

不本意非正規の状況

年齢層人数(万人)割合(%)
15~24歳219.3
25~34歳5722.4
35~44歳5114.5
45~54歳6015.4
55~64歳5814.8
65歳以上279.2
全体27314.3

(厚生労働省「非正規雇用の現状と課題」より)

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